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    【  2010年02月  】 

    天使を吊るせ 15-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.28 (Sun)

      変な形でお鉢が回ってきた。 わたしはとりあえずこの場は「はあ」といって頭を下げることにした。妙なことをいって心証を悪くすることもないだろう。ここにいる人間は、皆、この団体の上位にいるメンバーなのだから。「桐野さんも、悩みを抱えてたいへんでしょう」 人権派弁護士の言葉に、わたしはつい、「ええ」と答えそうになったが、あわてていい直した。「この場で、そんな古典的な手を取ることもないでしょう、先生。わた...全文を読む

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    天使を吊るせ 15-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.27 (Sat)

     「大野先生には最近お会いしておりません」 わたしがそう答えると、皆が皆うなずいた。ちょっとかちんと来るのを感じる。「……まあ、人間、なにごとも出会いじゃからな。どんなことになったとしても、必ずやそれは糧となる。大野先生ともあれば、それは貴重な糧じゃよ」 老教授が、わたしの心を読んだように、鷹揚な声で慰めの言葉をかけてくれた。ありがたい話で涙が出る。「ええと」 作家が腕時計を見た。「学長先生はまだいら...全文を読む

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    天使を吊るせ 15-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.26 (Fri)

     15「さて」 参議院議員氏が口を開いた。「後は学長先生がおいでになるのを待つばかりですな」「さよう」 慶応の老教授が答える。「誰が夢に入ってもらうことになるのか、じゃんけんでもしませんかな?」「じゃんけんですか」 高名な人権派弁護士。「それで決まるならこちらもがんばりますが、またいつもと同じように、学長先生がご自身の判断で決定なされるのでしょうね」「ロマンがないですな」 老教授がつまらなさそうに、...全文を読む

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    天使を吊るせ 14-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.25 (Thu)

      学費? 杉内がふと漏らした言葉に、わたしはちょっと引っかかるものを感じた。そこまで違うものなのか。「あの?」 わたしのとまどったような声を聞いて、杉内はこちらを向いて笑った。「高度で専門的な教育を受けるためには、それなりの代価が必要なんですよ。高校よりも大学のほうが、一単位あたりの授業料が高価いってことです。おわかりになられますよね?」 おわかりになられたが、それでも釈然としないものが残った。こ...全文を読む

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    天使を吊るせ 14-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.24 (Wed)

      杉内は夢でも見ているかのような目になっていた。 いわしの頭も信心からとはいうが、プラスチックのパイプも信心とは。「こんなこと聴講生のわたしに話してもいいんですか?」 わたしの質問に、杉内は、あっ、といって頭をかいた。「いちおう、これ、第三研究課程以上の人間しか知ってはいけない秘密なんですけれど、まあ、いいでしょう。桐野さんは特別ですしね」「……特別?」 杉内は何度もうなずいた。「そうですよ。学長先...全文を読む

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    天使を吊るせ 14-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.23 (Tue)

     「学長先生は今はどこにいらっしゃるのです?」 わたしの問いに、杉内は天井を指差して答えた。「上の学長室で瞑想をなさっておられます。精神を統一なさっておられるのです。桐野さんもご存知でしょうが、東洋哲学でいうところの『気』を……」「『気』については後でうかがうことにさせていただきます」 わたしは慌ててさえぎった。こういう人間に神秘思想の講釈をさせると、それこそ数時間ぶっ通しでご高説を拝聴することになり...全文を読む

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    天使を吊るせ 14-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.22 (Mon)

     14 『麗澄真理心理学研究所』までは、今日は車ではなくて電車とバスを使うつもりでいた。普通だったらあんな山の中まで路線バスが通るはずもないのだが、教団が無料バスの送迎サービスを行なっているのである。無料とあれば、いっぺん試してみるのも悪くはあるまい。 もちろん、これには他の理由もあった。もしも、わたしが教団に対してなにか、「知ってほしくない真実」を知ってしまった場合、車に細工されるのを避けるという...全文を読む

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    天使を吊るせ 13-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.21 (Sun)

      その可能性については考えたこともなかった。「マインド・コントロールか。オウム真理教がやろうとして失敗したやつだな」 わたしはオレンジジュースをすすり、もうひと口すすった。かなり氷が溶けて、水っぽくなっていた。「そこまで心配する必要はないんじゃないのか。人間の精神をコントロールすることなんか、いまの科学では……」「そんな科学の話をしているわけじゃありません」 北村は厳しい声でいった。「わたしがいって...全文を読む

