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    【  2010年07月  】 

    輪ゴム

    ホラー

    2010.07.31 (Sat)

     「なにか、留めるものは持ってないか」 大学の学生食堂で、丸めたポスターを抱えた友人にそう聞かれたぼくは、反射的に左手首を探った。 輪ゴムがあった。「はいよ」 ぼくは輪ゴムを相手に渡した。手首には、輪ゴムの痕が赤く残っていた。「サンキュ」 友人は丸めたポスターを輪ゴムで留めた。「お前、いつもいつも輪ゴム持っているの? 家庭の主婦みたいなやつだな」「自分で持とう、という気はないんだけどね」ぼくは苦笑い...全文を読む

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    暑中見舞い!

    いただきもの

    2010.07.30 (Fri)

      ECMさんよりの暑中見舞いイラストをいただきました! やっぱりECMさんの描かれる女の子はかわいくて、兵器の選択はマニアックだなあ(^^) 詳しい内容については、こちらをどうぞ~。...全文を読む

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    わが母の……

    ホラー

    2010.07.30 (Fri)

     「だからさ」 マクドナルドで、わたしはポテトをつまみながらいった。「どうも、自分がボケてるとしか思えないことがあるんだよね。わかる?」「まなみは、たしかにどこかそういうところあるよ」 さやかのやつは、そういってオレンジジュースをすすった。「そこは否定するところ!」「ごめん。で、今度はなに? 家の鍵をなくしたの? それとも携帯?」「そんなもんじゃないよ。うまくいえないけど、記憶、かなあ……」「記憶?」...全文を読む

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    ぼくの大すきな先生

    ホラー

    2010.07.29 (Thu)

        ぼくの大すきな先生 ぼくのクラスのたんにんの先生はすごい人です。 ぼくはそんな先生が大すきです。 先生は、理科がとてもとくいです。まい朝、ぼくたちに、生物のしん化の話をしてくれます。カンブリアきから、今になるまで、どうやって生物がしん化してきたかの先生の話はテレビなんかよりもずっとおもしろくて、ぼくはついむ中になってしまいます。「三よう虫も、アンモナイトも、きょうりゅうも、みんなさかえたあと...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:中断のおわび

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.28 (Wed)

      FIGHT・85の会話を交わした翌日(つまり今日)、宇奈月範子と下川文子は、作者のわたしに一通の書き置きを残し、手に手をとって「愛の逃避行」に出てしまいました。 なにしろ相手は財閥の娘、天に消えたか地にもぐったか、日本国内でアナグマを決め込んでいるのか高飛びして海外に脱出したのか、さっぱり見当がつきません。 そんなわけで、「範子と文子の三十分一本勝負」は、しばらくの間お休みします。 まあふたりと...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・85

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.28 (Wed)

     「なにかがいるわけよ」 紅恵高校、2‐A教室。夏期講習の本日の分も終わり、しばしの休息をとる範子と文子であった。「なにかがね、文子」 範子は自販機で買ってきたヨーグルトドリンクをストローで飲みながくりかえした。「なにかって、なにが?」 文子もまた、自販機で買ってきたヨーグルトドリンクをすすっていた。こちらには、「いちご」と書いてある。「わからないけれど、なにかよ」 飲み終えたパックをていねいに潰し...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・84

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.27 (Tue)

      夏期講習はさらに続く。山のような問題集を明日までに解いてこなければならなくなった範子と文子であった。 講習後も教室に居残り、二人で知恵を合わせて、なんとか問題集の解答欄を埋めようとしたのではあるが……。「暑いね」「暑いわ」 範子は問題集をぱたりと閉じた。シャープペンシルを投げ出す。「もう、やめたやめた! こんな暑苦しいところで宿題したって、問題が解けるわけがないわ。もっと、涼しいところで勉強しまし...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・83

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.26 (Mon)

