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    クリスタルの断章

    そのクリスタルは、無限とも思える情報を記録できる情報媒体だった。現代にこぼれ落ちた微細なかけらには、小説のようなものが記録されていた……。オリジナル小説ブログです。

    海外ミステリ114位 約束の地 ロバート・B・パーカー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     この企画の海外28位で再読した「初秋」があまりにもクソ作品だったのであきらめて読んだ。いちおう、大学のころに読んだので、再読、である。

     感想だが、この作家のスペンサー・シリーズはあきらめていたが、読んでみると意外と面白いハードボイルド小説であった。1976年度MWA受賞作というのもうなずける。家出した妻を探せ、という導入部から、依頼を完璧にこなしたうえでそれ以上のことまでやってしまう私立探偵スペンサーの活躍ぶりをにやにやしながら眺めるのには一種独特の味わいがある。ハードボイルドというよりも、一種の「仕事人」小説だな。

     それはそれでいいのだが、「初秋」で嫌になるほど見せつけられたあの悪癖も、本書ですでに嫌になるほど出てきている。要するに、スペンサーも、彼のステディであるスーザンも、話の鍵である、家出した主婦のパム・シェパードも、「しゃべりすぎ」なのだ。彼らはしゃべる。事件が動いていない合間なんか、もう、しゃべりっぱなしだ。その内容が内容で、作者のパーカーとしては、ハイソで高踏的な議論をしているつもりなのだろうが、ハイデガーのいい方を借りれば、見事なまでの「空談」で、中身が完全に空っぽなのだ。それに登場人物はまるで気づいておらず、人生の真実に迫る重大なことのように、かつ、自分の現実の生活とは結びつかないどうでもいいことのように、しゃべる。その姿は、あたかもツイッターで議論をする「イキリオタク」のそれだ。

     イキリオタクの議論が悪いことではないのは事実であるが、文弱の徒であることでは引けをとらないわたしの神経を逆撫でするようなマッチョ礼賛のスペンサーの発言を聞いていると、「違うだろ!」といいたくなってくる。ツッコミを入れたら負け、なんだろうと思うが、それにしてもねえ。

     また、スペンサー・シリーズの名脇役である黒人、フリーランサーでやっている裏社会の人間、ホークも登場するが、やっぱりかっこいいね、ホーク。その理由は、たぶん、スペンサーやスーザンたちの議論に「深入りしないから」だろう。かわりに、ホークは行動のひとつひとつがかっこいい。結末での、ホークのスペンサーに対する「借りの返しかた」なんて最高である。まったく、なにをやっても「爽快」感を与える男である。だが、スペンサーと比べて図々しさが足りないので、「主人公」にはなれないタイプの男ではあるな。

     このスペンサー・シリーズは、人気があったがゆえの悲惨な運命をたどることになった。日本での評価は「初秋」でピークを迎え、その後ひたすらな「下り坂」をたどることになるのである。スペンサー・シリーズを推していた最右翼が「読まずに死ねるか!」の内藤陳であったが、彼がその自分の連載コラムでロバート・B・パーカーの小説を、「落ち目」になってもひたすらに擁護し続けたのは、やっぱり日本のファンとして「感ずるところ」があったのだろう。なんだかんだいって、スペンサー・シリーズは作者の死後出版された「春嵐」まで、番外編的な一作を除きすべて邦訳されているのだ。あれだけミステリマニアから、「パワーが落ちた」だの「駄作」だの「才能の残りカス的作品」だのいわれ続けながら。早川書房もよくもまあつきあったものである。このことについての教訓は、やっぱり「安易に版権の契約を結んじゃダメ」ということかなあ、といったら、スペンサーファンに殴られるだろうか……。
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    仕事は済んで日が暮れてなべて世は事もなし

    ささげもの

     船のバー。

     紅恵美は、今は、その名の通り緋色のイブニングドレスを着て、フローズン・ダイキリを楽しんでいた。12月だというのに、この娘は。わたしは、なんとなく、シーバス・リーガルな気分だったので、バーテンダーに頼んでストレートのまま適当にグラスに入れてもらい、肩ひじ張らずに好きに楽しむことにした。

    「所長」

    「なあに?」

    「いい加減、この状況をもたらしたトリックを、もうちょっとわかりやすく教えてくださいよ。キレそうになっている依頼人の頭越しに、誰かと相談していたみたいですが、そこも詳しく」

     紅恵美は機嫌がよかったらしい。添えてあったパイナップルをひとかじりすると、答えてくれた。

    「エヴェレットの多世界解釈は知ってるわよね」

    「え……量子力学の、パラドックスを避けるための解釈の一つだと聞いてますが」

    「そう。シュレーディンガーの猫、というパラドックスを避けるために、パラレル・ワールドを持ち出した考え方よ」

    「でも、どうしてパラレル・ワールドなんてのが」

     紅恵美は眉をひそめた。

    「竜崎、あれだけ船底を歩き回って、現実世界にいるはずのないものをあれだけ目にしたのに、どこからそいつらが来たのか、考えなかったの?」

     わたしはかぶりを振った。

    「世界は広い、というのが、内調時代に室長から教わった金言でして」

    「まあいいわ。いるはずのない存在がいるってことは、それは『外部』から持ち込まれたのよ。そして、持ち込んだ存在は、そうした『外部』との連絡通路を開ける方法を持っていた、とあたしは考えた。あたしと竜崎、あなたが船底から脱出してきた時、依頼人は激怒していたけど、不思議がってはいなかった。それにはそれだけの理由があったと考えるほうが、理にかなってるわね。あたしは依頼人を脅迫して……」