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    天使を吊るせ 13-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.20 (Sat)

      北村の顔は見ものだった。「直接会う機会?」 なんとかバーガーを食べかけの状態で硬直している北村に、わたしは思い切り嫌らしく笑ってみせた。「そうだよ。この前、わたしは特別講演会で学長と親しく会話をする機会を得たんだが……」 わたしは北村にこの前のことを詳しく話した。「……そういうわけで、わたしは彼女の夢をその目で検証する機会を得たんだ」「機会を得たといっても」 北村はハンバーガーを置き、口元をぬぐった...全文を読む

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    天使を吊るせ 13-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.19 (Fri)

     「単に人寄せとして使われただけじゃないのか」 わたしはかなわぬまでもと反論を試みた。「あの人は、わたしがいうまでもなく、ものすごい美人だ。中学や高校のときは、それこそすこぶるつきの美少女だっただろう。そう考えれば、あながち……」「当時のブラジルで発行された新聞を入手しましたが」 北村は、しゃべり疲れたのかカフェラテをもうひと口飲んだ。「それによると、澄麗嬢はその明快な演説と、魅力的な笑顔が印象的だっ...全文を読む

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    ブログ開設一周年記念

    未分類

    2010.02.19 (Fri)

     誰も祝ってくれそうにないので自分で祝う。ポールくんおめでとう! わーいわーい。クラッカーぱんぱん! シャンパンしゅわわ~。で、シャンパンなんぞ買えないのでセブンイレブンでもらってきた試食のケーキでお茶などを飲みつつ祝っていて気づいたのだが、よく考えたらブログ開設一周年は「昨日」だった!(爆)とほほほほ(^^;)しまったシャンパンとはいかないまでもシャンメリーなら無理して財政出動すればなんとかなった...全文を読む

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    天使を吊るせ 13-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.18 (Thu)

     13「その話はしたくなかったんだ」「してくれないと困ります」 北村はようやくなんとかバーガーを取り上げるとひと口かじった。「こっちも仕事なんですから、サボタージュなんかされるとたまったもんじゃないんですよ」 わたしとしては頭を下げるしかない。「どんな人だったんですか?」「わたしには聖女に見えた」 ここまで来たらもうやけくそだ。「何度でもいうが、あんな美しい人が恐ろしいことをするなんて信じられない」...全文を読む

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    天使を吊るせ 12-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.17 (Wed)

     「わからない?」 森村探偵事務所の調査力でも?「わかるわけがありません」 北村はつらそうにいった。「なぜって沢守房江は、結婚退社後、南米へ渡ってしまったからです。沢守というのはそのときの結婚相手の姓です。うちの事務所にブラジルやアルゼンチンくんだりまで出かけていって詳しい話を聞けるだけの予算があったら別ですが、残念ながらそこまでの予算は……」 わたしはポテトを口に入れた。ディップはしなかった。「南米...全文を読む

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    天使を吊るせ 12-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.16 (Tue)

     「避ける……?」 顔を見るまでもなくバレバレだと思ったが、わたしはあえてとぼけてみせた。「わからないなどという返事は聞きたくありませんからね」 北村はできの悪い生徒のミスを見つけた教師のような口調でいった。「肝心なことを聞かせてもらっていません。なんのために桐野さんにあの団体へ潜ってもらったと思っているんですか」 この教師は生徒を恫喝するための鞭まで持っているようだった。 わたしは観念してオレンジジ...全文を読む

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    ちくしょうウイルスかなにかにやられたようだ

    未分類

    2010.02.15 (Mon)

     「訪問者リスト」の中のご訪問いただいたかたの名前のいくつかが、誰とも知れぬやからのサイトに変わっている。アクセスしたわけではないが、リンク先も同じだろうなあ。パスワードが破られたかもしれないので、皆さんも気をつけておいてください。どこの誰だこんなことしたのはちくしょう。訪問してコメントを残してくれたかたのブログに行けなくなっちまったじゃないかまったく。お心当たりのあるかたはコメントをお願いするであ...全文を読む

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    天使を吊るせ 12-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.15 (Mon)

