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    【  2012年02月  】 

    範子と文子の三十分的日常/二月・試験を終えて

    範子と文子の三十分的日常(ギャグ掌編小説・完結)

    2012.02.29 (Wed)

      試験会場となった都内のビルからは、疲労困憊した顔の、十数名の若者がばらばらと出てきた。いずれも知的な顔をしていたが、その中には、紅恵高校に通うふたりの少女の姿もあった。「範ちゃん、口頭試問……死ぬかと思った……」「わたしもよ、文子。なにを聞かれたか教えてくれる?」「フランス第二革命と現代産業社会の関連性について。範ちゃんは?」「アメリカ開拓時代に端を発する、現代に通じる諸問題の歴史的発展」 ふたりは...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・2月26日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.02.26 (Sun)

     「便利屋さん! なんでもやりますっていうけど、子供でも、お仕事頼んでもいいの?」 その子、ラインスターさんの七歳になる息子であるアーサーくんは、小銭が山ほど入ったガラス瓶を重そうに抱えていいました。「お金を払ってくれれば、なんでもやるよ。まあ、なんでもっていっても、仕事の内容や、時と場合によりけりだけどね」「あのう……」 アーサーくんは、もじもじしました。「代筆、できる?」「代筆? 難しい言葉を知っ...全文を読む

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    しくしく

    未分類

    2012.02.22 (Wed)

     天よ相互さんを全部回る前に帰らなくてはならぬ時間が来てしまったわたしを憐れみたまえ。...全文を読む

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    「警部さん、あなたなんにもわかってらっしゃらないのね」

    ミステリ

    2012.02.22 (Wed)

      ……ええ。まったくわかっていません。殺人事件の真相なんて、人間にわかるわけがないじゃないですか。うちの女房がどこにへそくりを隠しているかすらもわからないのに。じゃあなんで警察なんかがあるのか? それは事件に結末をつけるためですよ。あちこちにある手がかりが、しっかりと説明づけられ、犯人らしき人物が出てきたら、そいつを逮捕する。それが警察というものであり、わたしの仕事なんです。逮捕された人間が誰であろ...全文を読む

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    「初夜」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      本来の構想ではもっと露骨な(←黙れ(^^;))...全文を読む

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    「エドさん探偵物語:23 美人コンテスト事件」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      おおもとのところは保守派なのか、わたしは最近のパリのファッションショーの奇抜すぎる衣装にはちょっとついていけないものを感じます(^^;) それでも美女が着ると(以下略)...全文を読む

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    「最終兵器」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      これを書いた時には虚無的な気分になっていたというよりは、単なる「なんでもいいからショートショートを上げなければ」という気分になっていたと思われます。そういう状況になると虚無的なネタが多くなるのです。業病みたいなもんですね(^^;)...全文を読む

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    「エドさん探偵物語:36 カタログ」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      みんなデスノート好きですね(^^) ダメ子さんみたいな人があのカタログに載ったら、カタログ会社の良心を疑うであります。...全文を読む

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    「エドさん探偵物語:33 飛んだか薔薇か」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      その手は考えつかなかったぜ!(^^;) でも語呂からいったら「薔薇」なんだよなあ(^^;) 個人的にはやっぱりハッピーエンドのほうがいいですね。シニカルになってしまいがちですが……。...全文を読む

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    「作戦Dを暴け 4-3」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      不肖わたくしめは、小説の主人公と人類と宇宙をひどい目に合わせるのが大好きで……(笑)...全文を読む

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    「エドさんと緑の森の家・2月19日」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      お褒めいただいて恐縮ですm(_ _)m 本来だったら暗号文まで書くのですが、原稿用紙五枚ではそこまでたどり着けず(^^;) 元ネタにした作品は、もちろん、あのポオの永遠の傑作「黄金虫」です。 個人的にはポオの作品でいちばん好きです。何度読んでもどきどきします。 暗号と宝探しはロマンですよ(^^) たぶんひと月後には続きません(爆)...全文を読む

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    「告知:三年目を終えて」コメ返

    その他いろいろ

    2012.02.22 (Wed)

      三日ぶりに実家へ帰ってまずやることがパソコンの電源を入れることでありました。 皆様のありがたいお言葉に涙しました。 現在、わたしはちょっと離れた安アパートで、いろいろもぞもぞとしております。 ネット環境のほうはNTTドコモの野郎が安いネット接続サービスを始めるまで携帯を買うのを手控えております。 それにしても家事はたいへんでありますな。 朝メシ食って昼メシ食って夜メシを食うだけでもちょっとふらふ...全文を読む

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    告知:三年目を終えて

    その他いろいろ

    2012.02.19 (Sun)

      読んでくださる皆様方のおかげで、こうして、当ブログも三年目を終え、四年目を迎えることになりました。 しかし、残念なことをお伝えしなくてはなりません。 大沢在昌先生のエッセイを読み、ブログを始めてから三年の間は、もう書ける限り馬車馬のように書いてやるっ、と、プロでもないのに毎日毎日更新してきましたが、とうとうそれも無理になったのであります。 つまり……。 本日をもってネット環境の整っていないところへ...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・2月19日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.02.19 (Sun)

