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    【  2009年08月  】 

    闇は千の目をもつ 22-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.31 (Mon)

      人類の希望は痛む身体を引きずることしかできなかった。「島田さんは?」「この暑いのに、昼のまぶしい太陽を満喫している。すごい人だな」「そうですか?」 五秒考えて、思い直した。「……そうですね」 わたしがうなずくと同時に、島田春江がこちらにやってきた。「桐野先生? 眠れましたか?」「なんとか、わずかにとろとろとすることはできました」「ストレプトマイシンは?」「射ちました」 当然だ。射たなければわたしは...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 22-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.30 (Sun)

      船には車を載せるスペースがなかったので、車を降りてそのまま揺られていくことになった。本来だったら夏の海を満喫するところだが、わたしにはそのような余裕はなく、痛む身体を船室の壁にもたれさせてつかの間の眠りをむさぼるだけだった。 眠りの国で遊ぶにはほんのわずかな時間の後で、わたしは乱暴に肩を揺すられて起こされた。「時間だぞ、桐野さん」 はっきりとしない頭でわたしは抗議した。「眠らせてくれないか……」「...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 22-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.29 (Sat)

     「ずいぶん自信があるんですね」 そういって、わたしはある可能性に思い至って背筋が冷えた。「まさか、蒲生さんの家も、火事に遭って焼けてしまったとか?」「そんなはずがあるかよ。縁起でもない。なにも人からものを聞きだすテクニックというものは、桐野さんご懇意の森村探偵事務所の専売特許じゃないということだ」「はあ」「おれたちが車に乗っていた十五時間がなくても、聞き出せることに大差がない、というくらいにまでは...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 22-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.28 (Fri)

     22 「ハードな運転」なんて、過小評価もいいところだった。わたしはいつ中央分離帯や先行車と激突するかと、生きた心地もしなかった。どこをどうチューンナップしたのか、やつのシビックは、シビックとは思えないほどの戦闘力(というのだと、わたしが読んだ公道でのレース漫画には書いてあった)を持ち、高速道路をパニックに落とし入れていた。「キャノンボールでもやっているつもりなんですか、余目さん。これで救急車だった...全文を読む

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    ツッコミについて

    未分類

    2009.08.27 (Thu)

     わたしは人の小説についていらんツッコミをする男である。ほんとうにどうでもいい枝葉末節にツッコミを入れる。しかし思うのだが……。「誰からもツッコミが入らないミステリやそれに類した小説というのは、ほんとうに幸せなのだろうか?」わたしを例に取る。わたしの小説は、ミスの塊である。どうしてこんなに細かいところから大きなところまでミスを繰り返すのかと思うくらい失策をする。いちばん大きな例は、「天使を吊るせ」で、...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 21-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.27 (Thu)

     「そうですか」 わたしはしばらく物思いにふけった。「なにを考えている、桐野……さん」「最後の勝負はこの一週間か、と思っていたんですよ」 わたしは自分の身体を見下ろした。「夢で射つストレプトマイシンも効きが悪くなっている。手もとには『闇は千の目をもつ』がない。そして現実の抗生物質はまるで効かない……こうなったら、一週間でケリをつけなければ、わたしの生命も終わってしまうということでしょう」「怖いか」「当た...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 21-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.26 (Wed)

     「奥多摩に着くまでに、井垂島についてわかったことをいっておこう」「お願いします」 思わず丁寧語になる。まるで先生と生徒だ。「鈴木道徳の日記からもわかると思うが、あの島は無人島じゃない。だいたい千二百人ほどの人間が住んでいる」「思ったよりもいますね」 余目はうなずいた。「最近の過疎地域の例に漏れず、その大半は老人と幼児だ。若い者や働き盛りは、みんな鹿児島だの東京だのに出て行ってしまう。その結果、さら...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 21-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.25 (Tue)

