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    【  2011年12月  】 

    予告「銀河農耕伝説」シリーズ

    その他いろいろ

    2011.12.07 (Wed)

     銀河共同体政府/農林水産省より告知研究者および学生急募。現在、わが銀河共同体では、共同体を構成する多種多様な種族による複雑な嗜好、栄養形態により、配給される食糧の質と量に大きな偏りが生じている。特に、これは、銀河共同体を構成する中でも中心的な種族、人類に顕著である。人類は、その複雑な嗜好と、惑星定着のための肉体改造などにより、必要とされる食糧の量の不均衡が、無視できないほどになっている。かねてより...全文を読む

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    老後

    SF

    2011.12.07 (Wed)

      いつものようにおれは、パソコンの前に向かってモニタとにらめっこしていた。 モニタには、おれの書きかけの小説が映し出されていた。『そうか、宇宙における人類の存在の意味は……』 小説はそこでぶつっと途切れている。 だいたい、宇宙における人類の存在の意味なんて、ひとりの物書き志望のSFファンが考えて、わかるものなのだろうか。思いつく限りの人類の存在意味は、すでに過去の大家によって刈りつくしに刈りつくされ...全文を読む

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    趣喜堂茶事奇譚/熱い太陽、深海魚(その2)

    趣喜堂茶事奇譚(うんちく小説シリーズ)

    2011.12.06 (Tue)

      夕食をどうしようかなんて考えはすっぽり頭から抜け落ちていた。 何時間もの間、ぼくは夢中になってこの「熱い太陽、深海魚」のページをめくっていた。 読み終わってページを閉じ、ふっと息を吐き出すと、ぼくはようやく、隣で井森がカウンターにもたれてぐっすり眠っているのに気がついた。「ありがとう」 ぼくは、コーヒーを飲んでいた舞ちゃんに本を返して、心の底からいった。「面白かった」「八十年代SFの、はしりのよ...全文を読む

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    趣喜堂茶事奇譚/熱い太陽、深海魚(その1)

    趣喜堂茶事奇譚(うんちく小説シリーズ)

    2011.12.05 (Mon)

      ぼくはどきどきしながら、舞ちゃんが本棚の鍵を開けてくれるのを待った。「これですよ」 ぼくは舞ちゃんが渡してくれた本を、押し戴くようにして持った。 いちおう、手には手袋をはめてある。ページはめくりにくいけれど、何となくこの本に敬意を表したくなったからだ。 ぼくは、一生拝めないに違いない、と、つい昨年までは思い込んでいた本の表紙を見た。『熱い太陽、深海魚』 絶版のため蒐集家が多いサンリオSF文庫の中...全文を読む

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    キリ番22222を踏んでくれた方へ

    その他いろいろ

    2011.12.04 (Sun)

      えー、そろそろキリ番だと思いますが、いろいろ考えた末、キリ番22222を踏んでいただいた方へのおまけは、好きな本を一冊選んでいただく、ということにしたいと思います。 選ばれた本は、わたしがすでに読んでいたならすぐに、まだ読んでいなかったらなんとかして入手して読み、それについての感想を、読み終え次第、「趣喜堂」の連中にぐだぐだ語らせたいと思います。 で、ルールですが、 ・ポルノ小説や、その他感想を読む...全文を読む

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    身分違いの恋

    ファンタジー

    2011.12.04 (Sun)

     「おお、わたしはあなたをこんなに愛しているのに、この身分の差が呪わしい」 少女は自分の生まれの不幸を呪ってさめざめと泣いた。「ぼくは、あなたと一緒になれないならば死んでしまいたい! 死者の国には、身分も何もないはずだから!」 少年は、短剣を握りしめて叫んだ。 ふたりは示し合わせ、夜中に家を抜け出すと、池へボートを漕ぎ出して、お互いの目を見つめ合った。 それぞれの瞳の中には、愛の炎があった。 短剣が...全文を読む

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    ゲームの王道

    ファンタジー

    2011.12.03 (Sat)

      ぼくはゲームショップで買った、新作ギャルゲーのディスクを大事に抱えてどきどきしていた。 このゲームでは、主人公の前に、異世界から突然女の子が現れて、主人公の勇者とカップルになるんだ。 よくあるパターンだけれど、そういう黄金のパターンはぼくは大好きだ。安心してゲームができる。 家へたどりつくと、ぼくはもどかしい思いをしながらドアを開けた。家族の誰かが帰って来ているらしい。「ただいまー」 そういいか...全文を読む

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    天馬

    ファンタジー

    2011.12.02 (Fri)

      蒼い空を天馬が駆けていた。 その純白の背中には、さらに白い衣服をまとった、ひとりの少女が乗っている。 白い翼が、大きく上下するたびに、天馬は高みへと高みへとどこまでも飛翔していった。 どこまで昇るのか……。 乗り手の少女しか、それを知るものはなかった。 雲の上をギャロップしているときに、天馬は興奮したのか、暴れ出した。 少女は、天馬のたてがみをつかみ、なんとか天馬にしがみつこうとした。 下は目もく...全文を読む

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    究極グルメ小説(ハードボイルド風に)

    ユーモア

    2011.12.01 (Thu)

     長編美食小説「美味求心」   武立 徹 第一章 海原吾郎は、朝食を楽しみにしていた。 かまどで妻に炊かせた飯と、厳選された味噌による、実なしの一杯の味噌汁。 それが海原吾郎の朝食だった。 (中略) 第二章 昼飯の時間が来た。 海原吾郎は自分のスタイルを守る男だった。 かまどで妻に炊かせた飯と、厳選された味噌による、実なしの一杯の味噌汁。 それが海原吾郎の味覚を満足させる昼食だった。 (中略) 第三...全文を読む

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