     「困ったわ」「なにが困ったの範ちゃん?」 紅恵高校、夏期講習後の教室。範子は深刻な顔をしていた。「もうネタがないのよ」「それは前から何度となくいってることだよ、範ちゃん。前からずーっと、ネタがないネタがないとかいいながら、これまで八十回以上やってきたよね。だからこれからも大丈夫だよ」「甘いわ。それは希望的観測というやつよ」 範子はびしっといった。「このままでは、もしかしたら、あまりのネタのなさと読...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・82

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.25 (Sun)

     「暑いわね、文子」「ほんとだね」 窓からは日光が差し込んできていた。紅恵高校名物、魔の夏期講習も授業時間を過ぎ、普通の高校生なら全員下校しているところである。そこを理由もなにもなしに居残っているのだから、この二人、暇人であった。「もうね、文子、この空気が、もわっとしてるのはなんとかしてほしいわね。考えただけで、暑さが……文子?」 ふと見ると、文子は、なにか見えないものでも見ているかのようだった。「文...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・81

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.24 (Sat)

     「いんいちがいちっ!」「わっ」 いきなりの範子の大声に、文子は目を白黒させた。いつもの紅恵高校の放課後である。「どうしたの、範ちゃん? いきなり九九だなんて」「いや、ね、このシリーズももう八十一回目でしょう。八十一と言ったら九九かなあ、と思って」「そうかなあ。むしろ今では、ハチワンダイバーだとかいって、将棋をやったほうがウケるんじゃないかなあ」「文子」 範子は、冷たい視線を文子に向けた。「……あなた...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・80

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.23 (Fri)

      放課後の紅恵高校の教室。「あ、かわいい!」 文子は写真を見て、声を上げた。「かわいいでしょ。これを見られるなんて、文子はついているわよ。なにせ、これ、まだ発表されていないものだから」「発表されていない?」 文子は、写真を見て首をかしげた。 写っていたのは、なにか白い石に刻まれた、生物と思えるものの像だった。ふわふわでもこもこした毛皮に、大きな丸い目と、ちんまりした手足がついている。 バイキンをモ...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・79

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.22 (Thu)

     「目」「え?」 文子は目をぱちくりさせた。範子の手には、アイマスクのような妙な機械が握られている。「目よ」「目、目がどうかしたの?」 放課後、誰もいない紅恵高校の教室で、文子は後ずさりした。「昆虫は知っているわね」 範子の顔はなにかに取りつかれたかのようになっていた。視線がどこか、危うい。 文子は乾いた唇をなめた。「知ってるよ」「そう。よろしい。では、昆虫の目はどうなっているかしら?」「どうなって...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・78

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.21 (Wed)

      放課後の紅恵高校の教室であった。「範ちゃん、それが?」「そうよ」 範子は胸を張った。「最新鋭のブルーレイ対応、モニタつき超小型DVDプレイヤー」 ふたりの目の前には、そのプレイヤーとやらが鎮座ましましていた。 範子の講釈が続く。「このモニタつきプレイヤーのすごいところは、画面やDVDの差込口まで二つ折りにできることで、これにより小型化を」「でもさ、最近のはやりって、インターネットからソフトをダウ...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・77

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.20 (Tue)

     「漢方薬ってどう思う?」 範子がそう聞いてきた。文子は言葉に詰まった。「漢方薬……って、あの中国の、薬草とか使うやつ? わたしは、よく知らないなあ。だって、漢方って、高いじゃない。値段が。むしろ、範ちゃんのようなお家のほうが向いていると思うよ」「そうかしら。だって、家では、ねえ。効率と即効性優先だから、家訓が」「家訓って、そんなもの、普通の家にはないよ。やっぱり、範ちゃんちって、お金持ちなんだね」「...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・76

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.19 (Mon)

     「ラーメン食べたい」 文子はいった。「ラーメン?」「そうだよ、範ちゃん。冷やし中華じゃなくて、ラーメン。熱いやつ」 どさっと文子は机に突っ伏した。「食べればいいじゃない」 範子はつまらなそうにいった。自分がイニシアティブを握っていないので不満らしい。「食べるっていったって、ラーメン屋さんに出かけていって、ラーメンくださいっていうの、ちょっと勇気がいるよ、範ちゃん。焼肉と牛丼とラーメンは、女子高生に...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・75