      わたしは十秒ばかりぽかんと口を開いていた。余目はにやにや笑いを崩さなかった。 救急車が走り始めてから、ようやくわたしは口をきくだけの余裕を取り戻した。「余目さん……これは?」「なに、お前さんを、設備の整った研究施設に連れて行こうということだよ」「設備の整った研究施設って、どこです?」「奥多摩の山の中だ。お前さんは、これからそこで『エクソシスト』も真っ青な人体実験を受けることになっている……表向きはな...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 21-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.24 (Mon)

     21 わたしが面会室でしゃべったことは、傍聴されていたのか録音されていたのかわからないが、次の日を待たずして病院中のスタッフの知るところとなっていた。「桐野さん」 代表してわたしを怒る役になったのは、もちろん飯島医師だった。「あなた、ほんとにもと医者なのか。自分の立場をどう考えているんだ。今は菌を撒き散らしていないから面会を認めたが、こういうことが今後あったらがみがみがみがみ……」 わたしは頭を下げ...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 20-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.23 (Sun)

     『六月二十一日 ペンを結わえていた紐が切れそうになっていたので、アパートにあった針金を使って縛りなおす。 思うのだが、この筆ペンは井垂島か、鹿児島に帰りたがっているのではないか。どうもそんな気がしてならない。わたしの妄想かもしれないのだが。 夢の中で、わたしはもはやわたしではない。理性が完全に失われた、なにかだ。自分ではなんなのかがわからないが、思うに……あれと化しつつあるのかもしれない。 ネズミだ...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 20-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.22 (Sat)

     『六月十七日 筆ペンは、隙を見たら転がり逃げようとするので、紐で結わえておくことにした。なんとなく愛着めいたものが湧いてきたのだろうか、この本とペンを身から離したくない。離す気になれない。 夢、どんどんひどくなっていく。わたしは夢の中ではすでに瀕死の状態で倒れていることしかできない。生殺しのまま延々と時間だけが過ぎていくのだ。たいした悪夢だ。 夢の中のわたしの身体も、どことなく変化を遂げているよう...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 20-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.21 (Fri)

     『六月十五日 飛行機はやはり貧乏人の乗るような代物ではない。とはいえ、東京に向かうにはJRを乗り継いで鉄路で行く、というよりもはるかに安いのでいたしかたない。 飛行機の中でうとうとする。 夢の中で、わたしは重傷のペスト患者になっていた。身体の痛みは、ただ痛むなどというなまやさしいものではなく、皮膚には敗血症のしるしである黒いあざがはっきりと浮き出ていた。ふらふらになり、現実か夢なのかすらも判然とし...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 20-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.20 (Thu)

     20『六月十三日 まさか、だった。蒲生とかいうあの特攻隊員も、あの島、井垂島の出身だったとは! 「闇は千の目をもつ」とこの本に書き込んだのも、彼だったらしい。 その特攻隊員の蒲生長晴は子供のころから、頭こそいいが奇矯な人物だったらしく、土蔵だとか洞窟だとかに入るのが大好きだったようだ。 だが、旧制高校に入ってしばらくのある日、里帰りしたときに島にある洞窟のひとつに入ったときから、そんな趣味をやめて...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 19-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.19 (Wed)

     『五月三十一日 この島にいられる時間も残り少なくなってきた。いつものことながら、手ぶらで帰るのか。つらい。 気のせいか、身体から力が抜けるように感じる。疲れているのだろうか』「飛ばします」『六月八日 夢が、変な風に変わってきた。 わたしは、夢の中にいる。森をさまよっている。そこまでは同じだ。 だが、夢の中にいるわたしは……。 わたしもまた、ペストの症状を呈してきているのだ! 夢の中で、全身が痛み、し...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 19-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.18 (Tue)

      島田春江は本を持ち直すと、ゆっくりと読み始めた。『五月十六日 この島もハズレだろうか。疑念ばかりが募る。 悪いことにノートまで尽きた。島の商店に入ったのだが、あいにくとノートが品切れだった。しかたがないのでこの本に日記を書くことにする。ボールペンで書いたがちっとも書けない。どうやらインクが切れたらしい。鹿児島の古道具屋で本といっしょに売りつけられた筆ペンで書いてみたが、まったくなんてインクの色だ...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 19-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.17 (Mon)

