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    【  2016年12月  】 

    死霊術師の瞳 プロローグ

    5 死霊術師の瞳(連載中)

    2016.12.31 (Sat)

      プロローグ 二〇一〇年 裁判は思ったよりも短く済んだ。 大野龍臣がつけてくれた弁護士は、戸乱島をめぐる事件の際にもわたしを弁護してくれた異常なまでに優秀な男だったが、世の中全てがどうでもよくなっているひとりの殺人者の根性を叩きなおすには向いていなかった。 わたしは警察の質問すべてに対し、彼らが望んでいる答えを与え、裁判は終始検察側圧倒的優勢というペースで進んだ。 弁護側最終弁論が行なわれ、ついに...全文を読む

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    自炊日記・その60(2016年12月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    2016.12.31 (Sat)

     12月1日 11:20起床。慌てて飛び起きる。在宅勤務でなかったら、完全にアウトだったな、と顔が青くなる。 朝食のメニュー シリアル キウイフルーツ 仕事にかかる。 休み時間を利用してうどんをゆでて掻き込む。 昼食のメニュー 天かすうどん ヨーグルト 仕事を終える。 夕食のメニュー キーマカレー トマトジュース この安売りされていたキーマカレー、どうしよう、うまくない。とほほ。 気合を入れて原稿を...全文を読む

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    海外ミステリ64位 警官嫌い エド・マクベイン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2016.12.31 (Sat)

      いわずと知れた警察小説シリーズの草分け「87分署シリーズ」の第一作であり、スティーヴ・キャレラの初お目見えということになるのだが、どういうわけか87分署シリーズとはあまりお近づきになっていない。なぜなら、読みだすと面白いことはわかっているので、ついつい二冊三冊と買ってしまうだろうから古本屋では手が伸びないし、それに順番に読みたいじゃないか、こういうシリーズって。図書館にも全巻おいてあるところは少...全文を読む

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    緊急レポ

    自炊日記(ノンフィクション)

    2016.12.28 (Wed)

     「恐るべき地震の被害!」「いやそれはお前が悪い」...全文を読む

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    カンポ・ルドゥンツの来訪者

    ささげもの

    2016.12.27 (Tue)

      シトロエンの運転席で、クレイ・ボーマンは、手慣れた様子でハンドルを切っていた。「カンポ・ルドゥンツへはあと三十分というところです」 わたしはうなずいた。 ボーマンはしばらく黙って運転を続けていたが、好奇心が抑えられなくなったのか、わたしに質問をぶつけてきた。「どうして、カンポ・ルドゥンツなんですか? 特にこれといって変わったところなど何もない村でしょう」「さあね。指定してきた『タイタン』本人にし...全文を読む

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    こみさんへクリスマスプレゼント也

    ささげもの

    2016.12.24 (Sat)

      訪問看護に来てくれた看護師さんが見せてくれた院内スタッフルームの廊下の壁の様子。本来はもっと大きな画像でこみさんの絵ももっといっぱい飾ってあるのが映っているのだが、いろいろと事情で……。(「データでいただけませんか」といったら「いやさすがにそれは」と。守秘義務なんちゃらで病院も大変らしい) ちなみにその看護師さんが好きなのは画面右端の、細かいキャラクターがいっぱい描いてあるやつだそうだ。額に入れて...全文を読む

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    手斧を持ったサンタ

    その他

    2016.12.24 (Sat)

      ぼくは枕もとのカレンダーを見て憂鬱な気分になった。クリスマスなんか早く過ぎて、お正月にならないかと強く願った。 理由はこうだ。両親が、ぼくが来年から中学生になることを祝って、映画に連れて行ってくれるといっているのだ。 普通の映画なら、ぼくは大喜びで映画館に行っただろう。だがしかし、ぼくの両親は、根っからのホラー映画ファン、スプラッター映画ファンなのだ。 見に行く映画はこれだ。海外ホラー映画『手斧...全文を読む

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    海外ミステリ64位 ホッグ連続殺人 ウィリアム・L・デアンドリア

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2016.12.24 (Sat)

      これを読んだのは大学に入ってからである。名前は聞いていたが、64位というこの微妙な位置と、古本屋に入っていなかったことと、本屋の早川書房の棚は気安く買うには少々高価だった、という理由からなかなか読まなかったのだ。 読む本を仕入れる古本屋で見つけ、MWAか、まあつまらないだろうけれど(嫌な男である)、ためしに読んでみるか、と読んでみたらべらぼうに面白く、デアンドリアを探した時には遅かった。せめて「マ...全文を読む

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    「ミロクローゼ」見る

    映画の感想

    2016.12.18 (Sun)