     わたしは紅恵美を睨み据えた。

    「何を使って脅迫したんですか?」

     紅恵美は、チェリーを口に放り込むと、もぐもぐとやってから、種を手に吐いて灰皿に入れた。

    「それは、あたしとクライアントの間だけの秘密よ。絶望的な顔をしてたから、また次の機会にも使えるかもね。とにかく、融通をきかせてもらったあたしは、『外部』との連絡を開ける存在と、コンタクトをとった」

    「『外部』ってのが、その、パラレル・ワールドっていうやつですか」

    「あたしとしちゃ、自分の世界だけを守れればそれでいいんだけど、そういうのもなんでしょ? だから、あたしは、『あたしたちのような状態にこの船が陥っているすべての世界』である『世界A』と、それに対応するだけの、『無傷で、あたしたちの世界にはいるはずのないような船倉の積み荷を積んでいない、乗客と乗組員の乗っていない、いつでも動かせるこの船があり、しかも、その世界ではこの船にいるクリーチャーが全部存在する世界』である『世界B』の境界を開いてもらったの。後は、竜崎、あたしたちとクルーが先導したように、この船に乗っていた船客を、この船から『世界B』の船に移し替えて、あの魑魅魍魎だらけの船を『世界B』に移して、あたしたちの世界である『世界A』には、この『世界B』の船が残るようにしてから、また元の通りにつながりを閉じてもらったわけ。あたしは、細部まできちんとしてないと、ちょっといらつくのよね」

     わたしはテーブルの上で二つのマッチブックを往復させて、納得しようと努力してから、あきらめた。

    「わかりました。そういうことにしておきましょう。でも、そうだとすると、『世界B』に元から住んでいた人は、どうなりますか。突如、わけのわからないクリーチャーを山ほど乗せた船が世界に入ってくるんですよ。しかも、『世界A』は、所長のお話だと、その数は無限大じゃないですか」

     紅恵美は、ダイキリを口に含んで、舌を湿してからいった。

    「それについては心配ないわよ。世界のつながりを開く前に、すべての『世界B』に属する世界に番号を打ち、奇数番を『世界B』に、偶数番を『世界B´』に分けてもらったから。あたしたちが船を交換したのは、『世界B』のほう。『世界B´』はそのままの『世界B』性を保ったまま、普通に『世界B´』としての生活を保っていくわね」

     のほほんとした顔で、紅恵美はいった。

    「『∞ー∞=∞』よ。いわゆる、『無限ホテル』ってやつね。これで世界は調和が取れ、すべてめでたしめでたし。もう、ここまでうまく運ぶと、もう、何か忘れものでもしてないと、忘れ物……」

     紅恵美は飛び上がった。

    「たいへん!」

    「どうしたんですか」

    「船室に閉じ込めておいたあの三人、忘れて来ちゃった!」

     汚職が疑われていたアメリカの政治家と、不品行が糾弾されていたサウジアラビアの王子、両者の仲を取り持っていたと噂されていた弁護士の三人については、インターポールと現地の海上警察が徹底した調査を行った結果、ギャンブルにより多額の負債をおったため、そのまま逃亡したものと結論づけられた。

     三十億ドルの価値のある油田は、無事、紅グループの手に落ちたそうである。

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    海外ミステリ114位 特別料理 スタンリイ・エリン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     最初にこの作家とこの短編集を知ったのは、小学生のころであった。あの悪名高い藤原宰太郎の推理クイズ本である。たしかワニ文庫という、一回り小さいサイズの文庫本だったな。安くて内容が充実していて面白く、わたしは毎日のように読んだものだ。内容が充実していて面白かったのも当然で、この著者の推理クイズ本は、古今東西のミステリの名作のトリックを、片っ端からネタバレしていくことで成り立っていたのである。おかげで、黒輪土風なんていう、戦前を代表するミステリ雑誌「新青年」が休刊する直前に一瞬だけ登場した、正体はおろかペンネームの読み方すらよくわかっていない作家による手品のような巧妙極まる毒殺トリックまで覚えてしまった。同じ瓶から順番に複数のグラスに注ぎ分け、狙った相手だけを毒殺するというトリック。むろんグラスはあらかじめ誰が使うか決まっているわけではないし、解毒剤なども使っていない。どうです、すごいでしょ? わたしもアマチュアながらミステリを書いている以上、死んでも口は割らないつもりなので、興味がある方は本屋でアンソロジーを渉猟していただくか(恐ろしいことに歴史に埋もれ去ったはずのあの幻の作品が、今では普通に読めるのである)、寝床で悩みながら夜通し輾転反側していただくことにしよう。

     話を戻すと、このエリンの「特別料理」も、そのクイズ本の中で当然のようにネタバレされてしまっていた。だが、読者にも作者にも幸運なことに、この「特別料理」という短編は、ネタバレしたくらいでは、その面白さがまったく減じられることのない作品だったのである。頭から三分の一も読めば、だいたいのストーリーとオチの見当はつく代物なのだ。それでいながらこの作品が「不朽の名作」であることに変わりはないのは、読んだ人間なら誰もが首肯することだろう。グルメミステリーということでは、ロアルド・ダールの「味」なんかよりもよっぽど上等だろうと思う。しかし、表題作以外の収録短編については、あまり記憶になかったのも事実。図書館の蔵書にもあったことだし、この企画にもかこつけ、いい機会だから読んでしまうことにした。さて、再読の結果はいかに。

