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    【  2012年05月  】 

    レバニラさんとお会いすることになりました

    その他いろいろ

    2012.05.31 (Thu)

      なんと、「レバニラ、一人語り」のレバニラさんとお会いすることになりました! でもいいのか土浦には観光名所なんてどこにもないぞ。 まだいろいろとあるので本決まりではないですが、 わしは楽しみじゃあ!...全文を読む

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    スーパーの文字は夕陽に……

    その他

    2012.05.31 (Thu)

      その日、わたしは、なじみのスーパーマーケットに買い物に行きました。 肉や野菜や牛乳を買い、エコバッグに入れて、休憩コーナーでアイスコーヒーを飲み、ほっと一息ついたときです。わたしは、ふと壁の上のほうを眺めました。 これまで、全然気づいていませんでしたが、そこには英語で、なにか宣伝文句のようなものが書かれていたのです。 わたしは、ちょっと興味を覚えて、その文章を読んでみました。『この惑星に生息する...全文を読む

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    難産

    その他

    2012.05.30 (Wed)

      電池のマーカーが黄色い。赤になる前にショートショートを書かなくてはブログ更新が途切れてしまう。 でもなにを書こうというのだ。イメージはまったく見えてこない。 そういえば、スマホに切り替えてからいつもこの調子だ。まるで、電池のマーカーが赤くならなければ価値あるものはなにも生まれてこないとでもいいたいのだろうか。 赤でなくては価値がないなど、今は歴史の一部になってしまったソ連みたいだ。 しかしなあ。...全文を読む

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    亜利亜がいない

    ホラー

    2012.05.29 (Tue)

      おれはがらんとした台所を見た。 テーブル。その上には一枚のメモ紙。 書かれている言葉はたった六文字。女らしいなめらかなペン字だ。「つかれました」 そして妻の亜利亜はどこにもいない。 出ていったのか。おれは途方に暮れて椅子に腰掛けた。 冷蔵庫を見た。小説や映画だったら、気つけにビールやウイスキーをぐいっとやるところだが、おれはそんな気分にはなれなかった。 警察に連絡するか。しかし、したところでどう...全文を読む

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    limeさん小説完結記念ショートショート!

    ささげもの

    2012.05.28 (Mon)

     駄菓子屋にて「あら、かわいいお嬢ちゃんねえ」 この小さな町で駄菓子屋をやって四十年になる「おばはん」は、幼稚園に上がる少し前とおぼしき少女の頭を撫でようとした。しかし、その手が触れる前に、少女は父親らしい壮年の男の後ろに隠れてしまった。「人見知りなんですよ」 男は苦笑いしながらそういって、「おばはん」に十円玉を手渡した。「そのオレンジガムを一個ください」 「おばはん」は瓶の中からガムを取り出すと、...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・5月27日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.05.27 (Sun)

     「あの、わたし、どうすればいいんですか」 村中のものが見物する中、舞台にひっぱり上げられて居心地が悪そうなエドさんに、目隠しをした奇術師はいいました。「あなたにはこれらのカードの中から一枚を選んでいただきます」 でかでかと書かれた『心理的トリックにあなたも挑戦!』という看板の下で、エドさんは1から4まで書かれたカードをにらみました。一枚を選ぼうとしたところで、奇術師から声がかかりました。「なにを選...全文を読む

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    やめられない

    その他

    2012.05.26 (Sat)

     「お父さん、煙草って、やめられないものなの?」 散歩の途中、息子にそういわれ、わたしは、どう答えればいいか迷った。「いったん吸い始めたら、なかなかやめられないって聞いてるな」「お父さんは、吸ったことないの?」「まあね。お父さんは、煙草を買うお金があったら、そのかわりにおさ……お砂糖がたっぷり入ったジュースだのコーラだのを買うほうが好きだったんだ」「ふうん」 息子はわたしをうさんくさそうに見た後、遠く...全文を読む

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    三十分のきつい運動の後に一杯の冷たいやつを

    ユーモア

    2012.05.25 (Fri)

      おれはスーパーのレジで列に並んでいた。目的のものは手に持っている。成分無調整の牛乳のパックだ。 喉が渇いていた。このスーパーまで、ジョギングで来たから当然だ。昨日のテレビで、ややきつい運動をした後に牛乳二百ミリリットルを飲むことを習慣にすると、血液量が増えて、より暑さに強い身体になるそうなのだ。 おれは半信半疑だったが、やってみることにした。今年はあの原発事故のせいで、原発を止めているとかで、節...全文を読む

