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    【  2017年04月  】 

    自炊日記・その64(2017年4月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    2017.04.30 (Sun)

     4月1日 朝食のメニュー トースト テリーヌ ブルーチーズ 生野菜サラダ 金柑の砂糖煮 ミルクコーヒー ヨーグルト りんご 図書館に行き本を返す。 昼食のメニュー 炒飯 味噌汁 サバ缶 キムチ マンゴープリン 夕食のメニュー 米飯 白菜のスープ ステーキ 温野菜 お浸し チョコレート 気合を入れて書いた『残念な男』が卯月朔さんとミズマ。さんに読んでもらえなくてちとかなり残念だった。4月2日 朝食の...全文を読む

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    海外ミステリ82位 酔いどれ探偵街を行く カート・キャノン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2017.04.29 (Sat)

      おれか? おれは、なにもかも、書けなくなった、ブログ作家くずれの男だ。うしなうことができるものは、もうアカウントくらいしか、残っていない。 もちろん、この書き出しは、都築道夫先生の訳した、この短編集の、イントロダクションを、もじったものだ。そして、この短編集には、人間に、そうしたもじりをやらせてしまう力が、ほんとうに、ある。 この本には、新婚四カ月で、新妻に裏切られ、暴力沙汰を起こし、アル中の、...全文を読む

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    死霊術師の瞳 5-4

    5 死霊術師の瞳(連載中)

    2017.04.28 (Fri)

     「小笠原登志子」 わたしは低く繰り返した。ナイトメア・ハンターとしてのわたしの罪の象徴。 よほどひどい面をしていたのだろう、余目はわたしを元気づけるように、いくらか明るい口調でいった。「なに、お前を責めているわけじゃない」 責めているようにしか聞こえなかった。余目は続けた。「お前がやってくれたことを、忘れるようなあの方じゃないさ」 わたしがなにをやったのか。やったのは森村探偵事務所の探偵たちだ。わ...全文を読む

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    1984年(4)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2017.04.27 (Thu)

      そんな日常の中のある日。 修也は本屋にいた。ごく普通の小学生男子にとって本とはマンガのことである。修也はもちろん、立ち読みをするためにそのコーナーに行ったのだが。 ふと、雑誌の棚で足が止まった。何か引き寄せるものがあったのか。 棚に山積みにされていた雑誌にちらりと目をやった。 「マイコンBASICマガジン」というタイトル。表紙には、カラフルなパソコンゲームの写真がいくつも載っていた。 修也は、そ...全文を読む

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    マイノリティ

    私家版 悪魔の手帖

    2017.04.26 (Wed)

     考え方ひとつで自由に張り替えることができる人間集団の値札。もしかしたら、ユダヤ人をガス室送りにしたナチの連中、まじめに「ドイツ人はマイノリティだ」と思っていたのかもしれない。フリーメーソンだとかイルミナティだとか国際ユダヤ資本だとか、訳のわからない理屈でユダヤ人をマジョリティに仕立て上げて。...全文を読む

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    死霊術師の瞳 5-3

    5 死霊術師の瞳(連載中)

    2017.04.26 (Wed)

     「西日本?」「井垂島のことだ。あの本もたまには帰省くらいしたいだろう」 わたしは余目の肩をつかんだ。「それだ」「なにがだ」 わたしは頭の中に浮かんだことを手早くまとめ、余目に話した。「そもそも、奪ったやつが、あの本を使って、なにをしようというんだ? どこへ持って行こうというんだ? 常識的に考えれば、持っていく当てはひとつしかない」 余目は眉根を寄せた。「それで、井垂島か? あまりに安直にすぎないか...全文を読む

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    死霊術師の瞳 5-2

    5 死霊術師の瞳(連載中)

    2017.04.25 (Tue)

      さして驚くべきことでもなかった。わたしの事務所は……かつて事務所と呼んでいたビルの一室は、警察とマスコミとによって徹底的に荒らされ、めぼしいものはすべて証拠物件ないし「我が社が独自に手に入れた情報によると」に貢献するために持っていかれてしまっていた。そのころのわたしの気分は、ナイトメア・ハンターとしての能力と、これまでの人生で出会った中で最も愛しい女性を失ってしまったことにより、もうなにもかもどう...全文を読む