     で、感想だが、いずれの作品も、完全にインパクトの点で「特別料理」に負けている、といわざるを得ない。作者のスタンリイ・エリンは決して凡手ではないし、何気ない言葉のひとつひとつにも細心の注意を払うタイプの作家だ。それがかえって災いしてか、短編ひとつひとつが「いぶし銀の典型的中距離ヒッター」に見えてしまうのである。

     また、読後感の良さを売りにしている作家ではない、というのも大きいかもしれない。寝転んで読んでいると、しだいに読者がずるずるととんでもないところに引きずり込まれ、とんでもない決断を迫られる、という悪夢めいた魅力がエリンにはある。本短編集の掉尾を飾る「決断の時」なんて、もうどこにも逃げ場がないまま時計の針がチクタク進んでいくのを見守っているしかない恐怖のリドル・ストーリーだ。

     この読後感、どこかで読んだな、と思ったら、近いところにいた。松本清張である。あの恐怖の短編ミステリ「鬼畜」、その後味の悪さこそがエリンの世界のそれと地続きなのではないだろうか。結末に至って、すべては落ち着くところに落ち着くが、人間はそれでは落ち着かないのだ。ページを閉じてもドラマは続くのである。ロアルド・ダールの諸作や藤子A先生の「笑ウせえるすまん」のように、残酷なオチをにやりと笑って読み終えられるような話ではないところに、エリンの本領とすごみがあるように思えてならない。

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    「テン年代映画ベスト10」に参加してみました

    映画の感想

    1.映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて(2019年日本、田中裕太監督)
    2.シン・ゴジラ(2016年日本、庵野秀明総監督)
    3.パシフィック・リム(2013年米、ギレルモ・デル・トロ監督)
    4.この世界の片隅に(2016年日本、片渕須直監督)
    5.ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年米、マイケル・ドハティ監督)
    6.ちいさな独裁者(2017年独、ロベルト・シュヴェンケ監督)
    7.ダンケルク(2017年英・蘭・仏・米、クリストファー・ノーラン監督)
    8.翔んで埼玉(2019年日本、武内英樹監督)
    9.電人ザボーガー(2011年日本、井口昇監督)
    10.アイアン・スカイ(2012年芬・独・豪、ティモ・ヴオレンソラ監督)



    うーんこの季節か。こういう企画にはホイホイ乗っかる方なので、今回も「男の魂に火をつけろ!」さんの企画に乗っかることにした。http://washburn1975.hatenablog.com/entry/2019/10/30/223712


    テン年代とは、2010~2019年に初公開された映画だということである。

    前回の映画映画で「順不同」とやったら、2点狙いの人を邪魔してしまったようなので、今回は順位をつけた。思ったよりもサクサクと順位が決まった。

    では以下選評。

    1位は文句なくこのスタプリ映画である。まさかこの冷血非情なわたしが映画館で泣いてしまうとは。脚本といい、映像といい、クライマックスのプリキュアダンスといい、文句のつけようがない。80分ということで見るにもストレスがかからず、とにかくプリキュアをバカにしている人もいない人も、映画館が無理でもレンタルDVD屋に走って行って見てほしい映画。

    2位は、この10年間、やたらと豊作だった怪獣映画から、ワンアンドオンリーのこの作を挙げた。「東日本大震災」のあの一種の空虚を伴なった破滅感に浸った毎日の空気を、実によく再現している、怪獣映画のふりをした災害映画である。コツは、政治家たちの激論を、「空論を並べているだけだと思って、積極的に理解しようと思わないこと」である。

    3位は、西洋人が作った日本怪獣映画のリスペクトとしては文句のつけようがない「パシフィック・リム」にした。人類を守るための正義のロボットが怪獣どもを殴って蹴ってぶち殺す。怪獣映画にこれ以上の何を望むのだ。まさに血沸き肉躍る一本だった。

    4位は、存在自体が奇跡的なアニメ映画の本作。平凡な日本人の日常生活を描いたすべての実写映画が「ウソくさく」見える作品。

    5位は、怪獣同士のプロレスをこれ以上なく面白く描いてみせた本作。ベビーフェイスとヒールがはっきりとしていて、いいね、強者同士の殴り合いは。殴り合いだけならパシリムを飛ばして3位に入れたくなるところだったが、人間側がアホとキ〇ガイしかいないので5位にした。あいつらのおかげでイライラさせられたからなあ。

    6位は、人間の心の闇をとんでもない切り口から抉り取ってみせた、戦争映画の知られざる傑作を選んだ。なんというか、「実話」というところが恐ろしい。原題の「デア・ハウプトマン」というタイトルが、テーマをバッチリ示していて最高なのだが、日本版のタイトルはちょっとねえ。でも「大尉」じゃすわりがよくないからなあ。難しいところではある。

    7位は、クリストファー・ノーランの戦争ホラー映画にした。ドイツ軍がこれほど怖い映画って、ないと思う。戦場に出たら自分もこうしてインテリジェンスが100段階の3くらいに低下してしまうんだろうな。あえていえば、実機にこだわらず、CGをバリバリ使って空戦を撮ってくれたらもっとよかったんだけどねえ。

    8位は、ウソくさい市民の日常しか撮れないのなら、と、ひたすらウソでしかない市民の非日常を撮ることによって市民の日常のウソくささを提示してみせた傑作。実際に、茨城県にはヌーの群れがいるのだ。群馬県にはプテラノドンが飛んでいるのだ。その事実に気づかない日本国民がアホなのだ。そういう根性だから埼玉に逆転勝利されてしまうのである。