     「様子といっても」 わたしは口ごもるしかなかった。「まだ聴講生になったばかりだ。詳しいことはなにも教えてもらっていないよ。それに、こういう調査はとても時間がかかるものなんじゃないか。北村さんみたいにプロの探偵として訓練を受けたわけじゃないからよくわからないが」「それでも、第一印象とかあるでしょう。入った感じはどうでしたか?」 わたしはビッグマックをかじった。「よかったよ」 聞かれたことは正直に語る...全文を読む

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    天使を吊るせ 12-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.14 (Sun)

     12 わたしは書店で本を買いがてら八王子駅近くのマクドナルドに入った。本といってもたいしたものではない。ただの時代小説だ。いわゆる池波正太郎というやつである。 「剣客商売」と「殺しの四人」を小脇に抱えて、レジの売り子にビッグマックのセットを頼んだ。いつもの昼食はカップ麺なので、たまには蛋白質を補給しなければと思ったのだ。ソフトドリンクはオレンジジュース。ビタミンCも心配だったので。だったら野菜ジュ...全文を読む

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    天使を吊るせ 11-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.13 (Sat)

      頭を抱えてしまったわたしの肩を、島田春江はいたわるように叩いた。「落ち込まないことですよ先生。明日から、あんな教団とは縁を切ればいいだけの話ですからね」「そうもいかない」 わたしはそう答え、答えてから自分のいった言葉の意味に気づいた。 島田春江は、疑わしげに尋ねてきた。「そうもいかないって……先生、いったいなにがあったんですか?」 いうわけにはいかなかった。「すまないが……それは聞かないでくれないか...全文を読む

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    天使を吊るせ 11-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.12 (Fri)

     「コールドリーディングか」 わたしはその言葉を舌の上で転がした。実に嫌な味わいの言葉だった。 だが、確かに……。 筋は通る。 考え込んだわたしに、島田春江はさらに追い討ちをかけてきた。「コールドリーディングの技術が学べるとなれば、いくら出しても惜しくないっていう人は山ほどいるでしょうね。占い師とか手品師とかにとどまらず、非合法な職業の人とか、その他その他……」 わたしの頭にヤクザや詐欺師の姿が浮かんだ...全文を読む

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    天使を吊るせ 11-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.11 (Thu)

     「そりゃそうかもしれないが」 わたしはその眼光にたじたじとなった。「それは、社会を生きていくうえではハードボイルドすぎる態度じゃないのかなあ。昔から、『堪忍の二文字を心せよ』とかいう言葉が……」「堪忍の心も大事ですが、それの前提として真実を見据えるという態度が要求されるんです」 わたしは肩をすぼめるようにしてコカコーラを飲んだ。「真実を見据えるとですね、先生」 島田春江はこれだけでお説教を終えてくれ...全文を読む

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    天使を吊るせ 11-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.10 (Wed)

     11「それで、先生? その学長先生とかいう教祖は、どんなことをしゃべったんです?」「難しい言葉を使っていたが」 わたしはコカコーラを飲みながら答えた。島田春江が渡してくれたのだ。「要約すると、技術を悪用するな、ということらしかったな」「倫理ですか」 島田春江は、ふんと鼻を鳴らした。行儀が悪い。「先生、よからぬことをもくろんで、よからぬことをしようとするやつらというものは、口々に道徳を唱えるものです...全文を読む

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    天使を吊るせ 10-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.09 (Tue)

     「高位の?」「……そうです。高位のです」 沢守澄麗の言葉に、わたしはがっかりした。しょせんは、この団体も、ただのはったりだけの……。 しかし、続けて沢守澄麗は意外なことをいった。「しかし、あなたは別です」「……え?」 沢守澄麗はわたしの手を取った。「あなたには、夢の中でわたしを見てもらわなければなりません」「あなたを……見る?」「そうです」 沢守澄麗は顔を近づけてきた。「夢の中でわたしを見る。それが、東方...全文を読む

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    天使を吊るせ 10-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.08 (Mon)

      わたしは、これだけは聞いておかなければならないことを訊ねた。「学長先生、あなたは、ナイトメア・ハンターなのですか?」 もしそうだとしたら、是蔵忠道と速水鈴音(ナイトメアハンター桐野・1「ナイトメア・ハンターの掟」第四章以降参照のこと)にも連絡を取っておかねばなるまい。あのナイトメア・ハンターの娘には五年以上逢っていないが、この件についていろいろと相談できるはずだ。まだ生きていたらの話だが。 わた...全文を読む