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    条約

    私家版 悪魔の手帖

    2017.04.24 (Mon)

      互いに、相手に対して最大限譲歩していると確信しながら行う次の戦争の準備。...全文を読む

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    哲人

    私家版 悪魔の手帖

    2017.04.22 (Sat)

     「哲学」という学問の魅力に魅せられてふらふらになって哲学科の門を叩こうとする高校生に、「法学部を出てから哲学科の大学院に入るという方法もあるよ」と助言を与えることができる人間。哲学は人生について語るのが目的の学問なんかじゃないんだ、と、目をきらきらさせて大学一年生は語り、哲学は人生について語るのが目的の学問なんかじゃないんだ、と、かすかな自嘲を込めて四十男は呟く。...全文を読む

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    海外ミステリ81位 A-10奪還チーム出動せよ S・L・トンプスン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2017.04.22 (Sat)

      再版された早川版を四半世紀ぶりに再読。高校生のころに新潮文庫版を最初に読んだとき、それほど感銘も受けなかったので正直あまり期待はしていなかったのだが、読んでみると、もうこれが正統派B級冒険小説というか、やたらと面白いことにびっくりしてしまった。 冷戦期、ソ連の影響下にある東ドイツのポツダムに置かれたアメリカ軍事連絡部から、ソ連側の妨害電波により誤誘導され不時着したパイロットをソ連側より早く回収す...全文を読む

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    1984年(3)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2017.04.21 (Fri)

      Nの家のファミコンソフトはみるみるうちにその層を厚くしていった。それは、任天堂の起こした一種の奇蹟だった。ほかのゲーム専用機について語ることは、今では、ほとんどばかばかしいことになっていた。競合機としては、セガのSC-1000、バンダイのスーパーカセットビジョンがあるくらいだった。他に有力なゲーム専用機としては、ベクタースキャン方式というファミコンとはまったく違うシステムを使用していた「光速船」...全文を読む

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    1984年(2)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2017.04.20 (Thu)

      だが。 修也もすでに小学五年生であり、春が来れば六年生になるのだった。 ファミコンだったら自力で買えるかもしれない。 すでに、あのファミコンにキーボードがつくらしい、という噂が流れていた。もしそれが正しかったとしたら、あの「マリオブラザーズ」のような、カラフルでスムーズな動きをするゲームが、自分でも作れるということではないか! だとしたら、それは家にある、使わせてもらっていないPB-100とは比...全文を読む

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    「駅 STATION」見る

    映画の感想

    2017.04.16 (Sun)

     ブログDEロードショー「感涙映画祭」4作目。かねてより80年代の日本映画の最高傑作とか聞いていたので見てみたが、「泣く」というよりは、「鬱フラグメイカー」ともいえる高倉健の存在に、ある種の「ギャグ」を感じてしまった。これと同様の経験が、無声映画の傑作「雄呂血」を見た時にもあり、行く先々の不幸のボタンをひとつひとつ丹念に押して歩いているとしか思えない主役は、どちらかといえば「ブラックユーモア」の世界...全文を読む

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    そのむかし

    ささげもの

    2017.04.16 (Sun)

     そのむかし、悲劇にもてあそばれる少年と、悲劇に魅入られた青年がいた。彼らの物語を今に伝えるもう一人の少年は、あなたの現実ときっとどこかで交錯している。耳を澄まして目を閉じれば、昔語りがかすかに聞こえてくるはずだ……。limeさんのイラストにキャプションつけるのがなんか趣味になっている。今回も事後承諾上等(^^;)自分の物語は相変わらず書けない。...全文を読む

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    「東への道」見る

    映画の感想

    2017.04.15 (Sat)

     ブログDEロードショー「感涙映画祭」3作目。「グッド・モーニング・バビロン!」を見てからグリフィス監督作品がやたらと見たくなり、この「東への道」もグリフィス監督作品である。この作品、気になっていなかったわけではないが、135分のサイレント、ということでこれまで手出しをしていなかった。「散り行く花」でのリリアン・ギッシュの演技が衝撃的だったので、思い切って図書館で借りて見ることにした。ほんとうは、フ...全文を読む