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    なにかが空を飛んでいく

    SF

    2012.05.24 (Thu)

      なにかが空を飛んでいく。 ぼくは、それがなにかを知っている。 テレビをつけてみよう。 なんとかいう博士が顔を紅潮させてしゃべっている。『あれはリンゴでした! リンゴが空を飛んでいたのです! 推測できる大きさは人間の身体くらいあります!』 それに対し、なんとかいう教授が反論する。『なにをいっておる、あれはバケツだ。わたしが写真を撮ったからわかるだろうがな』 そして教授は写真をばらばらとテーブルの上...全文を読む

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    ぴゆうさんご復帰記念創作落語!

    ささげもの

    2012.05.23 (Wed)

     落語「待った」泡亭鰤津 ぴゆうさんが休養を終えてブログに戻ってこられてまずはめでたしでございます。 贈るものとてないので、代わりにわたくしが、馬鹿馬鹿しい話を一席。 ええ、昔から、囲碁と将棋はニャン間の間で面白い知的ゲームとして楽しまれて参りました。知的ゲームですから、運はいっさい絡まない。実力だけがものをいう世界でございます。 同じくらいの腕の持ち主どうしがやればこれ以上楽しいものはないですが、...全文を読む

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    趣喜堂茶事奇譚/十四分の海難(その2)

    趣喜堂茶事奇譚(うんちく小説シリーズ)

    2012.05.22 (Tue)

      ぼくはほっ、と息をついてページを閉じた。「どうだったかね?」「なんの変哲もない商船が沈むだけの話でした」 ぼくは北海の風のごとく冷たく辛く、ほんのり甘いジンジャーエールの最後の一滴を飲み干し、グラスを置いた。「それなのに、どうしてこんなにサスペンスフルに描けるんですか! たった十四分のことなのに! 前段階を入れても十七分ですよ!」「面白かったかな?」「それはもう、むちゃくちゃ面白かったです」 ぼ...全文を読む

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    趣喜堂茶事奇譚/十四分の海難(その1)

    趣喜堂茶事奇譚(うんちく小説シリーズ)

    2012.05.21 (Mon)

      この店に来るのもひさしぶりだな、ぼくはそう思いつつ、漫画喫茶『趣喜堂』の立てつけの悪い扉をがらんがらんがらんと音を立てて開けた。「いらっしゃいませ」 舞ちゃんがぼくに向かってほほ笑んだ。その前の椅子には、いつものように井森のやつが陣取っているのだった。「井森、お前、就活してるのか。四年になってからすればよかったのは、二十年も前の話だぞ」 平服の井森に、呆れたような声でぼくが声をかけると、井森はぼ...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・5月20日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.05.20 (Sun)

      エドさんは壁を這うパイプの一本を取り外し、もう一本のパイプと差し替えました。「水を流してくれませんか、ライアルさん」 エドさんはバルブをひねりました。家の中から水の流れる音がして、ライアルさんの声が聞こえました。「順調に流れてるよ! ありがとう!」 エドさんはほほ笑むと額をぬぐいました。「それはいいとして……この醜いこいつは、なにものなんだい?」 エドさんは肩をすくめました。「うちの店のマスコット...全文を読む

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    無批評無成熟の時代

    その他いろいろ

    2012.05.19 (Sat)

      とぅぎゃったー http://togetter.com/li/305444 を読む。 読んで暗澹とした気持ちになる。 わたしは遅く生まれすぎてしまったのだ。 少なくとも、「ラノベ」という存在が、「小説のスタイル」でもなければ「商品としてのレッテル」でもなく、もちろん「運動」とはほど遠く、ひとつの「パラダイムシフト」であることに気づかされるくらいには遅く生まれすぎてしまったのだ。 大多数のライトノベルの作者も、読者も、「批評...全文を読む

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    皮膚科外来にて

    SF

    2012.05.18 (Fri)

     「樋川さん」「はあい」 おれはふらふらと受付へ向かった。「はい、診察券をお返しします。お薬の計算が終わるまで、しばらくお待ちください」「はあい」 券を受け取ったおれはまたふらふらとベンチへ戻った。「つらいですな」 隣に座った、肌にぶつぶつがある男が話しかけてきた。「ええ。……あなたもアレルギーで?」 男は苦笑いし、その拍子に肌をぼりぼりとかきむしった。「あの」「あっ、しまった。無意識的にやってしまっ...全文を読む