      その日の早朝、エドさんの家の扉についているノッカーが激しく鳴らされました。「いるか、便利屋」 エドさんは眠い目をこすりながら、それでも作業着を身に着けて玄関に向かいました。「そう怒鳴らなくっても聞こえますよ、メースンさん。どうしたんです? パソコンでも設置しろというんですか?」「だれがあんなものを。とにかく、開けろ、便利屋。寒くてかなわん」 エドさんは変わり者で偏屈で通っているメースン老人を家に...全文を読む

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    作戦Dを暴け 4-3

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.18 (Sat)

      すぐに飛んできた警察のヘリで、まるで犯人でもあるかのように護送された我輩たちには、議論する時間がたっぷりとあった。「どうしてパンダが標的なんですか!」「あの男はあまりにもべらべらしゃべりすぎた。それだけでも、我輩にとっては、標的が大使でないことは明白だったな。いわゆる陽動作戦というやつだ」「でも、それじゃ、戦争というのは?」「考えてみたまえ。あの男は、いちおう、日本人だ。日本が戦争で儲かることは...全文を読む

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    作戦Dを暴け 4-2

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.17 (Fri)

      その言葉とともに、我輩はするりとベルトを引き抜き、シャーリー嬢を押し倒した。我輩のベルトは蛇腹状になっていて、バックルの部分で止めてある紐を引きちぎれば、三倍くらいの長さに伸縮するのである。 さらにいっておけば、ベルトのバックルには鉛が仕込んであった。我輩は、その三メートルになるかと思える鞭、いや、鞭というより鎖分銅で、AKを抱えた兵士一人の頭を殴りつけた。古武術である錯乱寺拳法は、拳法とはいう...全文を読む

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    作戦Dを暴け 4-1

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.16 (Thu)

     4 敵の恐るべき陰謀の一端を知らされたものの、我輩たちは手も足も出ずに連行された。連行先は、どこかと思ったら……。「なんだこの荒れ果てた廃墟は」 我輩は呆然とするしかなかった。「ダムの村ですよ。そう。その位置で止まってください。身に武器を帯びていないことはわかっています」「ダムの村……」 シャーリー嬢は我輩にひしとしがみついた。王族の男としては、かよわい女性と社会の平安を守るのが最高の栄誉であり使命で...全文を読む

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    作戦Dを暴け 3-3

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.15 (Wed)

      ヴァイパーは残酷に我輩を見据えた。「それも面白そうだけど、よしとくわ」「なぜだ?」「いいこと、ザレゴット・ダイスキー殿下。あたしはこれからあなたとその小娘を殺し、生き血をすするのよ。そのとき、万一覚醒剤中毒になったら困るでしょ」 この女にまともな交渉が通じると思った我輩が愚かであった。 我輩は何とか笑いを浮かべようとした。「笑ったらミンチにするわよ」 そうだった。この女は、我輩が錯乱寺拳法を使う...全文を読む

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    作戦Dを暴け 3-2

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.14 (Tue)

      その兵士の顔は、失踪した岩崎武人に間違いなかったのだ! しかし、頬はこけ、目はぎらぎらしていて、写真を見ていなければ我輩もこの男が岩崎武人であるとは確信できなかったであろう。「ヴァイパー! 貴様ら、この人になにをした!」「ダニーズ・アクション・ダイエットの減量合宿に参加してもらっただけよ」 シャーリー嬢は震える声でヴァイパーにいった。「で、でも、写真で見た岩崎さんは、こんなに、痩せた筋肉質の身体...全文を読む

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    作戦Dを暴け 3-1

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.13 (Mon)

     3「どこへ連れて行かれるんでしょう」「わからん」 シャーリー嬢と我輩は、AK74の銃口を向けられた状態で、船に揺られていた。例の暴走トラックに乗せられるのかと思ったら、暴走トラックとは別に、一台の新聞社のトラックが用意されていて、我輩たちはそれに乗せられたのだ。新聞用紙の山の中に、半ば埋め込まれるようにして港に運ばれ船に乗せられた我輩とシャーリー嬢は、助けを求めることもできず、歯ぎしりするしかなか...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・2月12日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.02.12 (Sun)

     「説明してくれなければわかりませんよ、前金を払うから、虫捕り網と大きなビニール袋を持って、誰にも知られないようにこっそりやってこい、だなんて」 村でいちばんのけちんぼといわれているローガンさんは、闇夜に自転車を漕いでやってきたエドさんの前で、自分の唇に人差し指を当てました。「しっ。大きな声を出すな。前金ならすでに渡したはずだ。壁に耳ありだぞ」 前金といっても雀の涙程度でしたが。「しかしですね、ロー...全文を読む

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    作戦Dを暴け 2-3

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.11 (Sat)

