クリスタルの断章

    そのクリスタルは、無限とも思える情報を記録できる情報媒体だった。現代にこぼれ落ちた微細なかけらには、小説のようなものが記録されていた……。オリジナル小説ブログです。

    ECMさん暑中見舞いイラスト!

    いただきもの

     おなじみECMさんからの暑中見舞いイラストをいただきました。



     お好きですねえ水上機。

     詳しい解説はこちら。http://ecmp.web.fc2.com/cg_gal/e_sy18.htm


     まあ水上機が活躍できるというのは、裏を返せば、満足な数の護衛空母が建造できなかった、という話もあり……。でもいいじゃん、カッコいいし(^^)
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    日本ミステリ46位 成吉思汗の秘密 高木彬光

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     大学時代に図書館で読んで、「こりゃダメだ」と思った作品である。二十年ぶりに再読。そしてその感想も、二十年前と同じく、「こりゃダメだ」なのであった。

     正直、どうしてこれが日本の歴史ミステリの代表扱いになっているのか、まったく理解できない。高木先生も日本における「時の娘」をやったつもりなのだろうが、「時の娘」に失礼だ。歴史ミステリがこんなダジャレと牽強付会のカタマリだったら、わたしは歴史ミステリなんか読みたくはない。

     「時の娘」の項でも書いたが、「時の娘」が歴史ミステリなのにスリル満点なのは、作中の探偵が、「警察官」という職業で培った方法論にあくまでもこだわったうえで、史実を取捨選択することに「一貫性」があったからだが、この「成吉思汗の秘密」には、その「方法論」が欠如しているのだからどうしようもない。初めに結論ありきで、そのために使えるものは何でも使う、というスタンスなのである。作中登場人物の歴史学者、井村助教授がぼやく通り、「自説に都合がいい資料だけを選んだら、どんなことだって証明可能」なのだ。

     それにしても井村助教授は学者としてナイスな男だ。とっくに完全否定されている説に固執して、研究作業の妨害ばかりする研究助手を、名探偵・神津恭介とのロマンスをエサに教室から放り出して、最終的には神津含め全方向の人物から感謝されるというのだからデキる学者である。どうせ学者になるのならこういう学者になりたいものだ。

     高木先生の歴史ミステリとしては、小説ではないが、本作よりもむしろ、五島勉のノストラダムス本を徹底的に批判した「ノストラダムス大予言の秘密」のほうが、資料に対する態度としても妄想の膨らませ方にしても面白いのではないかと思う。

     いろいろ考えると、「成吉思汗の秘密」は「時の娘」の日本的継承というよりは、鯨統一郎「邪馬台国はどこですか?」の先駆的作品と読んだほうが正しいのかもしれない。あの「魏志倭人伝」を虚心坦懐に文字通り読むことによって、邪馬台国は岩手県にあった、と証明してしまうユーモア・ミステリ。そうだ、「成吉思汗は源義経なり」とは、邪馬台国と並んで、日本史の論争の中でも最大の「ギャグ」なのだ。ナンセンスギャグなのだから目くじらを立てることもないのではないか。

     ちなみに、高木先生の著作には「邪馬台国の秘密」という続編がある。高木先生本人がマジで自説を信じてさえいなければ、もっと肩の力を抜いて楽しめるのだがなあ……。

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    幻の湖

    映画の感想

    ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている。

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    矢端想さんより暑中見舞いイラスト!