      ブログDEロードショーの企画として見る。 思ったままを書く。 最初の30分はひたすら退屈だった。意味不明の展開、笑えないジョーク。 しかし、そこを抜けると、ようやく「この映画の楽しみ方」がわかってきて、そこから先はもう面白くてたまらなかった。 作中に鈴木清順が出てきたときには「ああ、やっぱり(笑)」と思った。 この映画の脚本であるが、支離滅裂で意味はない。意味はなくて当然なのだ。脚本も音楽も、す...全文を読む

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    海外ミステリ63位 ヒューマン・ファクター グレアム・グリーン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2016.12.17 (Sat)

      重い小説である。たしかこれは大学生のころに近くの市立図書館で読んだ。ページをめくるのももどかしく、夜を徹して読んだため、翌日はふらふらで講義を聴くどころではなかったのを覚えている。 それから二十年して再読してみた。やっぱり面白い。しかしやっぱり暗い小説であることには変わりなかった。特にこの年になると、主人公の老スパイがもう悲惨で悲惨で。これに比べればジョン・ル・カレのスマイリーはやはりスーパース...全文を読む

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    「その夜の侍」見る

    映画の感想

    2016.12.16 (Fri)

      ブログDEロードショーの企画として見る。 思ったままを書く。 「日本映画界の将来を心配したくなってしまう映画」だった。 なんというか、日本映画界がなぜ不振なのかの理由が濃縮されているような映画なのである。 1.「物語のコードを破りさえすれば面白くなると考えたらあかん」 最大の問題点はここだろう。つまり、この映画の脚本は、「普通の映画に飽きた」人間のために書かれている。物語としては当然の「お約束」...全文を読む

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    ニーチェという男

    その他いろいろ

    2016.12.16 (Fri)

      ブログ巡回をしていたら、久方ぶりに『ニーチェ』という名前に出会ったのでぼそぼそ書いてみる。 最初にニーチェの思想に出会ったのは中学時代の公民の授業であった。夏休みの課題としてテーマの中から何か調べろ、というものがあり、わたしはなんとなく『実存主義とは何か』というものを選んだ。たぶん腹でも減っていたのだろう。ほんとになにも考えていなかった。それが『哲学』の分野であることすら知らなかったくらいだ。 ...全文を読む

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    1983年(8)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2016.12.15 (Thu)

      PB-100には、BASICの各命令をワンキーで打ち込むための機能もついていた。シフトキーを押してから対応するアルファベットのキーを押すと、「PRINT」や「GOTO」といった命令が即座に出てくるのである。 しかしそれでもポケットコンピューターの、ゲームウォッチに毛が生えたようなゴム製の細かいキーボードを、一文字一文字親指を使って押しての作業は神経をすり減らすものだった。なにしろキーボードを入れ...全文を読む

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    1983年(7)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2016.12.14 (Wed)

      時代は着実にファミリーコンピュータへと動いていた。 繰り返すが、ファミコンの特徴は、徹底したグラフィック能力の強化にあった。 全52色中25色同時表示可能。 スプライトは水平に8枚まで表示することができた。 当時の他の廉価なゲームパソコンが、16色表示などといっているのと比べるとまさに段違いであった。何しろ、当時のゲームセンターのゲームが、それとほぼ同等のクオリティで楽しめるのである。 とりあえ...全文を読む

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    海外ミステリ61位 試行錯誤 アントニイ・バークリー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2016.12.10 (Sat)

      高校生の頃に読んで、バークリーを敬遠する原因になった作品。倒叙ミステリなのだが、二重にも三重にもひねくれまくったハイソなジョークが炸裂する。やりたいことはよくわかるのだが、この本、厚いのだ。「月長石」とまではいわないが、「ギリシア棺の謎」くらいの厚みはある。しかも創元推理文庫だから、なんというか非常にとっつきが悪い文章なのである。 ここで出てくる殺人犯、トッドハンター氏のおどおどした俗物ぶりがす...全文を読む

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    1983年(6)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2016.12.09 (Fri)

      修也が最初に見たファミリーコンピュータのソフトは、「ポパイ」だった。おもちゃ屋のテレビに、その画面が映っていたのだ。 そのとき修也は、『なんでこのおもちゃ屋はゲームセンターのゲーム画面をテレビで流しているんだろう?』と考えた。しばらく見た後で、目の前に「コントローラー」があることに気付いて、『まさか……』と思いつつ、手を伸ばした。 テレビの画面が切り替わり、ゲームがスタートした。 修也はくらくらと...全文を読む

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    1983年(5)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2016.12.08 (Thu)

      修也は、毎日のように、学校からの帰り道でゲームセンターを窓から覗いた。「ゼビウス」は、窓から一番近い目立つところに、誰からも見える状態で展示されていたからだ。窓からデモ画面を見るだけでも、修也は心にときめくものを覚えた。 たまには小遣いを握りしめ、「ゼビウス」を遊びに行くこともあった。たいていは浮遊要塞(『アンドアジェネシス』なのか、『アドーア・ギレネス』なのかについてはよく議論になった)にたど...全文を読む

