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    【  2014年03月  】 

    夢逐人 第三部 ノゾミ 3

    夢逐人

    2014.03.31 (Mon)

      三十分くらい待った。正座することには慣れていたので、足はまったく苦痛ではなかったが、心の奥から這い上がってくる恐怖感と戦うのは、けっこうつらかった。 道場の入り口のほうから、ばたばたという足音と話し声が聞こえた。「……っぱりやだよこんな服! もっと……」「……ういって何時間待たせる気だこのバカ者!」「でも……」「観念せい!」 目を開けて、首をひねり、後ろを見た。 そこには、スポーティーなジャンパーに、ジ...全文を読む

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    夢逐人 第三部 ノゾミ 2

    夢逐人

    2014.03.30 (Sun)

     「はじめまして。迫水さんのおじいさんとお見受けしました。あの、晶さんにお会いしたいのですが」「晶に会いたいじゃと? 確かにわしは迫水才蔵だが、なんで見も知らぬ男を通さねばならん」「大事な話があるんです」「大事な話があるのなら、まずは本殿に向かって礼をしろ。それが終わったら、自分の名前を名乗れ。それが正しい人の道というものだ」 慌てていたらしい。老人のいうことはもっともだ。ぼくは、うろ覚えながらも神...全文を読む

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    夢逐人 第三部 ノゾミ 1

    夢逐人

    2014.03.29 (Sat)

     第三部 ノゾミ 昨日、学校帰りに、コンビニで、新聞を六紙買った。家ではインターネットのサイトのハードコピーを取る。 地味な洋服の中でも、もっとも地味な物に袖を通して、帽子をかぶる。姿見で自分の姿を見てみた。なんだこれは。競馬か競輪か競艇に行く中年男の劣化コピーではないか。不審人物丸出し。着替えだ着替え。 西連寺望十六歳、まじめで貧相な高校生。 と、いうスタイルに化けるのに三十分もかかった。ぼくは、...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 9

    夢逐人

    2014.03.28 (Fri)

      駅に向かうには、バスに乗らなくてはならない。時間を浪費したので、図書館にたどりついても、閉館時間ぎりぎりだろう。 バスはなかなか来ない。いらいらと待った。だいたい、バスなんてものは、予定時刻を五分か十分オーバーしないとやって来ないものなのだ。 バス停には、あたしの他にも、英語のヒアリングでもしているのか、イヤホンをつけた青啓の生徒がぶつぶつと、なにかをつぶやきながら待っていた。さっきモスにいたよ...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 8

    夢逐人

    2014.03.27 (Thu)

     「でも、そうでなくちゃ、理屈が通らないわ」「理屈は、きちんと通っています。この世界の常識とちょっと違うだけで」 それが納得できないんだってば。 あたしは頭をかきむしりたくなった。こういうときだけ、それほど髪を気にしないでいい、男がうらやましくなる。「迫水さんはどうなさっていますか?」「おあいにくさま。今日は来ないわよ」「そうですか……」 西連寺望はうなだれた。そこでようやく、あたしは、なぜここにこい...全文を読む

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    ロンドンの片隅で

    ホームズ・パロディ

    2014.03.26 (Wed)

      ロンドンの片隅で 長身の男は空を見ていた。ロンドンの汚れた空を。「しくじったのかな」 男はぶるっと首を振った。あいつみたいに度胸が据わって頭が回る男が、どうしてしくじるものか。「よう」 背後からいきなり声をかけられ、男ははっと振り返った。その顔が安堵の表情になった。「ビル!」 ビルと呼ばれたのはまだ若い男だった。ほんのわずか、額が汗ばんでいた。「指輪は?」 ビルはポケットに手を入れ、金色に輝く指...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 7

    夢逐人

    2014.03.26 (Wed)

      あたしは乱暴に腰を下ろした。 しばらく続く無言の時間。 先に口を開いたのは、西連寺望のほうだった。「昨日、アキラちゃんといっしょにいた女の子だね」 そのいいかたが、あたしにはかちんときた。「アキラちゃん?」 あたしの顔を見た後、顔をこわばらせていいなおした。「迫水さん、です」 ええい、この男には、ついているものがついているのか。「単刀直入に聞くわよ。あんた、どこでアキラと知り合ったの?」 え、と...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 6

    夢逐人

    2014.03.25 (Tue)