      しかしそれも、目をつぶって耳栓をしていれば、なんということも……。 ん? おかしい。 衝撃音も、閃光も感じぬ。 これは、やられたか? 我輩は半ば観念して目を開けた。 忘れるには特徴のありすぎる声が我輩らにかけられた。「ハロー。おふたりさん」 我輩らにぴたりと狙いを定めていたのは、まぎれもなくオートマティック・ショットガンの物騒な銃口であった。「またお前か。たしか、拘置所に送られても完全黙秘を通した...全文を読む

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    作戦Dを暴け 2-2

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.10 (Fri)

      我輩はモニターを凝視した。「ベイカーくん、言葉は正確に使いたまえ。あれは、車というより、トラックだ!」 確かにそれはトラックだった。すさまじいまでのスピードで、小山ほどもある金属の塊が突っ込んでくる! 轟音とともに、このマンションが根元からへし折れてしまうのではないかと思えるような衝撃があった。 カメラの映像が切れた。「うぬっ、装甲トラックか!」 我輩はシャーリー嬢をかばうように扉の陰に隠れた。...全文を読む

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    作者について

    はじめにお読みください

    2012.02.09 (Thu)

     性別:男性年齢:ナイトメアハンター桐野くんよりは年上。血液型:B学歴:某私立C大学病気中退。職業:無職のうえ療養中。だから新人賞マジに欲しい。ある意味死活問題。趣味:読書。(ミステリ、SF、ファンタジー、その他なんでもかんでも読むが最近は体力の衰えゆえかペースダウン)   ボードゲーム全般。シミュレーションゲームをシュミレーションゲームなどという輩には怒りを燃やす。   映画鑑賞。(アニメ・特撮を...全文を読む

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    作戦Dを暴け 2-1

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.09 (Thu)

     2 我輩はすぐに古い友人に連絡を取った。警察庁長官のあの男である。友人というものは作っておくものだ。 電話をかけると、すぐにつながった。「我輩だが」『ザリグ、またお前か! 今は忙しいんだ! つきあってる暇はないぞ!』「なにかあるのか」『新聞くらい読め! この馬鹿! これから会議だ! 切るぞ!』 あの男はそうわめくと言葉を切った。 我輩は首を捻った。 警察がそこまで血眼になるような事件など、あるもの...全文を読む

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    作戦Dを暴け 1-3

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.08 (Wed)

     「ダイエット?」 我輩は、目をぱちくりさせることしかできなかった。「どういうことですかな、もっと具体的に、奥様」 ダイエットか。この亭主の身体つきを見れば、その必要性を痛感したというのもわかる。だが、それと『行方不明』とのつながりがはっきりしない。 我輩の困惑を察してか、岩崎君代は付け加えた。「主人は合宿に参加したのです」「ああ」 それならば我輩にも合点がいく。集団で、痩せるための合宿をするのだ。...全文を読む

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    作戦Dを暴け 1-2

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.07 (Tue)

      開いたドアからおずおずと入ってきたのは、上質で垢抜けた服のわりに、どこかバランスがちぐはぐな着かたをした中年女性だった。顔には疲労と憔悴の色が濃い。「そこにおかけください。我輩がこの事務所の所長であるザレゴット・ダイスキーであります。見れば、かような諮問探偵の事務所の扉を叩くのは初めてのご様子。安心なさってください、ここにはあなたを害するものはなにもありませんぞ」 我輩はここで空咳をした。「我輩...全文を読む

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    作戦Dを暴け 1-1

    作戦Dを暴け(完結)

    2012.02.06 (Mon)

     1 我輩はよい気持ちでメディテーション、すなわち瞑想をしておった。無念無想の境地に立てば、誰であれ心からよい気分になれる。考えてもみたまえ、陽だまりに腰を下ろし、ぼんやりと視線をさまよわせる、そのなにひとつとして物を「考える」ということをしない一瞬、それ以上の幸福感は…… しゃっ! 我輩は手刀を、お盆の上に載ったコーヒーカップすれすれのところでぴたりと止めた。「なんだ、ベイカーくんではないか」「所長...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・2月5日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.02.05 (Sun)

     「煙突をそうじするんですか」 そう聞いたエドさんは胸を叩きました。「任せてください。これでも、煙突そうじには年季が入っています」 このお屋敷の執事を勤めるバーナビイ老人はエドさんを頼もしげに見上げました。「そういわれるとこっちも安心だ。なにしろ、このインフルエンザときたら、わたしを除く屋敷じゅうのものを寝込ませてしまったのだからな。本来ならば、毎年の習慣としてわたしがこの栄誉ある仕事をするところな...全文を読む

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    急患その2:致死性不整脈

    カミラ&ヒース緊急治療院

    2012.02.04 (Sat)

     「いったい、今日はどれだけ買おうっていうんですか」 背負子に重い荷物を山のように積み、両手にこれまた重い鞄を下げたヒースは、荒い息の下からそういった。「薬屋や布地屋はまだいいとして、大工道具屋だの裁縫道具屋だの……医者がこんなもの使うんですか?」 長い黒髪を乱雑にまとめたカミラは、たまの外出だというのに、衣装箪笥から適当に出しましたとでもいうような衣服を無造作に着て、なにかをくちゃくちゃと噛みながら...全文を読む

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