    いただきもの

     おなじみ矢端想さんから暑中見舞いイラスト頂きました!

    ellie-2018-暑中見舞い

     そうだ肉食おう(おい(^^;))

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    日本ミステリ45位 紳士同盟 小林信彦

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     大学時代に図書館で読んだ。そのときは確かに面白いとは思ったが、平凡な作品だと思ったのも事実。さて、20年ぶりに再読だ。

     再読の感想であるが、さすが全盛期の小林信彦の作品である。いかにも小林信彦らしいと思わせるギャグを次々とぶつけてきてニヤニヤしてしまう。そこで槍玉に挙がっているのは、「田舎者」と「通人」である。そいつらから「江戸の庶民」が悪知恵でもって大金をせしめる。そう、このコン・ゲーム、すなわち信用詐欺を扱った「紳士同盟」という小説は「落語」なのだ。

     落語だと思って見ると、何度も何度もだまされて、こいつ歩くATMじゃないのか、というような目に遭う地方の金持ち、宮田杉作を、いささかの心配もせずに大いに笑うことができる。警察の捜査が鈍くても、当たり前なのだ。落語なのだから。

     信用詐欺がいろいろと出てくることでは、「ナニワ金融道」とか「ミナミの帝王」とかもそうであるが、この「紳士同盟」とは一線を画している。「ナニワ金融道」や「ミナミの帝王」における灰原や萬田銀次郎はあくまでも「がめつい大阪の金貸し」であり、コン・ゲームはその金貸しをも巻き込んだ「色と欲の渦巻く生命力あふれた大阪」と読者である一般人をリンクさせるために用いられているのだが、「紳士同盟」にはそのような「生命力」は希薄だ。その代わりにあるのは、ソフィスティケートとユーモアであり、ちらちら見え隠れする「過去の東京」の幽霊たちである。活性炭に通したかのように「生命力」と「泥臭さ」と「ヤボ」を完全に脱臭した世界において、「昔はよかった」を、ナマで「昔」を知っている人間たちが楽しむ、そういう小説なのである。

     そんな小説を、現代に読むとどうなるか。この小説の舞台となる1979年代の東京のテレビ局界隈、というそれ自体が、今やノスタルジー的なものになっているため、1979年がどんなものだったかを知っている人間には、二重の意味で「昔はよかった」を味わうことができるのだ。そこでは黒澤明も谷啓もまだ存命であり、「算命占星学入門」を片手に「天中殺」がどうとかいう会話ができ、金を払っても消費税が取られない世界であるのだ。石油ショックでちょっと虚無的にはなっているものの、時代はバブルの前夜で、世の中は面白いことであふれている。

     むろん、作中登場人物がいっているとおり、そんな幽霊たちのノスタルジーなど嗤うべきものにすぎない。現実は常に厳しいのだ。けれども、いいじゃないか、バブル前夜の日本で、いささかのノスタルジーに浸ったって……。

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    日本ミステリ44位 八つ墓村 横溝正史

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     いかなるミステリファンも全く弁護できない、金田一耕助の最大の失敗事件。特に、金田一耕助が最初から犯人を絞っていた、という弁明が本当ならば、ダメじゃん、としかいいようがない不始末である。本人が言う通り、なにもしなくても事件は解決していたであろう。それもこれも、名探偵以外の人間のファインプレーのおかげであるし、金田一耕助でなく怪盗X・Y・Zと三津木俊助と探偵小僧が来ていた方が解決は早かったかもしれぬ。

     と書いたが、そんなことはこの雄編の前には些事にすぎない。サスペンスとしてはこの小説は実に面白いからだ。シチュエーションとしては、語り手であり主人公である男による、前半「レベッカ」、後半「ソロモン王の宝窟」というゴシックロマンなのだ。特に前半のレベッカぶりは、主人公・寺田辰弥の立場がじわっじわっと悪くなっていくところなんか面白くてたまらない。

     最初に読んだ高校生のときは、後半の洞窟での追いつ追われつのシーンが楽しかった覚えがあるが、今こうして読み返してみると、江戸川乱歩「孤島の鬼」の洞窟のほうが印象的だった。それでも大の大人が宝を探して洞窟探検をするのはその筋の人間にとっては重要な萌えポイントである。

     というわけでふたたび読んで堪能したわけであるが、思い出されるのはあの怪作、つのだじろう版「八つ墓村」である。一部の意見として「再版不可能」とかいわれていたが、なにをいうか、だ。堂々とコンビニで売られているではないか。とほほ。