      アキラは、繰り出された尊師の手を半ば無意識のうちにぐっとつかむと、逆手にねじり上げたのである。尊師は、当然ながら、悲鳴を上げた。あたしも試しにかけてもらったことがあるが、本気でないとしても、あれは想像以上に痛いのだ。 こうしちゃいられない。 あたしは、机を蹴立ててアキラの隣へ走り寄ると、大声で、「木刀女っ!」 と叫んだ。 アキラの目の焦点がようやく合った。自分がなにをしているのかを認識するコンマ...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 5

    夢逐人

    2014.03.24 (Mon)

      あたしの不思慮な言動により、「あの、迫水晶、男に惚れる」という大ニュースは、二時間目の休み時間までには、燎原の火のごとく学校中に広まっていた。昼休みになると、あたしの教室の周りは、なんとなくやってきましたという生徒でごったがえしていた。いずれも、かつてアキラにラブレターを送ったようなやつらであろう。 まったく業が深い。 アキラはいつものように超然としているように見えた。実際はぼーっとしていただけ...全文を読む

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    自炊日記・特別編「ヤバい状態から引き返す」

    自炊日記(ノンフィクション)

    2014.03.23 (Sun)

      きのうきょうの記事とコメントを読めばわかるように、精神的に少々ヤバい状態になってきたので、そこから引き返すために料理を作って落ち着きを取り戻すことにする。 スペアリブを買ってきたので、ポトフを作る。すね肉と同じやりかたでチャレンジ。 まず材料。 スペアリブ300g、じゃがいも2個、にんじん3本、玉ねぎ1個、ブーケガルニ1パック、マギーブイヨン2個。 ざくざく切って水1リットルを加え、ブーケガルニもマギーブ...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 4

    夢逐人

    2014.03.23 (Sun)

      今朝の目玉焼きはちょっと固すぎたわね。でも家事音痴のあたしが手を出すともっと悲惨なことになるか、などと、とりとめもないことを考えながら校門をくぐった。なんでそんなことを考えていたのかの理由は明白だった。 その理由本人は、下駄箱で靴を取り替えていた。 後ろに近づく。あたしが近づいていることにまったく気づいていない。いつもならば、あたしが近づいていることにくらいは気づいて、足の動きが微妙に(見慣れて...全文を読む

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    「批評」について

    その他いろいろ

    2014.03.22 (Sat)

      相互リンクしていただいている歯科医でかつ卓越した翻訳家でいらっしゃるひらやまさんとのコメントのやりとりで、自分にとって「批評すること」とはなにかが、あいまいなままであることに気づいた。 そこを明確にしないでは失礼にあたる。よって、自分にとってではあるが、「批評する」こととは何を意味するのかを明白にしていきたい。 まず、明確なことは、「批評する」ということは、ある対象について発言することである。こ...全文を読む

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    「鍵泥棒のメソッド」見る

    映画の感想

    2014.03.22 (Sat)

      宵乃さんのところの「ブログDEロードショー」に参加するため、レンタル屋で「準新作」の棚からDVDを借りたときには、悪い予感しか覚えなかった。ここ二十年、特撮とアニメ以外、邦画の新作は見ていない。なぜなら邦画ときたら、予告編でもCMでも、「つまらない映画」としか思えない映像ばかり流しているからだ。 というわけで、絶望的な気分になりながら義務感のみで見た。 感想。 ムチャクチャ面白いじゃないかこのコ...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 3

    夢逐人

    2014.03.22 (Sat)

      跳ね起きた。時計を見る。朝の五時三十分。目覚ましが鳴るまでにはまだ一時間以上ある。 カーテンを引き開けた。夜はようやく白み始めたころだ。気持ちいい朝の空気、というにはまだ早すぎる。 なにか夢を見たような気がするが、ろくに覚えてはいなかった。たいした夢じゃなかったんだろう。 ぼおっとした頭で机を見、そこで思い出した。 予習をやらなくちゃいけないんだった! あたふたとカーテンを閉じ、着替えをして、机...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 2

    夢逐人

    2014.03.21 (Fri)

      アキラは胸はないほうだ。いわゆるせんたく板というものである。しかし、そんなことを気にする人はほとんどいない。クラスでも一、二を争う長身で、日頃から、毎日、家で木刀やら日本刀やらを振っているせいか、よけいな贅肉はほとんど見られない。かといって、ボディビルダーみたいに筋肉むきむきということもなく、すらりと伸びた背筋に、しなやかな手足をした、スマートな身体をしていた。そしていざ動けば、バネのような俊敏...全文を読む