      ページを見て、わたしは驚きに大きく目を見開いた。「……これは」 今まで白紙だったページに、びっしりと文字が浮き出ていた。その一種独特の茶褐色は、血が乾いたものに間違いなかった。「島田さん」 わたしは内心の畏れを押し隠して尋ねた。「この本を、血に浸したといいましたよね。どんなふうに浸したんです? 端のほうを、ほんの少し浸けたんですか?」「いえ」 島田春江は首を横に振った。「それでは、桐野先生が前に行...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 19-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.16 (Sun)

     19 島田春江に会うにはもう一晩待たねばならなかった。わたしの都合というよりは、病院の都合だった。このガラス越しの面会室は、患者やその家族にたいへん好評で、菌を撒き散らさなくなって安全と判断された結核患者などがみんな愛用しているのだ。順番は守らなくてはならない。 わたしはというと、菌が検出されないことと(もとからいないのだから当然だ)、このところの劇的な病状の好転とから、この部屋を使わせてもらうこ...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 18-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.15 (Sat)

     「違うところ?」「そうです。この病気について、夢で射つストレプトマイシンの効果は、劇的ではありますが一時的なものです。射ち続ければ治るかについては、今のところ、否定的なことしかいえそうにありません」「大量に射てばいいじゃな……そうか、そういうものでもなかったな。たしかストマイは副作用も強力なんだった」 わたしはうなずいた。「なにが起こるか予断はできません」「忌々しいな。お前、夢の中で『特効薬』をその...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 18-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.14 (Fri)

     「わたしが考えるに、この病気の感染元であり、あちらこちらに病気をばら撒いているのは、鈴木氏とみて間違いないでしょう。本人は死んでいますが、その残留した意識が、夢魔と化したかどうかして、このような悪さを働いているのでしょうね」「お前も、それに?」 わたしはうなずいた。「高宮さんについてはすでにお話ししたとおりですし、わたしは高宮さんの夢の中で、鈴木氏と思われる相手に思い切り腕や足を咬まれている。椎葉...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 18-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.13 (Thu)

     「命令?」「あんたの力になることだよ。桐野さん……くそ、呼びづらいな。あのかたには『さん』をつけて呼べといわれたが、いつもの通り『桐野』でいいか」 わたしはわざと意地悪くいった。「大野さんの命令には絶対服従のはずでしょう、余目さん」 余目はものすごい目つきをした。「今に覚えてろよ、桐野……さん」 その言葉を聞いて、わたしはにやりとした。ひさかたぶりのいい気分だ。 余目は眼鏡を直した。「……で?」「『……で...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 18-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.12 (Wed)

     18 この病院は、さすが地区を上げての総合病院を自認するだけあって、すばらしい施設が備えられていた。隔離病棟に面会室とは、病院も信じられないくらい自由になったものだ。「で」 入院二日目。わたしの目の前で、サラリーマンにしか見えない男が退屈そうにいった。目の前といっても、わたしと男との間には、分厚いガラスの小さな窓と、言葉をやり取りするためのマイクとスピーカーとが、明確な境界を形成していたのではある...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 17-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.11 (Tue)

      飯島医師は納得してくれなかったようだった。 それはそうだ。 首をひねりながら部屋を出て行く医師の背中を見送りながら、わたしは大きく息をついた。 わたしは、自分の夢の中に潜ったとき、夢で自分の身体にストレプトマイシンを投与したのだった。 普通だったらこんなに素早くは効かないが、わたしには先に例証があった。高宮秋子。彼女に射ったときのことを、わたしははっきりと覚えていた。そこで薬は目覚しい効果を上げ...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 17-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.10 (Mon)

      数時間後、部屋の巡回のためやってきた看護師は、わたしの顔色を見て驚いたようだった。「どうしたんですか、桐野さん? ずいぶんと落ち着いたご様子ですけど」 わたしは笑ってみせた。「病は気からってことですよ」 わたしのこの言葉を、看護師はどう受け取っていいのだかわからないようだった。「待っていてください。先生を呼んできますので」 看護師はあたふたと階下へ去って行った。 わたしはベッドで鼻歌を歌いながら...全文を読む