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.18 (Sun)

      いつもの平和な紅恵高校。「ついにここまで来たわね」 範子はいった。「そうだね、範ちゃん、四分の三、七十五パーセントだね」 文子もまじめな顔で答えた。「ここまで来たら、後は惰性でなんとかなりそうだね、範ちゃん」「惰性とかいわないで」 範子は文子の失言を制した。「……ごめん、範ちゃん」 文子は頭を下げた。「でも、なにを話そう? たいていの話の種は、もうなにかの形で全部しゃべっちゃったよ」「そういわれれ...全文を読む

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    恐怖

    未分類

    2010.07.18 (Sun)

     気がついたら自分の書き込みのせいですべての相互リンク先から切断されていること。小説が書けなくなるよりそっちのほうが怖い。...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・74

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.17 (Sat)

     「暑いね、範ちゃん」 文子は下敷きをうちわがわりにしてぱたぱたと胸元を扇いだ。範子はいつものように文子に答えることもなく、机の上に倒れ伏していた。「……範ちゃん?」「だめ」 範子はカエルがロードローラーにひきつぶされたときのような、力のない声でそれだけをいった。「死ぬ。暑い。絶対に三十五度はある。わたし生きていられない」「オーバーなんだから」 文子は苦笑した。「じゃあ、早く帰ろうよ、範ちゃん。コンビ...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・73

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.16 (Fri)

      文子は空腹だった。「範ちゃん、おなかがすいたよお。ひもじいよお。なにか食べさせてよお」 範子は悲痛な表情をしていた。「がんばって、がんばって。今はがまんして。すぐにうちの研究室のものが来るから、それまで待っていて」「でも……おなかがすいて、おなかがすいて、たまらないのよ。お願い、範ちゃん、このロープを解いて。自分でコンビニに行っておにぎりでもなんでも買ってくるから」「ごめんなさい、文子。でも今はが...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・72

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.15 (Thu)

      空中をなにかが飛んで行く。文子はつまらなそうにそれをつかまえた。「範ちゃん……また一匹いたよ」「箱に入れといて」 範子は捕虫網を振り回していた。 放課後の紅恵高校の教室。もとよりそのような狼藉が行なわれていていい場所ではない。「範ちゃん、何匹ここにいるの?」 夏である。教室は蒸し風呂のようになっていた。しかし窓という窓、扉という扉は全て閉ざされ、ご丁寧なことに目張りまでしてある。「正確に六十四匹よ...全文を読む

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    すみませんでした不遜でした

    未分類

    2010.07.15 (Thu)

     不遜にも、「もらいもの」などと書いていたことをお詫びいたします。これからはきちんと、「いただきもの」と書きます。すみませんm(_ _)m...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・71

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.14 (Wed)

     「醜態だわ」「選挙が?」 いつもの紅恵高校の放課後。しかめ面で吐き捨てた範子に、文子は尋ねた。範子は首を振った。「選挙というものも負けた側は醜態のかたまりみたいなものだけど、そっちとは違うわ。ほら、わたしたちがいるこのブログのことよ。もう、なんていうか、作者が二日も続けて眠気に負けているじゃないの。醜態以外の何物でもないわ」「たしかにそうだけれど、だからといって、睡眠は、人間にとって重要な生理現象...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・70

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.13 (Tue)

     「タコね」 範子の言葉に、文子はこくこくと何度もうなずいた。「ああ、あのタコ。すごかったね。ワールドカップの予想を、全部当てちゃうんだもんね」「まったくよ。後ろでタコを操作していた人間がいるんじゃないか、なんていっていた人もいるみたいだけど、あそこまで試合結果を読みきる人間や予想チームがいたら、そっちのほうが十倍もすごいことだわ。よほどの人じゃないと、ドイツがスペインに負けるなんて予想はできないわ...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・69