    9位は、日本一カッコいいヒーロー映画。見たらわかる。

    10位は、政治ものブラックコメディはネタが古くなると途端に笑えなくなるので、まだ笑える今のうちに見ておきたい作品。

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    海外ミステリ114位 ウィンブルドン ラッセル・ブラッドン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     命を救われた本である。もしこれがなかったら、わたしはたぶん今ごろここでこうしてブログなどを更新していなかった公算が高い。

     最初に読んだのは、高校生の時である。東西ミステリーベスト100の情報だけではなく、内藤陳の「読まずに死ねるか!」でも激熱なオススメ文が書かれていたので気になっていたが、当時はすでに絶版品切れであった。インターネットもアマゾンも存在しない中、本を入手するというのはひたすら足による地道な方法しかなかった。古本屋に毎日のように通い、ついに見つけて手に取ったときは嬉しかった。それで勇んで読んだのだが……当時はあまりピンとこなかった。「面白いけれど、まあ、ふつうのサスペンス小説だな」と思った。無理もないといったら無理もない。当時は国際諜報機関が激突し火花を散らす、渋いプロフェッショナルの中年男ばかり出てくるイギリスの冒険小説に夢中になっていたからだ。おおヒギンズ! バグリイ! ライアル! マクリーン! というわけで、この本は頭の中の「その他大勢」のボックスに入れて忘れてしまっていた。

     それから25年の月日が流れ、何度も登場させて悪いが「真夜中の相棒」ロスの虚脱感を訴えていた畏友limeさんに、「そういえばこれも男たちの絆の物語だったなあ」と教えたところ、再びアマゾンをポチっていただいて、これまた長文の読書感想記事を書いてくださり、教えた本人が「あれ、これってそんな面白い話だったっけ」と首をひねる有様であった。

     当時、わたしは深刻なまでの抑鬱に苦しんでいて、ブログではアホなことばかり書いていたが、その裏では今日死のうか明日死のうかと、そればかり考えていた。そしてある日、忽然と悟ってしまったのである。「そうだ、明日死のう。死ぬ場所は、土地勘がある松戸がいい。松戸駅から近くに多摩川が流れている。そこで静かにしていればいいのだ。アルコールで身体が動かないようにして、顔だけ水に浸けておけば、十分もあれば溺死できるはずだ。十分なら、人の目も見逃してくれるだろう」。恐ろしいもので、わたしは実際に、家族には、当時通っていたリハビリ施設に行くといって家を出、リハビリ施設には「急用ができて休む」と連絡(ミステリを読みまくっているとそのくらいの頭は働くのである。連絡なしで不意に姿を消すと、すぐに追手がかかる可能性が高いが、きちんと周囲に段取りを踏んでおくと、その段取り分の時間だけは自分に対する注意がエアポケット状態になるのだ)、上りの常磐線に飛び乗って、松戸に到着した。わたしはスーパーでウイスキーの瓶を買い、ウイスキーが運動神経を麻痺させるほどに利いてくるまでの退屈しのぎになるものはないか、と、古本屋に入った。

     そこに置いてあったのが、「ウィンブルドン」であった。

     200円で買い、川岸で酒を飲みつつ読み始めたわたしは、やがてむさぼるようにページを繰っていた。登場するふたりのテニス・プレイヤーが、もう、「これ以上ないくらいのいいやつら」に見えてきたのだ。大筋は覚えていたが、彼らの大事な試合をぶち壊しにしようとする非道な犯罪者が登場してきたときには、続きが読みたくて仕方なかった。だが、その、人間の生死をかけた白熱の決勝戦を読み進めるには、ウイスキーで手と目がガタガタになっていた。続きが読みたくて、わたしは身体を引きずって家に帰った。そのときのことを思い出しながらいま再読。生きてこうしてミステリが読めるというのは、ほんとうに、いいものである。

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    海外ミステリ114位 ベルリンの葬送 レン・デイトン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     大学のころに八王子の古本屋で三冊百円棚から買った。初読時の感想は、「暗くて、厚くて、退屈な話」というものだった。読むのにはものすごく苦労し、クライマックス以外はストーリーなどほとんど覚えていなかった。二十年ぶりに再読。

     で、いま読んだ感想だが、冷戦時のベルリンを舞台にした、ややこしいにもほどがある陰謀を扱った小説だが、意外と、「ポップ」な感じを受けた。直前にル・カレの「リトル・ドラマー・ガール」を読んだからではないが、つまらぬ感傷など痛烈な皮肉でいなしながら、誰が敵で誰が味方かもわからない諜報戦の狂瀾怒濤を、のらりくらりと涼しい顔で泳いでいく主人公「わたし」が、かっこよくて仕方がない。誰からも馬鹿にされがちな冴えない間抜け面の後ろで「秘密諜報の仕事にたずさわる者にとって最大の恩寵は低能と見なされることである」とかうそぶいている中年スパイ、こんなやつを敵に回したら、たとえジェームズ・ボンドのようなスーパースパイでもかなわないであろう。保身のすべを心得た、コンピュータのように冷静沈着で正確無比な頭脳がそこに加わっているとなるとなおさらだ。「わたし」(この主人公は、いくつもの長編の主人公を務めているが、シリーズ中、一回も「本名」が出てこない。出てくる名前も、すべて上から与えられたか、自分でこしらえたかした偽名である。こういう趣向、好きだけど、苛立つ人は、本当に苛立つらしいので注意が必要)は、抜群の勘と注意力と、細かいところまでおろそかにしない用心さをもって、目の前に現れた人間や事物を観察し、分析し、裏付け調査をする。たいていの相手は、「わたし」を見くびっているので、ちょっと裏を取るだけで、すぐにぼろが明らかになるのだ。そこから得た情報をもとに、「わたし」はさらに間抜け面を浮かべながら、相手に対してしだいに優位に立って行く、という、まったく、初取引を控えた新入社員は、教科書として、全員、この本を読んでおくべきじゃないかと思われるくらいである。「わたし」に比べれば、フリーマントルのチャーリー・マフィンなんて、ええかっこしいの、出しゃばりタイプだと評するほかない。目を付けられて疎まれて、抹殺されかかるのもよくわかるというものだ。