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    夢逐人 第二部 サヤカ 1

    夢逐人

    2014.03.20 (Thu)

     第二部 サヤカ あたしは、パジャマ姿のまま、思いっきり、枕をひっぱたいた。アキラみたいに、武術なんてやってないから、枕は二つに両断されたりせず、へっこんだだけだった。そのへこみを見て、自分がなにをしたのかに気がついた。この枕は、ただの枕ではない。去年の冬休み、必死になって郵便局でバイトして貯めたなけなしのお金で買った、安眠枕なのだ。宣伝文句によれば、NASAの技術が応用された低反発新素材で作られた...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 27

    夢逐人

    2014.03.19 (Wed)

      駅の近くまで行けば、マックもあるし、ファミレスも喫茶店もごろごろしているし、お金のない高校生がお茶なり間食なりヤケ食いなりをするところには事欠かないのだが、そこまでバスや自転車で行くのは面倒くさいので、うちの学校に通う、お腹をすかせたお金のない高校生は、学校近くのバス停隣に鎮座ましましている、地方都市の郊外によくあるタイプのモスバーガーに行くと相場が決まっている。まあ、マックに比べればお金はちょ...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 26

    夢逐人

    2014.03.18 (Tue)

      この日は、学校に行っても、ちっとも授業に身が入らなかった。勉強に身が入らないのは、いつものことだが、今日はいつも以上に上の空だった。 英語でとんちんかんな和訳をつけ、数学でめちゃくちゃな解を導き出し、それを指摘されても気づかなかったのだから。 ぼくは立たされなかった。二日続けて廊下に立たせるなどということは、さすがに山本も避けたのだろう。PTAでも恐れたのかもしれないが、うちの保護者は子供が悪い...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 25

    夢逐人

    2014.03.17 (Mon)

     「裏を返せば、これは、お前の想像力が、人より勝っていることの証拠でもある。伝えられているところでは、第九代の迫水新九郎高通が、お前と同じく、夢の中で、夢膿に取り込まれそうになったそうじゃ。九代は絵をよくし、自分が見たものをいくつかの絵に描いたそうじゃが、秘密が知れ渡るのを恐れた八代によってことごとく破られ燃やされたといわれておる。九代も、おそらくは、夢膿を実際以上に現実的なものとして捉えてしまい、...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 24

    夢逐人

    2014.03.16 (Sun)

      母さんは、ずぶ濡れで外から帰ってきたぼくを見て、目を丸くしていたが、それでも熱いお湯を湯呑みに入れてくれた。ぼくは凍えそうな身体を大急ぎで拭き、制服に着替えてから、お湯を飲んだ。生き返るような気持ちだった。「おじいちゃんは?」「道場よ」 やっぱり。 道場へ入ると、祖父は姿勢を正して座っていた。礼をしてから、向かい合うように、ぼくも座る。どうせ座るのなら、稽古着のほうがよかったかもしれない。「朝飯...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 23

    夢逐人

    2014.03.15 (Sat)

      汗をびっしょりかいていた。 外は、夜が明けかけた、というころあいだった。 ぼくは、白無垢に着替えた。そのまま外へ出て、井戸へ行く。 水を自分の身体に派手にぶっかけて、身体を清めようとした。何度も、何度も、まだ凍りつくような冷水を浴びせ続ける。 口や身体にまだ、さっきのねばねばが残っているように思えたからだ。このおぞましい感触は、風呂に入ったくらいで落ちるようなしろものではないと、そういう気がした...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 22

    夢逐人

    2014.03.14 (Fri)

      覚えていてくれたんだ。嬉しかった。自分でもその嬉しさは予想外だった。 ぼくは、反射的に、そのチップのノゾミちゃんの唇に、自分の唇を押し当てていた。甘い味がしたような気がした。「アキラちゃん……」 ノゾミちゃんが、苦しげにいった。「大丈夫。助けてあげる。絶対に」 ぼくはそういってうなずくと、ノゾミちゃんの顔のチップを左脇に抱えた。 右手で刀を抜く。片手斬りということになるが、しかたもないだろう。 ぼ...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 21

    夢逐人

    2014.03.13 (Thu)