     立ち読みでパラパラめくってみたが、うん。これは……原作小説よりも面白くないか? 金田一耕助はチビでメガネで洋装であるが、映画なんかよりもよほどこの小説のゴシックロマン的側面を捉えている。悪人の顔がほんとに野獣みたいなのはカルト映画みたいでさすがだ。それに結末も、こっちのほうが盛り上がる。

     そういうわけで、この分厚い小説にチャレンジする勇気がない人は、つのだ版「八つ墓村」を読みましょう。今ならコンビニで買えます。買って読んだ後は、家族に見られないところにしまっておきましょう。そうでもしないと、あなたが「そういう人」に見られてしまうおそれがあります。

     それにしても……半世紀以上が過ぎてもこの小説とセットで語られてしまう津山事件の被害者……浮かばれないなあ。なにしろ地方自治体からして肝煎りだもんなあ。小説が面白いから悪いのです。南無。

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    自炊日記・その78(2018年6月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    6月1日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     鮎の塩焼き
     チンジャオロース
     お浸し
     トマト
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    6月2日

     朝食のメニュー
     ピザ
     エスカルゴ
     生野菜サラダ
     プルーン
     ミネストローネ
     ミルクティー
     ヨーグルト
     メロン
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     昼食のメニュー
     サイゼリヤで優雅な昼食

     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     ローストビーフ
     生野菜
     カニカマときゅうりの和え物
     もずく酢
     明太子
     ふきの煮物
     ぶどう
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    6月3日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     ザワークラウト
     プルーン
     金柑の砂糖煮
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     メロン
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     昼食のメニュー
     炒飯
     スープ
     チンジャオロース
     生野菜
     メロン
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     鯛のあらの塩焼き
     しめさば
     エビチリ
     お浸し
     吹きの煮物
     メロン
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    6月4日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     バーミヤンでライスとサラダの優雅な夕食
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    6月5日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     カレーライス
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    6月6日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     ハヤシライス
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     夕食のメニュー
     お好み焼き
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    6月7日

     朝食のメニュー
     シリアルのヨーグルトかけ
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     昼食のメニュー
     近所の弁当屋で買ったスタミナ焼肉丼
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     カツオ刺身
     焼肉
     生野菜
     大根と練り物の煮物
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    6月8日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     ザワークラウト
     プルーン
     チーズ
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     メロン
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     昼食のメニュー
     近所のスーパーで買ったハンバーグ弁当
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     鯛の頭の塩焼き
     以下とピーマンの炒め物
     大根と練り物の煮物
     お浸し
     トマト
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    6月9日

     朝食のメニュー
     トースト
     ベーコン
     野菜炒め
     プルーン
     チーズ
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     メロン
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     昼食のメニュー
     盛岡冷麺
     ゆずの砂糖漬け
     ブルーベリー
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     フライドチキン
     えびの鬼殻焼き
     煮魚
     お浸し
     きんぴらごぼう
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    6月10日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     プルーン
     チーズ
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     きいちご
     メロン
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     昼食のメニュー
     ラーメン
     もち
     プリン
     ブルーベリー
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     塩鮭
     冷ややっこ
     お浸し
     きんぴらごぼう
     浅漬け
     メロン
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    6月11日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     近所の回転寿司でぼんやりと食べる

    6月12日

     朝食のメニュー
     ニンニクラーメン
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     昼食のメニュー
     焼きそば
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     夕食のメニュー
     カレーライス
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    6月13日

     朝食のメニュー
     ハヤシライス
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    6月14日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     レバーを食べるためだけに入ったところ、レバーを切らしていたという、職務怠慢にもほどがある駅前の焼肉屋で、サイドメニューとして注文してしまっていたため仕方なくそれだけを食べたカルビクッパ
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    6月15日

     朝食のメニュー
     シリアルのヨーグルトかけ
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     焼肉屋でレバー食べたい