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    天使を吊るせ 10-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.07 (Sun)

     「そうです」 沢守澄麗は、わが意を得たりとばかりにうなずいた。「桐野さん、あなたは彼を見捨てられなかった。見捨てたら、それこそ彼のこれからは、全てが閉ざされてしまいます。あなたには、そんなことはとてもできなかった」 言葉を切る。一呼吸置いた。「そして、桐野さん、わたしたちも同じなのです。全人類を、見捨てるわけには行かないからこそ、わたしたちは真理を説くのです。たとえ人が耳をふさごうと、目をふさごう...全文を読む

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    天使を吊るせ 10-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.06 (Sat)

     10 わたしは半ば陶然としながら、目の前の女性とこの場をいっしょにいられることの幸福感を噛み締めていた。「さて、博士。この研究所について、どう思われましたか?」「すばらしいですね」 思ったままを答えた。「会員の人たちは皆いい人ばかりだし、そして学長のあなたは、天女か妖精のような美しいご婦人だ。なんというか、まるで天国にでも遊びに来たみたいな感じです」 沢守澄麗はうなずいた。「天国というのは」 涼や...全文を読む

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    天使を吊るせ 9-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.05 (Fri)

      沢守澄麗が手を引いてくれたので、わたしはどうにか舞台に上がることができた。 舞台上に上がっても、わたしはしばらく阿呆のように沢守澄麗の手を握り締めていた。 沢守澄麗は、わずかに右手を持ち上げ、諭すような視線を送った。わたしははっと気づき、手を離すと、真っ赤になって頭を何度も下げた。 どこからともなく、舞台上に幾人ものスタッフが現れて、演壇を片付けると、二脚の椅子とテーブルを据え付けた。「博士、ど...全文を読む

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    天使を吊るせ 9-3

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.04 (Thu)

      東方よりの博士……? わたしは、なにをいわれたのかわからず、ぽかんとしていた。聴衆の三分の二もそうだったらしい。 しかし、残り三分の一は違っていた。彼らは、熱狂的な歓呼をもって沢守澄麗の言葉に答えた。「……東方の博士!」「……東方の博士!」 ぴかりと何かが光った。 誰かがスポットライトを入れたらしい。 スポットライトは、なめ回すように客席を滑ってから……わたしの前でその動きを止めた。「!」 周囲の人が、...全文を読む

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    天使を吊るせ 9-2

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.03 (Wed)

      沢守澄麗は右手を軽く上げた。 拍手が、潮が引くかのように小さくなり、そして消えた。「皆さん」 これが、わたしが最初に聞いた沢守澄麗の肉声だった。 珠を転がすような、という形容がぴったりくる声だ。「真理を学んでおられますか?」 会場が、ひとつになって答えた。「学んでます!」 沢守澄麗は満足そうな笑顔になった。「輝いてますか?」 わたしも答えに唱和した。「輝いてます!」「楽しいですか?」「楽しいです...全文を読む

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    天使を吊るせ 9-1

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.02 (Tue)

     9 わたしが座れたのは、ホールの中でもかなり後ろのほうだった。ホールは合理的に作られていたことは認めなくてはならないが、それでもこんな席に座らされるくらいなら立ち見のほうがまだましかと思われた。 思っただけだ。わたしは前言を撤回する必要に迫られた。わたしの後からも、人が次々と入ってきていて、最後方のスペースは立ち見の人間で立錐の余地がなくなっていたからだ。 これで講師が人類愛なんか説いたら、参加者...全文を読む

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    天使を吊るせ 8-4

    4 天使を吊るせ(完結)

    2010.02.01 (Mon)

     「ぼろくそですね」 わたしは少々げんなりするものを感じた。「真理がわからない人はどこにでもいますから」 三人のご婦人がたは嘆息した。「でも」尾道夫人がいくらか明るい声でいった。「そういうかたのために、学長先生は講演してくださるんですからね」「そうですとも!」 安本夫人も唱和した。「次の講演が待ち遠しいですわね」「次の講演っていつです」 中井夫人が、ポーチから小じゃれた手帳を取り出した。「ええと……来...全文を読む

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