      雑誌の一撃を食らうのを避けるため、札を踏み登り、チップを蹴っ飛ばし、吸殻をかわしてぼくはひたすら走った。走っていないとたちどころに潰されてしまいかねない。幸いなことに、相手の動きはあのサイコロに比べても単調で、軌跡を読むのは、未熟者のぼくにとっても楽だったが、かわしつづけるというのはまた別の問題だった。なにせ大きすぎて、ちょっとでも触れると深刻な結果になってしまいかねない。紙一重でひらりとかわす...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 20

    夢逐人

    2014.03.12 (Wed)

      影切を落とさないように気を配りつつ、木登りとかロッククライミングの要領で、太い腕を無理矢理登っていく。ロッククライミングはやったことないが、幼いころは庭の木によく登ったものだし、沙矢香と行った遊園地ではフリークライミング(さまざまな出っ張りがあるコンクリートの壁を、命綱をつけて登るやつね)に挑戦したこともあるのだ。ちなみにそこでは、上級者向けの壁を登りきってしまい、インストラクターを感心させたも...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 19

    夢逐人

    2014.03.11 (Tue)

      呼吸を整える。 ぼくは敵の動きを読みながら刀を振る呼吸をはかっていた。 サイコロは、自分に意思があるということを隠す必要もないとでも考えたのか、不自然な軌道を通ってぼくの前に転がってきた。 読める、読めるぞ! ぼくは有頂天になりながら、その間合いを越える一瞬を待った。 どうしようもないバカだったことを白状しなければなるまい。 後ろと足元に、なんの注意も払っていなかったのである。 いざ体重を移しな...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 18

    夢逐人

    2014.03.10 (Mon)

      願いもむなしく、またしてもサイコロが……降ってきた。壁に当たって、ごろんごろんと。うなりを上げているように思えたのは、ぼくの気のせいだけでもないと思う。 でも、どこへ逃げればいいんだ? 講談に出てくる剣聖、塚原卜伝のように『天狗飛び切りの術』でも心得ているならば、あの高い外壁を飛び越して、外へと抜けられるかもしれないが、あいにくとぼくは、もっと現実というものにシンパシーを抱くタイプの高校生なのだ。...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 17

    夢逐人

    2014.03.09 (Sun)

      だまされたと思って、刀を抱いて寝ることにした。カッコ悪いったらありゃしない。それでもやることにしたのは、ぼくが、長幼の序というものを心得ている、今どき珍しい感心な高校生だからだ。 それにしても、『夢逐人』だって? こんな話、沙矢香の一件がなければ、絶対に信じないところだ。しかし、父さんの入院や、いくつもの夢、それに、ぼくを今日まで鍛えてきたという事実とが、強固にからまりあって、信憑性という構造物...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 16

    夢逐人

    2014.03.08 (Sat)

      あの殺気!「あれは、いったい、なんなの? ぼくの夢と、いや、夢逐人と、どういう関わりがあるの?」「敵じゃ」「敵?」「すぐにわかることになる」 謎めいたいいかたに、ぼくはじりじりするものを感じた。「知っているんだったら教えてよ!」「教えたところでどうにもならん。むしろ重要なのは、お前がそのときにどうするかのほうじゃ」 祖父は床の刀を取った。持ち上げられたそれは、脇差程度の長さだった。「これを授けよ...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 15

    夢逐人

    2014.03.07 (Fri)

     「武甕槌神は、開祖に秘剣を教えた代償として、その心に、悪夢に立ち向かう使命感を刻み込んだのじゃ。そしてその使命感は、子孫に代々伝わることになる。わしにも、武博にも、そして晶、お前にも」「悪夢に立ち向かうって?」「これまでお前がやってきたことと同じじゃ。夢の中で苦難に陥っている人を、夢の中で、なんとかして救えばいい」「もし、失敗したら?」「その者は狂気の闇に沈むことになる」「!」「武甕槌神は、言葉は...全文を読む

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    夢逐人 第一部 アキラ 14

    夢逐人

    2014.03.06 (Thu)

     「修行に疲れた身体で、開祖は眠りに落ちた。はっと気がつくと、茫漠たる霞の中、白い光に包まれた世界が広がっておった。そして、光の中から、声が聞こえた。『源伍よ……』 その声の神々しさに打たれて、開祖は、はっと平伏した。『面を上げよ。吾は武甕槌なり』 開祖が顔を上げると、そこには、武具を身につけた、黒面の男が立っていた。『抜け、源伍』 自分の腰を見ると、そこには大小が差してある。だが、神の前で剣を抜いて...全文を読む

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