     昼食のメニュー
     スパゲティナポリタン
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     焼肉屋でレバー食べたいレバー食べたい

     夕食のメニュー
     近所のスーパーのかつ丼とインスタント味噌汁
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     焼肉屋でレバー食べたいレバー食べたいレバー食べたい

    6月16日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     プルーン
     チーズ
     ザワークラウト
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     ブルーベリー
     メロン
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     焼肉レバー焼肉レバー焼肉レバー食べたい食べたい食べたい

     昼食のメニュー
     レバーがメニューに存在しない近所のサイゼリヤで優雅な昼食

     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     フライドチキン
     生野菜
     まぐろ刺身
     タコときゅうりの和え物
     大根と練り物の煮物
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     家族がみんなレバー嫌いということに絶望感を覚える夜

    6月17日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     チーズ
     プルーン
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     きいちご
     メロン
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     焼肉レバーレバーレバーレバー焼肉……

     昼食のメニュー
     うどん
     ねぎとろ巻き
     大根と練り物の煮物
     わらび餅
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     焼肉レバーレバーレバーレバー(略)レバーレバーレバーレバー焼肉……

     夕食のメニュー
     米飯
     スープ
     ステーキ
     温野菜
     生野菜サラダ
     ぶどう
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     明日だッ何もなければ明日は食べ放題の焼肉屋に飛び込んでレバーをッ……

    6月18日

     朝食のメニュー
     スーパーでランチパックとコーヒーの朝食
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     すでにおれの腹は焼肉屋でのレバー無双に対して完全に出来上がっているッ!

     京阪神で大地震。関西在住の友人知人に安否のツイートと書き込みを打ちまくる

     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     無事という返事をあちこちからもらう。ほっとする。そして、おれはもう我慢できんッ!

     夕食のメニュー
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     焼肉屋でジャンキーのごとくレバーを食べる

    6月19日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     グリーンカレー
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    6月20日

     朝食のメニュー
     シリアル
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     昼食のメニュー
     スパゲティペペロンチーノ
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     夕食のメニュー
     グリーンカレー
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    6月21日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     湯豆腐
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     レタス鍋(作り方・湯豆腐をやった後の昆布だしの鍋の湯でレタスを軽く火が通るまで煮て、ポン酢しょうゆで食べる)
     米飯
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    6月22日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     ハヤシライス
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    6月23日

     朝食のメニュー
     乾パン
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     昼食のメニュー
     インド料理店でカレー食べ放題を満喫
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     まぐろ刺身
     焼肉
     温野菜
     きんぴらごぼう
     枝豆
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    6月24日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     チーズ
     プルーン
     ミルクティー
     ヨーグルト
     メロン
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     昼食のメニュー
     そうめん

     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     煮魚
     大根といかの煮物
     お浸し
     鮭フレーク
     メロン
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    6月25日

     朝食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     納豆
     イワシ煮魚
     かぼちゃ煮つけ
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     納豆
     イワシ煮魚
     かぼちゃ煮つけ
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    6月26日

     朝食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     納豆
     イワシ煮魚
     かぼちゃ煮つけ
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     昼食のメニュー
     タコス
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    6月27日

     朝食のメニュー
     カレーライス
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     そうめん
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    6月28日

     朝食のメニュー
     そうめん
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     昼食のメニュー
     そうめん
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     夕食のメニュー
     寿司屋で優雅に寿司とラーメン
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    6月29日

     朝食のメニュー
     総菜パン
     紅茶
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     昼食のメニュー
     会社でハードボイルドな弁当

     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     メンチカツ
     まぐろ刺身
     生野菜サラダ
     イカと大根の煮物
     枝豆
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    6月30日

     朝食のメニュー
     トースト
     ソーセージ
     野菜炒め
     プルーン
     チーズ
     ミルクコーヒー
     ヨーグルト
     ブルーベリー
     きいちご
     メロン
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     昼食のメニュー
     サイゼリヤで優雅なミラノ風ドリア