     また、本書は、背後で進む陰謀もよくできている。現代だけでなく、第二次世界大戦までさかのぼるような因縁話の中で、アンブラー「ディミトリオスの棺」に出てくるディミトリオスのような悪辣さで生き抜いてきたひとりの男が、その悪辣さゆえに自己を喪失して破滅への道を転がり落ちる……というメインの筋に、いくつもの裏切りとどんでん返しを付け加え、最終ページまで全く気が抜けない、というプロットを組み上げた作者のレン・デイトンはたいしたものだ、といわざるを得ない。各章の冒頭に、いかにも意味ありげに置かれた、「チェス用語の解説」もいい味を出している。主役の「わたし」は一個のポーンであり、それは派手な活躍はしないまでも、キングを詰めるための決め手となる駒であり、そして、ゲームエンドまで生きのびる駒なのだ。それを遠回しに暗示して盛り上げていく、そういう趣向も好きだ。だけど、苛立つ人は本当に苛立つんだろうな。

     レン・デイトンは「スパイ小説の詩人」とよくいわれるけど、それは、そのあまりにも凝り過ぎた比喩表現に対する揶揄ではなく、あくまでも美しく構築されたプロットと、そこを泳ぎ回るスパイたちの動きの美しさを評したものだ、と信じたいものである。「ベルリン・ゲーム」から始まるレン・デイトンのもう一つの代表シリーズも読んだけど、そこで最強の悪役ぶりを示すソ連側のスパイの設定は、まさに「お見事」といえる美しさだった。すごいよ。

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    海外ミステリ111位 超音速漂流 トマス・ブロック

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     高校生のころに古本屋を歩き回り、文春文庫を入手して読んだ。おっかない航空サスペンスだった。それから20年して新版が出て、実はトマス・ブロックとネルソン・デミルの共著だったと知ってびっくり。しかもネルソン・デミルのほうが前に書いてある。おいおい、聞いてないぞ。図書館が持ってきたのがその改訂新版の方だったので、それを読むことにした。もとは80年代のテクノロジーで書かれた航空サスペンスだったが、改訂版はそれが90年代のテクノロジーに置き換わっている。はたしてどうなることか。改訂前のほうが面白かった、ということになるんじゃないか、などと考えながら再読。

     読んだ。うむ、面白い。アイデアとシチュエーションが天才的なので、テクノロジーを10年ずらしたくらいでは、小説の面白さは小ゆるぎもしていない。これは非常にうれしかった。高校生の時と同様、むさぼるように一気読みである。

     何度も書くが、アイデアとシチュエーションが最高だ。冒頭で超音速旅客機がミサイルの誤射を受けて、乗客乗員のほとんどが死亡もしくは深刻な脳損傷状態に陥り、まともに行動できるのは素人パイロットの心得があるビジネスマンと、キャビンアテンダント2人、編集者、それに年端も行かない少女だけ、という状態になるのだが、ジョン・ボールの名作「航空救難隊」のような通常の航空サスペンスなら、彼らを救うためにアメリカ海軍と、航空会社と、空港が、必死の思いで助言を出し、手を差し伸べ、なんとか飛行機を空港に降ろそうと。知恵を絞って……となるのだが、どっちが考えたんだか、この小説はあえてその真逆を行くのだ。ミサイルの誤射を知られたくないアメリカ海軍の責任者は、なんとしてでもこの傷ついた旅客機を墜落させて証拠を葬り去ろうとし、飛行機がこのように大破した原因は「整備ミス」によるものなのではないかと疑心暗鬼になった航空会社幹部と、三百人の回復不能の脳損傷患者を一生涯面倒を見なくてはならないという空前の大損失の可能性に直面した保険会社の責任者も、地上から、なんとしてでもこの傷ついた旅客機を墜落させて証拠を葬り去ろうとする。まさに四面楚歌。どきどきはらはらして、ページを繰る手が止まらない。覚えているシーンはしっかりと印象的に書かれているし、追加されたシーンも、小説により深みを与えている。改訂は大成功だと思う。

     どうも、解説を読んでみると、そもそもは、ひどい低圧環境下で脳損傷を起こしてしまった人間はどうなるか、ということから、トマス・ブロックは一種の「ゾンビもの」としてこの小説を書きたかったみたいだ。そちらの描写もきちんとねっとりと書かれているのだが、ちょっとこの小説としては「サービス過剰」と思えてしまったのも事実。スプラッター映画もかくやというようなシーンが散見されるが、トマス・ブロック先生の趣味か、ネルソン・デミル先生の趣味かわからないが、「やりすぎ」と違うかな。そんなものがなくても、この小説はべらぼうに面白い航空サスペンスなのだが。