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    海外ミステリ80位 ナヴァロンの要塞 アリステア・マクリーン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2017.04.15 (Sat)

      どちらかといえば映画のほうが有名か。軍事冒険小説の傑作である。「女王陛下のユリシーズ号」のあまりの重さに比べれば、こちらのほうが娯楽小説としては読みやすい。英軍の撤退を支援するため、敵国ドイツが占領するナヴァロン島に潜入した五人の男たち。狙うのは、巧妙にカムフラージュされた洞窟に設置された巨大な大砲。英軍の撤退路にぴたりと狙いをつけたこの大砲を破壊しなければ、英国陸軍の兵士千二百人が海の藻屑とな...全文を読む

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    「散り行く花」見た

    映画の感想

    2017.04.14 (Fri)

     ブログDEロードショー「感涙映画祭」2作目。あの「イントレランス」のグリフィス監督の作品である。「恋愛もの」の「悲劇」で「泣ける」作品と聞いていたので図書館で借りたのだが、うーむ、これはなんというか、「悲劇」ではあるが「恋愛もの」ではないのではないか。広義の恋愛ものではあるが、「仲むつまじい恋人たちが」という映画では断じてない。どちらかといえば、フェリーニの「道」を彷彿とさせる、社会的に問題がある...全文を読む

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    ロック

    私家版 悪魔の手帖

    2017.04.12 (Wed)

     なにをどういおうとも結局は音楽の一ジャンルという枷から逃れられないひとつの立ち位置。 ……パウロってロックですよね。 ……あんだと? もういっぺんいってみろコラ。パウロのどこがロックなんじゃ! ……だって、イエスの語った支離滅裂な言葉を使ってローマ帝国を乗っ取るための土台を作った男ですよ。それもほぼひとりで。ロックな男じゃないですか。 ……バカか貴様。イエスの教えのどこが支離滅裂なんじゃ。ユダヤ教からなに...全文を読む

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    筒井康隆について

    その他いろいろ

    2017.04.11 (Tue)

      筒井康隆を最初にまとまった形で読んだのは、たしか中学一年の折に感想文の題材として読んだ「メタモルフォセス群島」だった。 腹を抱えて笑った。そこはブラック・ジョークの実験場みたいな世界だった。あまりにブラックすぎて、読書感想文が書けないことに気がついたのは二回目を読み終わったところであった。いったい自分がどんな感想文を書いて宿題を終わらせたのか、まったく記憶にない。 そして中学二年の四月。わたしが...全文を読む

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    ダイエット

    私家版 悪魔の手帖

    2017.04.11 (Tue)

      健康の維持のために栄養摂取を控えるというチェスタトン式逆説を実践すること。 しかしダイエットとはなんともチェスタトン好みの逆説のかたまりではないか。 瘦身のためにまずやらねばならないことは飢えを覚えない程度に食べることであり、 運動は目に見える成果が上がらないからこそやらねばならない。 精神的な努力を極めると大食に走り、 精神的な努力を怠ると少しずつ太る。 しかもこれだけチェスタトン風の逆説のか...全文を読む

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    「グッド・モーニング・バビロン!」見る

    映画の感想

    2017.04.09 (Sun)

     ブログDEロードショーの今回のお題である、「感涙映画祭」ということで見た。「けものフレンズ」見たさにGyaoをうろついていたらストアにあったのである。たまたまTポイントの残量もこれを見るに足りるものであった。というわけで見たのだが、この映画についての記事を1987年に今はなき某タクテクス誌で読んだときには、てっきりハートフル・コメディだとばかり思っていた。実際に映画の前半三分の二はハートフル・コメディ...全文を読む

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    海外ミステリ79位 見えないグリーン ジョン・スラデック

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2017.04.08 (Sat)

      前に友人にいわれた。「ポールさん、あなたは天才だけど、自分の能力をどう使えばいいのかまったくわかっていない!」その意見が当たっているかどうかはさておき、実際に「自分の能力をどう使えばよかったのかがまったくわかっていなかった天才」が、このジョン・スラデックである。ほんとこの人、生まれる時代をプラスマイナス50年間違えていたんだな、と本書を再読して実感。 「見えないグリーン」は、ジョン・スラデックが...全文を読む