     夕食のメニュー
     米飯
     味噌汁
     天ぷら
     焼肉
     生野菜サラダ
     タコときゅうりの和え物
     トマト
     枝豆
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     久々に気合い入れて風渡涼一シリーズを書いたので、2カ月を終えてへろへろ。あのシリーズは、今後、「思い出した時」に書こう……。

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    鋼鉄少女伝説 9 テストプレイヤー

    鋼鉄少女伝説

    stella white12

       9 テストプレイヤー



    「お前のところにも来てたのかよ」

     ゲームセンターの受付で処理を待ちながら、二人に向かってぼやいた。考えが及ばなかった自分がアホに見える。

     キリコはのほほんとして答えた。

    「そりゃ、順昇のパソコンでゲームをしたとき、わたしたちも認証コードを入れるわよ。そうしなくちゃゲームはできないし」

    「それでメアドにメールが来たわけか。そうだよな。そりゃそうだよな」

    「すみません、浦沢先輩。朝はほんとうにお怒りのようでしたから、あたし、なんていっていいかわからなくて」

     とほほほ。ユメちゃん、謝ってくれるのはいいが、それ以上謝られると、まるでぼくがほんとのアホみたいだ。

     店員さんが、にこやかな笑顔でライトメモリーカードを返してくれた。ライトメモリーカードというのは、主にごく簡単なデータをオフラインでやりとりするために使われる、超低容量超低価格超小型の携帯用外部記憶装置だ。OS付属のソフトを用いてごく簡単にパソコンを設定するだけで、当面の目的には使わないであろう不必要な記憶内容を自動的かつ完璧にデリートしてくれるのが特徴だ。

    「認証しました。浦沢順昇様ですね。では、まずご契約の確認を」

     店員さんは、細かな契約事項を話し始めた。いっていることはきわめて常識的に思えたので、はい、と答えて同意した。

    「ありがとうございます。つきましては、ここにサインをお願いいたします」

     いわれるがまま書類にサインをした。

    「カードをお作りいたしますので、しばらくお待ちください」

     意外と時間がかかるものだな。とはいっても、指定された午後五時からまだ五分も経っていないのだが。

     後ろを向く。

    「で、キリコ。ぼくが来なかったらどうするつもりだったんだよ?」

    「順昇は来るわよ」

    「なんでわかる」

     キリコは大きく口を開けて笑った。

    「だって、コンピュータに命を捧げているような人が、目の前に最新型のアミューズメントゲームマシンをタダで遊べる状況をぶら下げられて、抵抗できると考えられる? 現に順昇、やたらとゲーム機の歴史に詳しかったじゃない」

    「ふん」

     図星なところもあったので、横を向いた。

    「浦沢様、カードお待たせしました」

     受付の人からゲーム用のカードを受け取った。プラスチック製の薄いICカードだ。

    「カードにはゲームのデータと、チャージなされた金額が記載されております。ゲームが本格的に稼動するまでの三ヶ月間は浦沢様は自由にこのMAPをお使いになれますが、ほかのお客様がご使用になられる場合は、どうかそちらのかたにお譲りいただけるようお願いいたします」

    「はあ」

    「三ヶ月が過ぎた後もこのカードはご使用になれますが、その際には規定のチャージ料金をお支払いいただきます。またこのカードは、有償、無償を問わず、譲渡したり貸与したりすることはできません。紛失したり破損したりしても再発行はできません。これらのことはカード裏面にも書いてありますが、ご同意いただけますね?」

    「はい」

     うなずいた。こういった手続きのときはよくある契約の確認というやつだが、こういうやりとりをすると洋物の刑事ドラマに出てくるミランダ条項を思い出してしまう。あなたには黙秘する権利がありますって、あれ。