     数年前だが、飛行機旅行をするという某ネット友人に、飛行機のフライト中は退屈だろう、と、この「超音速漂流」と、同じくトマス・ブロックの「亜宇宙漂流」、ルシアン・ネイハムの「シャドー81」、ジョン・ボール「航空救難隊」、スペンサー・ダンモア「空中衝突」の五冊をおすすめしたのだが、その後、そのかたはしばらく口をきいてくれなかった。どうしてだろう。どれも面白い小説なのに……。

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    自炊日記・その94(2019年10月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    10月1日

     朝食のメニュー
     梅茶漬け
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     駅前の中華屋でバクダン炒め定食
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    10月2日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     バーミヤンで麻婆豆腐定食を食べながらひたすら本を読む
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    10月3日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     味噌ラーメン
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     夕食のメニュー
     えびピラフ
     キャベツ千切り
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    10月4日

     朝食のメニュー
     えびピラフ
     キャベツ千切り
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     昼食のメニュー
     イチゴアイスクリーム
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     気分が悪くてこれしか入らなかったのである。

    夕食のメニュー
     そうめん
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    10月5日

     朝食のメニュー
     惣菜パン

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     バーミヤンで牛煮込み定食
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    10月6日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     天重
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    10月7日

     朝食のメニュー
     鮭茶漬け
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     駅前の中華料理屋で餃子定食
    IMG_20191007_170946.jpg

    10月8日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191008_074620.jpg

     昼食のメニュー
     トマトソーススパゲティ
     千切りキャベツ
    IMG_20191008_111636.jpg

     夕食のメニュー
     ナスのグリーンカレー
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    10月9日

     朝食のメニュー
     ナスのグリーンカレー
    IMG_20191009_064839.jpg

     昼食のメニュー
     スーパーの弁当
    IMG_20191009_105728.jpg

     夕食のメニュー
     バーミヤンでタンタンメン定食
    IMG_20191009_184629.jpg

    10月10日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191010_115948.jpg

     昼食のメニュー
     ラーメン屋で半チャンラーメンセット
    IMG_20191010_183622.jpg

     夕食のメニュー
     ラーメン
     ホイコーローの失敗作
    IMG_20191010_201627.jpg

    10月11日

     朝食のメニュー
     味噌ラーメン
    IMG_20191011_100801.jpg

     昼食のメニュー
     そうめん
    IMG_20191011_125145.jpg

     夕食のメニュー
     近所のインド料理店でカレーライス
    IMG_20191011_180435.jpg

    10月12日

     台風くる。

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191012_070246.jpg

     昼食のメニュー
     そうめん
    IMG_20191012_095854.jpg

     雨がメチャクチャ強くなる前に自主避難。

     夕食のメニュー
     レトルト梅粥
     唐揚げ缶詰
    IMG_20191012_163139.jpg

    10月13日

     台風去る。

     朝食のメニュー
     レトルト韓国粥
     焼鳥缶詰
    IMG_20191013_033230.jpg

     アパートに帰る。気分が落ち込んでるので昼飯はパーッとやることにする。

     昼食のメニュー
     バーミヤンでエビチリランチ
    IMG_20191013_152247.jpg

     夕食のメニュー
     麻婆丼生卵のせ
    IMG_20191013_190755.jpg

    10月14日

     朝食のメニュー
     麻婆丼生卵のせ
    IMG_20191014_121603.jpg

     昼食のメニュー
     スパゲティペペロンチーノ生卵のせ
    IMG_20191014_144423.jpg

     夕食のメニュー
     味噌ラーメン
    IMG_20191014_193201.jpg

    10月15日

     朝食のメニュー
     梅茶漬け
    IMG_20191015_103923.jpg

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     駅前の中華屋で味噌ラーメン
    IMG_20191015_171521.jpg

    10月16日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191016_071822.jpg

     昼食のメニュー
     味噌ラーメン
    IMG_20191016_110249.jpg

     夕食のメニュー
     レンタルDVD店の隣のファミレスでオムライスとサラダとスープ
    IMG_20191016_195756.jpg

    10月17日

     朝食のメニュー
     惣菜パン

     昼食のメニュー
     豚肉のピーマン炒め弁当
    IMG_20191017_100534.jpg

     夕食のメニュー
     味噌ラーメン
    IMG_20191017_184725.jpg

    10月18日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20191018_072050.jpg

     昼食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20191018_114946.jpg

     夕食のメニュー
     かつ重
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    10月19日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191019_073331.jpg

     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20191019_114039.jpg

     夕食のメニュー
     チキン南蛮弁当
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    10月20日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20191020_094221.jpg

     昼食のメニュー
     家族と卵しらす丼
    IMG_20191020_115501.jpg

     夕食のメニュー
     鮭弁当
     生野菜
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    10月21日

     朝食のメニュー
     おにぎり
     味噌汁
    IMG_20191021_102325.jpg

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     初めてのインド料理店でカレーライス
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    10月22日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
    IMG_20191022_125131.jpg

     昼食のメニュー
     麦飯
     味噌汁
     納豆
     生卵
     キムチ
     豚焼肉
     レタス
     それらをあかん時間帯に
    IMG_20191022_173505.jpg

     夕食のメニュー
     ニンニクラーメン
     をあかん時間帯に
    IMG_20191022_210707.jpg

    10月23日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20191023_085851.jpg

     昼食のメニュー
     麦飯
     味噌汁
     納豆
     生卵
     キムチ
     豚焼肉
     レタス
    IMG_20191023_111903.jpg