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.12 (Mon)

     「黒ひげ」「え?」 範子のいつもながらの妙な発言には慣れていたが、それでもいきなりいわれると聞き返さずにはいられない。文子は首をひねりながら答えた。「範ちゃん、なに、その黒ひげって? あのコメディアン?」「……文子、それはチャップリンよ」「……ごめん、範ちゃん、ツッコんだところでなんだけど、わたしが思い描いていたのは髭男爵の山田ルイ53世さんだったんだよ」「あ、ごめん、その人知らない」「……………………」「…………...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・68

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.11 (Sun)

     「忘れてたわ……」 範子はがっくりと肩を落としていた。「どうしたの? 範ちゃん」 文子は心配そうに声をかけた。とはいえ、この程度で心配していたら範子と友人関係を築き続けることは不可能である。長いつきあいで、どんなことをいわれても正気を失わないだけのたくましい精神を文子は養っていた。「忘れてたって、なにを? 宿題の範囲なら、覚えているから教えてあげられるよ。それとも……」「そんなんじゃないわ」 範子は、...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・67

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.10 (Sat)

     「文子」「なあに範ちゃん?」 夕暮れの紅恵高校の教室。「青春だなあ」「は?」「青春だなあ、文子」 範子は窓の外を見ながら続けた。「どうしたのよ範ちゃん。そりゃあわたしたちは高校生だから、青春真っ盛りといえなくもないけど、それがなにか……」「青春だよなっ!」 範子は振り返り、文子の目をしっかりと見据えた。 その目の中にはただならぬ炎のようなものが認められた。 文子は気おされた。「はい。……青春、です」「...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・66

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.09 (Fri)

     「タコよ」「タコ?」 放課後の紅恵高校の教室。いつものことであるが、範子と文子は帰るでもなくウダウダしていた。「……酢ダコは好きだよ」「誰が酢ダコの話をしているのよ」「じゃあ、タコ焼き? 今は季節じゃないよ」「夏のタコ焼きもいけるわよ。あまり食べたことはないけど……って、違うわよ。わたしがいっているのは、このタコのほう!」 範子はファイルからインターネットのニュース記事のハードコピーを取り出して机に置...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・65

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.08 (Thu)

     「文子」「なあに範ちゃん」 範子は、手のひらに、パッケージに入った錠剤を乗せていた。「薬飲まない?」「えっ」 文子の表情がこわばった。「範ちゃん、それ、NGだよ。善良で品行方正な高校生は、いっちゃいけないセリフだよ」 とはいったものの。 中身が気になる文子であった。「で……範ちゃん。その薬、なんなの?」「空が飛べる薬よ」 文子の表情はさらにこわばった。「範ちゃん、たぶん、その薬は、NGどころじゃない...全文を読む

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    範子と文子の三十分一本勝負:FIGHT・64

    範子と文子の三十分一本勝負(ギャグ掌編小説シリーズ・完結)

    2010.07.07 (Wed)

     「へあっ」「範ちゃん、範ちゃん!」「であっ」 範子は無表情な顔をしていた。文子はその肩をぎゅっとつかんで、激しく揺すぶった。「範ちゃん、範ちゃん、しっかりして! しっかりしてよお!」 どこからこういうことになったのか……。 …………………… 十分前。「文子、異星人っていると思う?」 範子から聞かれて、文子は首をひねった。「いると思うけど……でも、わたしたちが出会うのは、もっとずっと先の話だろうね、範ちゃん」「...全文を読む

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    プロフィールイラスト!

    いただきもの

    2010.07.06 (Tue)

     相互リンクをしていただいている五黄(ごおう)猫国往来記の主でいらっしゃるのくにぴゆうさんが、わたし、ポール・ブリッツのイラストを描いてくれました!うわーありがとうございますぺこぺこ。友達というものはありがたいものであります。ちなみに悪性の脱毛症に苦しむわたしにはこんなにふさふさな毛はありません(^^)ぴゆうさん、ありがとうございましたっっっ!...全文を読む

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