    「ありがとうございます。では、MAPの世界をお楽しみください」

     その声に送り出され、受付ブースを離れた。

     先に処理をしていたユメちゃんと合流する。

    「浦沢先輩、MAPのゲームって、どんなものなんですか?」

    「ぼくもよくは知らないよ。お金がかかりすぎてネット記事を読んだだけだもんな。それにその評からすれば、値段のわりに遊べるものではなかったらしいし。なんでも、シューティングはこれまでにもあったようなゲームのグラフィックを強化しただけの陳腐な代物。格闘ゲームは実際に殴りあうのを完全に再現したようなものだったので、やっていて非常に疲れる。RPGは、いくらか好意的だったけど、長くて三十分ではプレイ時間が物足りないということだったからね。このシミュレーションゲームが面白いかは、微妙だな」

     MAPの壁面に貼られた「ANCIENT ART OF WAR FOR MAP」と大書されたポスターを見てつぶやいた。

    「だいたいシミュレーションゲームなんか、傍から見ていて楽しいのかな? それも三十分も。こんなでかい外部モニターがついているけどさ」

     三つほど取り付けられている、バカみたいに大きなモニターを指差す。そこでは、隊列を組んだ無数の兵士たちの戦闘シーンの映像がかかっていた。思わず本物の映像と見まごうほどのリアルさがあったが、現代じゃ、モニターでのこの程度のグラフィックはありふれている。というか当たり前。ETではそうでもないけど。

    「まったく、ゲーム会社もなにを考えているんだか」

    「といいながら、どきどきしているんでしょ、順昇?」

     手続きを終えたキリコがやってきて、わかったような言葉を吐いた。

    「そんなどきどきしてはいないよ」

    「どうだか」

     ふふん、と笑う。やな女だ。

    「手続きは済んだんだし、やるんでしょう、順昇? MAPという機械のETグラフィック能力をフルに使う代物だそうだから興味あるわよね。これだけで他のゲームソフトを入れる余裕がまったくなくなってしまったそうだし」

    「時間しだいだな」

     時計を見た。五時十五分。

    「ここまで来ちゃった以上、やって行こうか。ユメちゃんは?」

     ユメちゃんは、二、三秒、悩むような表情を見せた。

    「どうする、やめとく?」

     キリコがそういうと、ユメちゃんは首を横に振った。

    「いえ、会長、やります」

    「決まりね。どのみち二人じゃできなかったけど」

    「やれやれ。でも、どうして三人と限定されてるんだろう」

    「さてね。MAPで一度にゲームできるのが三人までだからか、チームプレイを楽しませるためか。面白ければどうでもいいけどね」

     キリコは、ずいずいと歩いていくと、チェッカーにカードをかざした。ドアにランプがつき、妙な間とスピードで重々しく開く。

     中は暗かったが、扉の奥に設けられている三つの個室の扉の右端の一つが、オレンジ色にぴかっと光って開いた。キリコは「じゃ」といってその中に入った。

     ユメちゃんをちらっと見ると、ユメちゃんは手を伸ばして「どうぞお先に」と目で合図した。

     ありがたくお言葉に甘える。

     外の扉が開いているうちにチェッカーにカードをかざす。奥の、今度は真ん中の扉が光った。自動扉が素早く開く。

     三歩歩んで、開いたばかりの奥の扉に入った。と思った瞬間、空気の音を立てて扉は閉じた。

     部屋の中にあったのは、椅子とスクリーン、それに荷物置きかなにかのテーブルだった。

     スクリーンには黒をバックに白い字で「席におつきになって、ベルトをお締めになってください」と、日本語と英語と、どうやら中国語でも書かれている。同時にハングルでなにかが書かれていたが、たぶん同じことが書いてあるのだろう。