     夕食のメニュー
     駅前のとんかつ屋でとんかつ定食
    IMG_20191023_175954.jpg

    10月24日

     朝食のメニュー
     そうめん
    IMG_20191024_092136.jpg

     昼食のメニュー
     そうめん
     豚焼肉
     レタス
    IMG_20191024_122453.jpg

     仕事が早く終わったので映画館にプリキュア映画を見に行く。感動の嵐。

     夕食のメニュー
     駅前の中華屋で野菜炒め
    IMG_20191024_184407.jpg

    10月25日

     大雨が降る。

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     低脂肪乳
    IMG_20191025_055742.jpg

     昼食のメニュー
     チキン南蛮弁当
     ポテトサラダ
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     常磐線が止まり、会社が早じまいになる。プリキュア映画を見ようかとちらっと考えるが、外の猛烈な風と雨を見てあきらめる。

     夕食のメニュー
     ニンニクラーメン
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    10月26日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20191026_092739.jpg

     昼食のメニュー
     家族と天ざるうどん
    IMG_20191026_115908.jpg

     夕食のメニュー
     ラーメン
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    10月27日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     鮭弁当
     ポテトサラダ
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    10月28日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20191028_113934.jpg

     夕食のメニュー
     麦飯
     味噌汁
     生卵
     納豆
     キムチ
     豚焼肉
     レタス
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    10月29日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20191029_113524.jpg

     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20191029_191142.jpg

     夕食のメニュー
     ハヤシライス
     豚焼肉
    IMG_20191029_215949.jpg

    10月30日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
     低脂肪乳
    IMG_20191030_084637.jpg

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンで中華丼を食べながらひたすら本を読む
    IMG_20191030_175252.jpg

    10月31日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     低脂肪乳
    IMG_20191031_111938.jpg

     昼食のメニュー
     お好み焼き
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     夕食のメニュー
     バーミヤンでチャーハンを食べながらひたすら本を読む
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     どんどん食事がアレになっていくが、10月もこうして終わる。

    ▲PageTop

    自炊日記・その93(2019年9月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    9月1日

     朝食のメニュー
     総菜パン
    IMG_20190901_083816.jpg

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     天重
    IMG_20190901_153519.jpg

    9月2日

     朝食のメニュー
     駅前の喫茶店で梅茶漬け
    IMG_20190902_102030.jpg

     なんの期待もせずに食べる。おお、しみじみしてうまいじゃないか。

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュ-
     バーミヤンで季節のラーメン
    IMG_20190902_175115.jpg

    9月3日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     紅茶
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20190903_111440.jpg

     夕食のメニュー
     盛岡冷麺
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    9月4日

     朝食のメニュー
     お好み焼き
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     昼食のメニュー
     麻婆春雨
    IMG_20190904_112838.jpg

     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    9月5日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
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     昼食のメニュー
     たらこ茶漬け
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     梅茶漬けと比べ、こっちはそれほどでもなかった。

     夕食のメニュー
     近くのチェーンのそば屋で野菜天ざるそば
    IMG_20190905_202607.jpg

     隅に写っているものについては気にしないこと。

    9月6日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20190906_113802.jpg

     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    9月7日

     朝食のメニュー
     スパゲティボンゴレ
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     昼食のメニュー
     カツカレー
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     夕食のメニュー
     バーミヤンで豆鼓炒めを食べながらひたすら本を読む
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    9月8日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     スーパーの弁当
     みそ汁
     生野菜
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    9月9日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20190909_070322.jpg

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンでラーメンを食べながらひたすら本を読む

    9月10日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20190910_122704.jpg

     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20190910_180955.jpg

     夕食のメニュー
     えびピラフ
    IMG_20190910_211916.jpg

    9月11日

     朝食のメニュー
     えびピラフ
    IMG_20190911_093013.jpg

     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
    IMG_20190911_125409.jpg

     夕食のメニュー
     盛岡冷麺
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    9月12日

     朝食のメニュー
     お好み焼き
    IMG_20190912_092015.jpg

     昼食のメニュー
     和風スパゲティ
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     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    9月13日

     朝食のメニュー
     和風スパゲティ
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     昼食のメニュー
     スパゲティペペロンチーノ
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     夕食のメニュー
     なすのグリーンカレー
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    9月14日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     天ざるそば
    IMG_20190914_121144.jpg

     夕食のメニュー
     バーミヤンでサバの甘酢かけ定食を食べながらひたすら本を読む
    IMG_20190914_170215.jpg

    9月15日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20190915_081126.jpg

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     牛めし
     生野菜
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    9月16日

     朝食のメニュー
     梅茶漬け
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     レバニラ定食
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    9月17日

     朝食のメニュー
     塩ラーメン
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     昼食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     夕食のメニュー
     カレーライス生卵のせ
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    9月18日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     そうめん
    IMG_20190918_113336.jpg

     夕食のメニュー
     カレーライス生卵のせ
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    9月19日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     スパゲティカルボナーラ
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     夕食のメニュー
     駅前のトンカツ屋でトンカツ定食

    9月20日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     鮭弁当
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     夕食のメニュー
     お好み焼き
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    9月21日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20190921_071615.jpg

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     バーミヤンでサバの南蛮漬け定食
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    9月22日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
    IMG_20190922_075301.jpg

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     鮭弁当
     キャベツ千切り
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    9月23日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     ニンニクラーメン
    IMG_20190923_114520.jpg

     夕食のメニュー
     カレーライス
     キャベツ千切り
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    9月24日