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    アメちゃん原爆ありがとう

    その他いろいろ

    2009.08.09 (Sun)

     アメちゃん原爆ありがとうあなたが落としてくださって日本も晴れて戦争の被害者みたいなふりをして生きていくことできるからアメちゃん原爆ありがとう二十万人死ぬことで正義と称する軍隊がいったいなにをやらかすかこの目でしかと見れたからアメちゃん原爆ありがとう今になっても八月にそちらのお国の国民が苦しい弁解してるのを優越感もち聞けるからアメちゃん原爆ありがとうこんな無用の長物にカネをじゃんじゃん浪費して国を貧...全文を読む

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    バトンは嫌いなのだが

    未分類

    2009.08.09 (Sun)

     バトンはそのチェーンレターみたいな性格が大嫌いだからなにがあっても絶対によそへ回さないのだが、回ってきたら正直に思ったことを書くのも礼儀だと考える。てことで。★十人は一生の友達?一生の友達にしたいからリストアップしない。★好きなものは?ミステリ。SF。ボードゲーム。アニメ。特撮。ドラゴンズ。怪盗セイント・テール。エトセトラ。★送り主と出会ったきっかけは?「ブログ番外地」みたいになっているうちのブログに...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 17-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.09 (Sun)

      わたしが連れて行かれたのは、病院の最上階にある隔離病棟だった。空調ががんがん回っていた。ただ暑いからというばかりではない。空気中を漂う細菌やウイルスといった代物を片っ端から捕らえて逃がさないためだ。この病室から少しでも外へ漏れると、ひどいときにはパンデミックの大惨事になるのだから仕方がない。「着替えていただきます、桐野さん」 今にも倒れそうなくらいにふらふらだったので、着替えるには看護師の女性の...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 17-1

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.08 (Sat)

     17 担ぎ込まれた総合病院でわたしを診た担当医は、こちらに対して露骨におかしな顔をしてみせた。「……病原菌は検出されない。体温、心拍数、血圧は平常値。血液検査でもなにひとつ異常は見られない……」「だからいったでしょう。わたしはペストなんかじゃないって」 わたしは苦しい息の下から答えた。「そうとわかれば、さっさと解放してくれませんかね、先生」「そうは行かんのだ」 飯島という名のそのショーペンハウアーみた...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 16-4

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.07 (Fri)

      そう思ったときには遅かった。ドアの向こうにいたのは、わたしも医者としてさんざん見覚えがある、消防の救急隊員だったのだ。それもマスクをつけた二人組である。「桐野さんですね」 救急隊員のうち、背の低いほうが確認を取るかのようにわたしにいった。「君たちなんか呼んだ覚えはないぞ」 わたしは痛む身体と頭とに耐えながらいった。 救急隊員は首を振った。「ペスト患者が出たという話を聞いたら、われわれとしては法令...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 16-3

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.06 (Thu)

      記憶の底をまさぐって、ようやく思い出した電話番号を入力した。 待つ。 地獄のような数秒。 かちゃりと電話が取られる音。『……はい、高宮です』 島田春江か?「島田さんですか? 桐野です。……やられました。一刻も早く、あの本を持ってきてください!」『……やられた?』 声がどこか遠いところから聞こえてくる。いけない、ほんとうにまずいことになっているらしい。 わたしは、苛立ちを覚えながら電話口に向かって続けた...全文を読む

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    闇は千の目をもつ 16-2

    2 闇は千の目をもつ(完結)

    2009.08.05 (Wed)

      頭痛だとばかり思っていたものは本格的な全身の痛みへと変わった。 わたしは洗濯機も放り出して、這いずりながらベッドへと戻った。トイレの吐瀉物は流さない。救急車が来たときに、吐瀉物は有力な手がかりになる可能性がある。 ……救急車! わたしは愕然とした。救急車などが来て、わたしが隔離されてしまったら、この事件は誰が収拾するというのだ! 病院に連絡するわけにはいかない。 ひとりの医者としては、それはまった...全文を読む

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