     ぼくはおとなしく椅子に座ってベルトを締めた。動きもしないゲーム機なのにベルトをしろだなんて、スーパーロボットでも操縦させるつもりなのだろうか。

     表示が変わる。

    「ブレスを認証させてください。済みましたら、ETが発動いたします。電脳空間に没入なさってください」

     そうした。といっても、やることは目をつぶるだけ。

     ゲームの遊び方のデモが始まった。なんということもなしに見る。だって、だいたいの操作方法はパソコン版と同じだもんな。ETを使って部隊を指定して動かすだけ。地図の見かたや部隊の行動の切り替えかたも同様。ちょっと違うのは、他の部屋にいる二人と連絡を取り合うには、一度コンピュータに伝言を吹き込んで「伝令」を移動させる必要があるということだ。ゲームの最初にある状況説明のときは、画面を操作することで自由にほかの二人と話せるそうだが。

    『順昇? 聞こえる?』

     説明を割ってキリコの声がした。ぼくは、先程の説明の通りに視界を操作し、返事をした。

    「なんだよ。説明を聞いていたのに」

     ふふん、と笑う声。

    『説明? そんなものは終わっているわよ。今は対戦相手を待つ時間ね。ほら、SGSのゲームの広告がかかっているでしょ』

     えっと意識を改めた。そういわれればその通りだ。

    「広告の話をしにきたわけじゃないだろ。でも、あらかじめ話しておくことなんてあったっけ?」

    『総大将はわたしでいいでしょ?』

     なんだそんなことか。

    「キリコ以外の誰がいるんだよ。ぼくは恥をかきたくないし、ユメちゃんは奥ゆかしいから、相談するまでもなくキリコで決まりじゃないか」

    『確認は取っておこうと思ってね』

    「ふん」

     視界の隅にあるのアイコンが消えた。キリコが通話を切ったらしい。

     ぼくは二秒ばかり、デモを見てぼんやりしていたが、はっとした。

     これはユメちゃんと、誰にも邪魔されずに話すチャンスではないか!

     さっそくやってみよう。勇んで画面を操作しようとしたとき。

     ふいに周囲が、兵士でいっぱいになった平原と化し、ときの声がこだました。

     オンラインで対戦相手が見つかったらしい。ゲームが始まったのだ。

    「紀元前九〇年、イタリア?」

     ぼくのつぶやきを聞き逃すキリコではなかった。聞き逃すもなにも、いちいち切り替えるのもめんどくさくて通話設定を「全員と話す」にしていたのだから聞こえて当たり前といったら当たり前なのだが。

    『共和制ローマが内紛をぐちゃぐちゃやってたころよ。歴史で習ったでしょ? マリウスとスッラの時代。まあ、マリウスはこのころはもう死んでいたけど』

    『同盟者戦争っていいます、浦沢先輩』

    「やったようなやらなかったような」

     ぼくは首をひねった。

    「あ、これ以上の歴史解説はいいからな。説明があるから」

     耳をすます。

     ……紀元前九〇年、六個軍団を率い外敵を征伐しに赴いたローマ執政官コルネリウスは、帰途、ローマに対して突如反逆を宣言した。新たにローマ執政官に選ばれたフラミニヌスは、ローマで四個軍団を組織した。フラミニヌスの軍はコルネリウスの軍に比して士気こそ高かったものの、数で劣り、特に騎兵の数的劣勢はいかんともしがたかった。あなたはフラミニヌス側の将軍および軍団長となり、コルネリウスの軍と戦わねばならない……

     だめだ。意味がさっぱりわからん。

    「キリコ、これ、こっちが善玉だってことでいいのか?」

    『共和制ローマを侵略国家だっていわないんだったらね』

    「またワケのわからんことを」

    『わからなかったら勉強なさいな』

    『それはいいとして。会長、どう戦いますか? 歩兵も騎兵も、敵にはうちの一・五倍の数がいます。装備も訓練もほとんど同じで、こちらが高いのは士気だけですよ。これじゃ、普通にやったらどうやったって勝てませんが』

