クリスタルの断章
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時代劇のベストを組むと、上位に挙げるマニアが必ず何人かいるので、昔から見たかったんですよ。しかしすごい映画でしたな(^^) BS3は、たぶんNHKの技術が高度過ぎたんでしょうね。撮影現場でマイクが拾った音をすべて再現しようとして、聞き取りにくくなっちゃったんじゃないかな、と思います。時代劇専門チャンネルは、感度が悪い録音を使ったので、かえってセリフが聞き取りやすかったんじゃないかな。と推理してます。 >今年の邦画一位 まだ四月だじぇ☆(^^;) 気持ちはわかるけど(^^) 子役の使われ方ですが、たぶん川を泳がされたことと木から落とされたところだと推察しますが、戦後まもなくということと、内田吐夢監督の職人根性と、それから、あの男の子、片岡千恵蔵の実子なんですよ。もし内田吐夢監督が「撮影に明らかに手心を加えていた」なら、現場の空気はだらけたものになり、あの映像は撮れなかったことだろうと思います。たぶんそれも内田監督の計略のうちでしょうねえ。なにしろ「飢餓海峡」で、人気絶頂のコメディアンだった伴淳三郎を執拗なまでにいじめて「打ちひしがれた感じ」を出す作戦を成功させた映画の鬼ですから。それでもカット割れよ、とか思ったけど(^^;) 小津安二郎の参加にはびっくりしました。やっぱり戦争を生きのびた同志的感情があったのかな。 もし、今年見たある時代劇が「この首百万石」のことだったら、監督の伊藤大輔も、この映画のクレジットに、小津監督と並んで出てきてますよ。 伊藤大輔監督のサイレント時代の出世作に「下郎」という、封建制度の矛盾を鋭く突いた時代劇がありまして(当時の社会を批判した「傾向映画」というやつのひとつです)、それ以来、伊藤監督は封建制度の矛盾を「下郎と主人」の関係で描くことに異様なほどの執念なりこだわりなりを見せるようになるのです。多くの時代劇が、伊藤監督の諸作を元ネタにしています。 この「下郎」という映画が、当時のキネ旬でもベストに入るほどのすごい傑作で人気作だった、と、見た人は口をそろえて言うのですが、悔しいことにすでにフィルムが残っていません。伊藤大輔という人は、モノクロサイレントの映画を撮らせると神がかり的な傑作を撮るのですが、トーキーになると力量が半減し、カラーになるとさらに力量が半減する、という、アメリカのグリフィス監督みたいな人だったのです。力量が四分の一くらいでもああいう見ごたえある映画を撮ることができたということから、全盛期のモノクロサイレントの出来栄えを想像してください。いやほんと。山中貞夫の「百万両の壺」も、伊藤監督が大河内伝次郎をキャスティングして「新版大岡政談」という映画を撮っていなかったら作られることはなかっただろう作品ですので。(お菓子のおまけと思われる断片フィルムしか残っていないけれども、それでもすごいということがわかってしまう映画なのです) あと、正確に何としゃべっているか知りたいけれど聞き取りにくかったら、「時代劇専門チャンネル」が入るのだったら、リモコンの字幕ボタンを押せば字幕が出てきますよ。「日本映画専門チャンネル」も同様です。BS3の音声が悪いと聞いたとき、「字幕を……」といおうとして調べたところ、NHKは邦画に字幕は基本的につけないんですな。受信料取って翌年に予算を持ち越してるのにケチですなNHK(´・ω・`)
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