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    交流戦

    SF

    2012.05.17 (Thu)

     「そろそろ交流戦のシーズンだな」 わたしは気象レーダーを見ながらつぶやいた。隣にいた佐藤が、にやりとした。「主任のプロ野球好きも変わってませんね。まったく、大相撲とプロ野球、そんな二十世紀以前の文化的遺物にいまだにハマる人間の神経が理解できませんよ」「お前さんのレコード好きの神経のほうが理解できん。CDでいいじゃないか、CDで」「CDとはこれまた古い。石器時代の人間ですか」「ふん」 わたしはレーダ...全文を読む

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    自炊日記・その4

    自炊日記(ノンフィクション)

    2012.05.16 (Wed)

     4月23日 起床直後計量:体重 73.6kg スーパーで買い込んできたイワシをなんとかしなければならない。いやびっくりするくらい安かったんですから奥様。とりあえず、開いてわたを取って、塩コショウを振って蒸してみよう。いくらなんでも、火を通せば食えないこともあるまい。 朝食のメニュー。 米飯(〇・五合) 蒸しもの(イワシ一尾(60グラム)、もやし四分の一袋、長ネギ一本、塩コショウ) 味噌汁(もやしひとつかみ...全文を読む

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    修行僧

    その他

    2012.05.15 (Tue)

     「かような山寺へようこそいらっしゃられた」 その僧侶はそういってわたしに白湯を勧めた。この暑いのに白湯か、と思ったが、飲んでみると絶妙な温度で、疲れて水分を求める身体にじんわりと染み込んでくるのがわかった。「おいしいお湯ですね」「それを入れるのも修行のひとつです。過剰な快楽とも過剰な苦痛とも縁のない、いや、仏道にあるものとして縁がないというのはなんでしたな、快楽からも苦痛からも自由になった世界に足...全文を読む

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    大阪行ってきた連歌

    その他いろいろ

    2012.05.15 (Tue)

     即売会帰りてみればこはいかにからだ全体じんましんなり皮膚科行くことはいささか不安だがまた必ずや行くぞ大阪...全文を読む

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    脱獄者

    ホラー

    2012.05.14 (Mon)

      おれは名前と記憶を奪われ、この地下牢に投獄されている。周囲のほとんどすべては堅い岩盤だ。食事が差し入れられ、おれが糞尿を返す小さな穴が、唯一の外との出入り口だ。 おれが脱獄を決意してからかなり経つ。都合のいいことに、この完全な、いわば生きたままの埋葬状態に満足したのか、監視らしい行為はいっさいなされていないらしいのだ。 おれは食器を使い、岩盤から小さな小石を剥ぎ取った。その石は、もろい砂岩の中に...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・5月13日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.05.13 (Sun)

     「なんと呼んであげたらいいのかしら」 首をひねるクロエさんの横で、エドさんも同じように首をひねりました。その視線の間では、小さな醜い妖精が、温められた牛乳をおいしそうに飲んでいるのでした。「うーん、困った。わたしには、『グレムリン』以外のぴったりした呼び名が思いつかない。そもそもこいつは、男なのか女なのか」「だめよ、あなた。きちんと名前を考えてあげなくちゃ、この子もかわいそうよ。『グレムリン』だな...全文を読む

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    緊急通告!

    その他いろいろ

    2012.05.13 (Sun)

     5月13日、大阪にてなにかが起こる!眼あるものは「妄想の荒野~矢端想のブログ」を括目して見よ!!もうわたしだってヤケクソだ!(^^;)...全文を読む

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    ミズマ。さんブログ三周年お祝いいやがらせ先輩後輩小説!