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    1984年(1)

    ゲーマー!(長編小説・連載中)

    2017.04.05 (Wed)

     1984年 不幸な事件があった。修也の通うはずだった中学校で、自殺事件があったのだ。むろん、原因は「非行」と「いじめ」である。修也にとっては「どこの学校でもあることじゃないかな」程度の認識であったが、両親にとっては違ったらしい。 かくして、修也は家では一切の「ゲーム」を禁じられることになった。M市内にある、県内では名門の私立中学校の受験をするためだ。小学生に否も応もない。塾通いが始まった。 幸運な...全文を読む

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    オフ会しようぜ!

    その他いろいろ

    2017.04.02 (Sun)

     前々からやりたいなやりたいなと思ってはいた「オフ会」なるものを開きたいと思います。「第1回 ポール・ブリッツの野郎を包囲する会」4/2 11:30 JR常磐線「土浦駅」集合行動予定 土浦駅ビルの「サイゼリヤ」で楽しく会食       駅近くの、県内最大級を自称する古本屋で楽しくお買い物       駅近くのカラオケボックスで楽しくカードゲームするなり歌うなり       成り行きによっては有志によ...全文を読む

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    テリー・レノックスって柄じゃない

    残念な男の事件簿(二次創作シリーズ)

    2017.04.02 (Sun)

      頭が痛かった。うっすらとした光を感じた。目を開けると、知らない天井が見えた。 わたしは知らない部屋の知らないベッドで、着の身着のまま眠っていたのだ。起き上がり、どうして自分はここにいるのかを考えた。ダウンしたボクサーのように、カウント8でようやくまともに頭が動き出した。 のろのろと起き上がり、わたしはベッドをセットしなおした。ベッドひとつとテーブルと鏡しかないところを見ると、客間ではないかと推測...全文を読む

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    今日はさんざんだった…

    その他いろいろ

    2017.04.01 (Sat)

     不覚にもブログに広告出してしまった……。バカには見えないやつを。...全文を読む

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    自炊日記・その63(2017年3月)

    自炊日記(ノンフィクション)

    2017.04.01 (Sat)

     3月1日 朝食のメニュー シリアル ぽんかん ゴミを出し部屋の掃除をする。 ロボ・ウォーズで軽く遊ぶ。 昼食のメニュー 天かすうどん 酢玉ねぎ 酢玉ねぎはもうちょっと小さく切ろう。すし酢も意外と味が濃いな。 仕事にかかる。 仕事を終える。 夕食のメニュー 米飯 とろろ汁 生卵 納豆 酢玉ねぎ いつものように酢玉ねぎ以外のものをぐちゃぐちゃに混ぜて一気にいただく。うむ。うまい。 読書感想文を書く。 ...全文を読む

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    ウェディングドレスに救いあれ

    残念な男の事件簿(二次創作シリーズ)

    2017.04.01 (Sat)

      ロビンが去ったホワイトデーから半月もたっていないというのに、事務所はひどい有様となっていた。これまでも古くて薄汚かったが、今ではほとんどゴミ屋敷である。 わたしはスーパーで特売セールのやつを買ってきた日本酒一升入りの紙パックを抱えてパソコンの前に座り込み、来るわけもないメールの返事を待っていた。 わたしが送った無数のメールに対する最初で最後のまともな返事は、「拝復。お嬢様は新鮮な血液をたんとお召...全文を読む

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    海外ミステリ78位 別れを告げに来た男 ブライアン・フリーマントル

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    2017.04.01 (Sat)

      浪人生のときに古本屋で買って読んだ。やられた、と思った。ワン・アイデア・ストーリーといってもいいスパイ小説なのだが、まるで本格ミステリのようなトリックが使われているのだ。スパイ小説の読みどころは、五里霧中だった作戦の全体像が明らかになったときの「そうだったのか感」にあるが、本書のアイデアは、シンプルなだけにより「そうだったのか感」が際立つよくできたものである。 四半世紀ぶりに再読。トリックを知っ...全文を読む

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