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    荒野のウィッチ・ドクター・あとがき

    荒野のウィッチ・ドクター(長編ファンタジー小説・完結)

    2016.12.07 (Wed)

      あとがき あだやおろそかで長編を書きはじめてはいけないな、と今になって思う。そのくらい、この小説は「あだやおろそか」で書きはじめたものだった。 最初に頭にあったのはもちろんウィッチ・ドクターである。 昔の海外製ファンタジーTRPGに「ロールマスター」というゲームがあった。超精密戦闘ルールと超精密魔法ルール、その他なんでも超精密をうたい文句にしたマニア向けゲームである。高校生のわたしはどきどきしな...全文を読む

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    荒野のウィッチ・ドクター(30・B)

    荒野のウィッチ・ドクター(長編ファンタジー小説・完結)

    2016.12.06 (Tue)

      30(B) 伝承によるエピローグ「だからさ」 テマはいった。「こういうのって、あたしは悪趣味だと思うんだよね」 アグリコルス博士はのほほんとした声で答えた。「成功したんだからよいではないか」 アトは複雑な思いで、目の前にある「それ」を眺めていた。 アグリコルス博士の発想は簡単なものだった。獣が「傷」を食らって治療をする時、「傷」を受けている存在とは何なのか、ということである。アグリコルス大博士は...全文を読む

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    荒野のウィッチ・ドクター(30・A)

    荒野のウィッチ・ドクター(長編ファンタジー小説・完結)

    2016.12.06 (Tue)

     30(A) 史書によるエピローグ 逃亡したアグリコルス大博士を追ってジャングルに入ってから三十日後、アシャール法務官はぼろぼろの姿で人間世界に再び姿を現したと、史書には記されている。だが、アシャール法務官の言葉は記録されてはいない。なぜなら、アシャール法務官は完全に発狂し、まともに会話ができる状態ではなかったからである。 アシャール法務官の代わりに証言したのは、法務官と決死の密林踏破をしてきた、デ...全文を読む

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    荒野のウィッチ・ドクター(29)

    荒野のウィッチ・ドクター(長編ファンタジー小説・完結)

    2016.12.05 (Mon)

      29 ただひとつの道 アトは続けた。「こうなってしまったのも、特殊な蛋白質を極度に摂取し続けてきたからだろう。その摂取が成功すると、おれのような『戦士』が生まれるが、脳が変質して、こうなってしまう可能性もあるということだ。同じような病気を、牛などの家畜が示すことがある」「狂牛病のことじゃな。治す方法もかかる原因もわからん、牛の死病じゃ」 アグリコルス大博士はうなずいていた。「あたしの獣で治せない...全文を読む

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    抜粋・ある辛口ミステリ評論家の毒舌 パート2

    ユーモア

    2016.12.04 (Sun)

      →前作 http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-2564.html「興奮」ディック・フランシス こんな小説書くやつは小説のことなんかろくに知らないんだろう。競馬についてはもっと知るまい。「お楽しみの埋葬」エドマンド・クリスピン ひどい文章とくだらないジョークの羅列。大学教授が主人公だがこの作者、大学のことなんて知りもしまい。「陸橋殺人事件」ロナルド・A・ノックス 倫理を説いているつもりだろうが、教会で...全文を読む

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    海外ミステリ61位 黒後家蜘蛛の会 アイザック・アシモフ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2016.12.03 (Sat)

      中学生のころに図書館に入れさせ、耽溺するほど読んだ。大学に入っても近くの市立図書館で耽溺するほど読んだ。さすがはSF作家として長年キャンベルに鍛えられたアイザック・アシモフ、実に読みやすく楽しい。 扱っている謎も、冷静に考えればたわいないのだが、逆にそれゆえに軽く読めて楽しい。どうしてこんな面白い小説が絶版品切れ中なのか。その理由が、「全編の再編集にとりかかっているから」ではなかったら、本気で怒...全文を読む

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    荒野のウィッチ・ドクター(28)

    荒野のウィッチ・ドクター(長編ファンタジー小説・完結)

    2016.12.02 (Fri)

     28 対決 アトが正気づいたのは、口元に運ばれてきたはずの葉が、いざ噛みしめようというところで握りしめられたときだった。噛むたびに流れ込んでくる圧倒的な知識は、アトに奇妙な酩酊感を味わわせてはいたが、その裏で、奇妙な覚醒感も伴っていた。 覚醒している部分のアトの理性は、『なにかがおかしい』『危険』と告げていた。アトは戦士として生きる間に、その直感を信じることの重要性を徹底的に叩き込まれていた。 酩...全文を読む

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