    ささげもの

    2012.05.12 (Sat)

     先輩後輩話「いたずらも度が」「先輩、いい天気スね。見事な五月晴れっスよ」「なにをふざけてるんスか先輩。いつから自分が先輩の先輩になったっス」「そちらこそふざけないで欲しいっス。先輩がこの手の冗談をいうとシャレにならないっス」「だから自分の真似をするのはやめてほしいっス。そもそも演技がへたくそっス」「先輩の口からそういう言葉が聞けるとは思わなかったっス。昨日のケーキ屋で、自分が最後に残ったカシスソー...全文を読む

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    時間よ止まれ

    SF

    2012.05.12 (Sat)

     「知ってるだろう、ゼノンのパラドックス」 ふいに、悪友の、頭は切れるがどこかずれている性格のために、仲間内で「タイム・トラベラー(ウェルズの「タイム・マシン」を知っていたら、このネーミングの絶妙さがわかるだろう)」と呼ばれている男に声をかけられ、ぼくは戸惑った。「なんだい、やぶからぼうに。俊足をもって鳴るアキレスは、のろまな亀に追いつけない、って、あれだろ」「そう。哲学において本格的な時間論のはじ...全文を読む

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    必要条件

    恋愛

    2012.05.11 (Fri)

      B大数学科の研究室で、数理論理学の分厚い本と格闘していたおれは、ふいに後ろから声をかけられた。 振り向くと、思った通り、北岡彩萌だった。「あやめ」という字も、変な字を書く時代になったものだ、とおれはつねづねから思っていた。「どうした、北岡?」「友達と賭けをしてるんだけど」「賭け?」 その言葉に、ちょっとおれはかちんとくるのを覚えた。なんであれ、人が賭けの対象になっているというのは、面白くないもの...全文を読む

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    祟り屋

    ユーモア

    2012.05.10 (Thu)

      その男は、「祟り屋」とだけ呼ばれていた。 無愛想な男だった。それもそうだ。祟りを売るのが仕事なのだから。政界の要人から、大企業の会長、暴力組織のボスまで、男がこれまで祟りの対象にしてきた存在は数知れない。そして、祟られた者は必ず、一人の例外もなく、非業の最期を遂げるのだった。 男は、そのたびに、高額の報酬を受け取った。中には、祟られる前に、先に男を殺してしまおうと考えるものもいたが、その試みはこ...全文を読む

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    コインランドリー

    ファンタジー

    2012.05.09 (Wed)

      ぼくがいつものようにコインランドリーで洗濯機が止まるのを待っていると、自動ドアが開いて一人の若い娘が入ってきた。「あら」「失礼。終わったらすぐどきますので」 娘は笑った。「別に、洗濯をするのに、どいてもらう必要もないですよ」 それもそうだ。「ここを使うのは、初めてですか?」「ええ。これまで気がつかなかったんです。家の洗濯機が故障するまでは、気がつかないものですね」 ぼくも笑った。 笑いながらも、...全文を読む

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    ミズマ。さんに捧ぐ:このままときがとまればいいのに

    ささげもの

    2012.05.08 (Tue)

      この前、相互リンクしていただいているミズマ。さんが、「このままときがとまればいいのに」というタイトルでショートショートを書かれていた。 本格SFを期待していたわたしだったが、その期待は手ひどく裏切られた。 これはSFファンとしては見過ごすわけにはいかない。 実作には実作で批判するのが物書きの務めだ。 それでは以下どーん。※ ※ ※ ※ ※このままときがとまればいいのに「博士、本当に止まるでしょうか」...全文を読む

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    欲しいもの

    ユーモア

    2012.05.07 (Mon)

     「お父さん、お父さん!」 潮干狩りから帰ってくるなり、息子が息せき切って仕事場に駈け込んで来た。 そのときわたしは、なんとやらの節句働きとかで、猛烈に忙しく、とてもじゃないが息子の相手などしていられなかった。「なんだ。忙しいから、向こうで遊んでいなさい」 わたしの声には少しばかり苛立ちが混じっていたのかもしれない。息子は、ちょっと下を向いた。「せっかく、お父さんが欲しがっているもの、取ってきたのに...全文を読む

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    エドさんと緑の森の家・5月6日

    エドさんと緑の森の家(童話掌編シリーズ・完結)

    2012.05.06 (Sun)

      エドさんは、はしごの段に手をかけながら、真剣な表情をしていました。「便利屋さあん、頼みましたよお!」 エドさんは、ステンドグラスなんかを発明したやつはいったいどんなやつなんだろうと思いながら、教会のてっぺんに立ちました。 エドさんがなにを思おうと、便利屋として仕事を請け負ってしまったからには、やり遂げなくてはいけません。腰に命綱を巻いて固定し、エドさんは、深く息を吸いました。 下を見下ろすと、童...全文を読む

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