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    【  2015年08月  】 

    偉大な男のものがたり 10,000,001日目 4

    偉大な男のものがたり(長編児童文学・完結)

    2015.08.26 (Wed)

      突然のまぶしい光に、保は目を焼かれるかと思った。反射的に目をつぶったが、それでも視界が真っ白になった。「目を開けて大丈夫だぞ」「パッチさん……」 保はゆっくりと目を開けた。パッチが、ライフルのようなものを構えて立っていた。先ほどまで船長がいたところには、わずかな跡が残っているだけだった。「たったこれだけのことに三万年もかかってしまった」 パッチは悔恨を含んだ声でいった。「なぜ、どうしてここに。その...全文を読む

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    偉大な男のものがたり 10,000,001日目 3

    偉大な男のものがたり(長編児童文学・完結)

    2015.08.26 (Wed)

     「なぜかね」 船長の返答に、保は答えた。「その理由は簡単です。ぼくは、あなたの名前を知っているのです」「わたしの名前?」「船長。あなたの焦点核を見せてください」「わたしの名前と焦点核とどういう関係があるのだ?」「船長が焦点核を見せてくれれば、ぼくは自分の非を認めて何万年でも砲術士官をやります。だから、見せてください。見せられるものならば」「わたしは……」「船長、ぼくはあなたの名前を知っている。ちょっ...全文を読む

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    偉大な男のものがたり 10,000,001日目 2

    偉大な男のものがたり(長編児童文学・完結)

    2015.08.26 (Wed)

      あまり期待もせず、タモツは味覚に触れた。設定を「ランダム」にし、再生をする。 すぐに後悔した。痛いくらいに猛烈な辛味、苦くて青臭い味、金属をなめたかのような味、そういった無数のうまくもなんともない味が舌の上をよぎっては消えた。 消そう、と思ったとき、タモツはその味を感じた。 この味……。 タモツはその味を何度も何度も再生し、自分の舌で味わった。 間違いない。 保はすべてを思い出した。 それは紛れも...全文を読む

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    偉大な男のものがたり 10,000,001日目 1

    偉大な男のものがたり(長編児童文学・完結)

    2015.08.26 (Wed)

      10,000,001日目 昨日パッチにいわれたからではないが、タモツは自分の今日の非番の時間を、ライブラリでつぶすことにした。いつもは緊張の糸に参ってしまい、部屋に戻るや倒れるように眠ってしまうのだが、たまにはライブラリもいいだろう。 ライブラリは、タモツの個室や、作業を行う施設と同様、柔らかい寝椅子、そこに寝れば情報と触れ合える寝椅子が用意されていた。タモツは身体を横たえた。この部屋の寝椅子は...全文を読む

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