     朝食のメニュー
     お好み焼き
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     昼食のメニュー
     オムライス
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     夕食のメニュー
     回転寿司屋で優雅な夕食
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    9月25日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     カレーライス
     キャベツ千切り
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     夕食のメニュー
     和風スパゲティ
     キャベツ千切り
    IMG_20190925_185114.jpg

    9月26日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20190926_111553.jpg

     昼食のメニュー
     バーミヤンで優雅なランチをあかん時間帯に
    IMG_20190926_170118.jpg

     夕食のメニュー
     かつ重をあかん時間帯に
    IMG_20190926_213659.jpg

    9月27日

     朝食のメニュー
     梅茶漬け
    IMG_20190927_102659.jpg

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     駅前の中華屋でタンタンメンセット
    IMG_20190927_170735.jpg

    9月28日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
    IMG_20190928_063931.jpg

     昼食のメニュー
     チキンドリア

     京都駅でちょうど新幹線の隣に停車していたイエロードクターを車内から
    IMG_20190928_163908.jpg

     夕食のメニュー
     大阪のインド料理店でカレーのコース

    9月29日

     朝食のメニュー
     新大阪のコンビニで買ってきたサンドイッチとコーヒー
    IMG_20190929_062749.jpg

     昼食のメニュー
     お好み焼き
     焼きそば
     米飯
     味噌汁
    IMG_20190929_111249.jpg

     大阪のランチメニューだそうで、帰宅後に見せたら栄養士が卒倒しそうになっていた。

     コミティアで矢端想さんのブースにお邪魔し、さんざん買い物をする。

     夕食のメニュー
     矢端想さんと入った店でお好み焼きなど

     矢端想さんと深夜までカラオケ。時代のギャップを感じる。

    9月30日

     朝食のメニュー
     東海道新幹線弁当を新幹線の車内で。
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     昼食のメニュー
     土浦駅前の中華屋でモツ煮込みラーメン
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     夕食のメニュー
     バーミヤンでチキンチリソース定食
    IMG_20190930_165824.jpg

     かくしてコミティアで9月の日記も終わる。

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    自炊日記・その92(2019年8月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    8月1日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     低脂肪乳
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     昼食のメニュー
     冷やし中華
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     暑くて暑くて耐えきれず、精神の一本がブチ切れて仕事上がりにバスに飛び乗る。

     夕食のメニュー
     焼肉
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    8月2日

     朝食のメニュー
     スパゲティソースアメリケーヌ
     千切りキャベツ
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     昼食のメニュー
     スーパーの弁当
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     夕食のメニュー
     キャベツグリーンカレー
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    8月3日

     朝食のメニュー
     スパゲティボンゴレ
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     キャベツレッドカレー
     ポテトサラダ
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    8月4日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     麻婆丼
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    8月5日

     朝食のメニュー
     すき家の牛丼
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンでサバの甘酢かけ定食
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    8月6日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     紅茶
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     昼食のメニュー
     もりそば
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     夕食のメニュー
     キャベツグリーンカレー
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    8月7日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     冷やし中華
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     夕食のメニュー
     近所のそば屋で卵丼セット
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    8月8日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     冷やし中華
    IMG_20190808_111114.jpg

     夕食のメニュー
     キャベツグリーンカレー
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    8月9日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     バーミヤンでタンタンメン定食
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    8月10日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     えびピラフ
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     夕食のメニュー
     えびピラフ
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    8月11日

     朝食のメニュー
     総菜パン

     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     コンビニ弁当
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    8月12日

     朝食のメニュー
     惣菜パン

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンで本を読みながらラーメン

    8月13日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     宅配ピザ
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     夕食のメニュー
     キャベツレッドカレー
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    8月14日

     朝食のメニュー
     ボンカレー
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    8月15日

     朝食のメニュー
     お好み焼き
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     昼食のメニュー
     コンビニ弁当
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     夕食のメニュー
     盛岡冷麺
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    8月16日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     えびピラフ
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     夕食のメニュー
     宅配ピザ
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    8月17日

     朝食のメニュー
     えびピラフ
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     宅配ピザ
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    8月18日

     朝食のメニュー
     赤飯
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     かつ丼
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    8月19日

     朝食のメニュー
     スパゲティナポリタン
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     駅前の中華料理店で青椒肉絲定食
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    8月20日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
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     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    8月21日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     ナスのグリーンカレー
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    8月22日

     朝食のメニュー
     スパゲティボンゴレ
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     昼食のメニュー
     お好み焼き
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     夕食のメニュー
     バーミヤンで野菜炒め定食
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    8月23日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
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     夕食のメニュー
     スーパーでチキン南蛮弁当
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    8月24日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
     紅茶
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     昼食のメニュー
     バーミヤンでレバニラ炒め定食
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     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    8月25日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     家族と食事

     夕食のメニュー
     天重
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    8月26日

     朝食のメニュー
     盛岡冷麺
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
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     夕食のメニュー
     ナスのレッドカレー
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    8月27日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     スーパーの弁当
     紅茶
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    8月28日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     近所のインド料理屋でカレーライス
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     気がつかないうちに200円値段が上がって1180円になっていた……当分行かない。

    8月29日

     朝食のメニュー
     惣菜パン
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンであんかけチャーハン
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    8月30日

     朝食のメニュー
     総菜パン
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     昼食のメニュー
     スーパーの弁当
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     夕食のメニュー
     バーミヤンで季節のラーメン
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    8月31日

     朝食のメニュー
     総菜パン
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     昼食のメニュー
     家族と食事
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     夕食のメニュー
     冷やし中華
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     そんなこんなで8月の日記も終わる。

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