    『もう一度、地図を見るから待ってて。……そうね、これは「あれ」をやるしかないわね。敵がひっかかるほど愚かかどうかはバクチだけど』

    『ファルサロスですか? 危険ですよ』

    『しかたないじゃない。ここで負けると、共和制ローマがローマ王国になっちゃうんだから』

    『わかりました。会長の思う通りに』

     こちらもこちらでまた、意味がちっともわからない会話をしている。

    「聞きたいんだが、ぼくはなにをすればいいんだ?」

     ちょっとイライラしているのが、口調に出ていたかもしれない。

     キリコの答えは意外だった。

    『順昇には騎兵をやってもらうわ』

    「騎兵ってあの、馬に乗って突撃するやつ? 冗談はよしてくれよ、キリコ。騎兵はものすごく重要だっていってたじゃないか。ここはユメちゃんに任せたほうが」

    『順昇じゃないとできないことなのよ』

    『わかりました、会長。敵にこちらを、無能指揮官だと思わせるんですね!』

     ひどいやユメちゃん。

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    アルファポリスの大賞に参加しています!

    風渡涼一退魔行

    参加作品は「風渡涼一退魔行」です!

    登場人物紹介
    http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-3230.html

    第一話
    http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-3231.html

    第二話
    http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-3232.html

    第三話
    http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-3233.html

    第四話
    http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-3235.html

    第五話
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    第六話
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    日本ミステリ42位 斜め屋敷の犯罪 島田荘司

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

     これも「東西ミステリーベスト100」で知ってからなかなか読む機会がなかったのだが、浪人中、松戸の古本屋でノベルスを発見、大喜びで買い、読んだ。その時の興奮は今でも覚えている。たしか模試の前日だったかな。勉強そっちのけで読んだので、試験の結果はハレホレヒレハレになったが、本人は非常に満足であった。それ以来、何度読んだかわからない。不可能としか思えない事件なのに、それが補助線一本を引くだけで簡単に理解できる、シンプルで大胆で大バカにもほどがあるトリックは、「占星術殺人事件」と並んで、島田荘司ミステリのひとつの到達点といえよう。この脳髄がしびれるような感覚は、いわゆる「謎解きミステリ」が嫌いな人にもぜひ味わってもらいたい。

     と書けば終わってしまうんだよな、このミステリの感想。1985年版の「42位」というランキングは、まさにこの作品のためにあつらえたような位置である。2012年版の「21位」というのは、ちょっとひいきの引き倒し、という感が強いんじゃないかなあ。島田作品をそれほど読んでいるわけじゃないけど、なんとなく「占星術殺人事件」の縮小再生産、という感が強いのだ。そういいだすと島田荘司の本格ミステリ作品は全部がそうなってしまうけれども。21位にするんだったらその票を法月綸太郎にくれてやってもいいような気がするがなあ。

     この「斜め屋敷の犯罪」のいいところは、奇人としての名探偵・御手洗潔の真骨頂が読めるところだろう。この作品での御手洗の壊れ方と、ワトスン役の石岡和己のやけくそめいたフォローは読んでいて実に楽しい。御手洗潔は、以降「異邦の騎士」「暗闇坂の人喰いの木」「水晶のピラミッド」とどんどん抑鬱的かつおとなしくなっていって、小説からもユーモア成分がどんどん失われていく。冒頭からやたらと暗い「アトポス」や、石岡和己がひとりで事件に立ち向かう「龍臥亭事件」なんてもう、読んでるこっちがつらくなってくるような悲惨な出来であった。

     「占星術殺人事件」のところでも書いたが、やはり御手洗潔は、エキセントリックな占星術師として貧乏生活をさせておくべきではなかったかと思う。そんな社会的地位にとどまらせておけなかったのが島田荘司の作者としての内面的成長ゆえであるのなら、そんな内面の成長など犬にでも食わせておけばいいのだ。

     島田荘司ファンには失礼なことに、作品の内容とはまったく関連のない難癖ばかりになってしまったが、それもこれも「可愛さ余って憎さがナントヤラ」だと思って許してほしい。今回の再読でも読み始めたら夢中で読んでしまい、今は夜中の23時。明日は早く起きないといけないのだが。ああこの本好きにしかわからぬたまらぬ背徳感。うひひ。

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