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    【  2020年03月  】 

    海外ミステリ162位 ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ ジョン・ル・カレ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.31 (Tue)

      中学生の時、早川書房のハードカバー版を、「海外SFノヴェルズ」と見間違えて読んだ。カバーを剥ぐと、濃紺の表紙にグレーの文字で、慣れていないと見分けがつかないのである。で、そのときの感想だが、「何が起きているのかさっぱりわけが分からず、ひたすら退屈で、活字を追うだけのマラソンをしている」ような感じだった。わたしがル・カレ嫌いになることを決定づけた小説といっていい。そのときのトラウマをひきずったまま...全文を読む

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    けもフレで怒り心頭に発せられてもなあと思いつつ詠める三句

    一日一自由律オタ俳句(やけくそ企画)

    2020.03.30 (Mon)

     リメイクしようと2は2人に思い出ある限りキュルルも2も二度と消えぬパラレルワールド解釈は滅んだ世界まで救えぬ...全文を読む

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    海外ミステリ162位 早すぎた警告 C・フィッツサイモンズ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.30 (Mon)

      この「東西ミステリーベスト100」という書物を中学生のときから何百回と、頭から終わりまで読み通してきたのだが、まったく記憶になかった作家である。古本屋で遭遇しても、見逃してしまったのだろう。ちっとも覚えがない。タイトルから、「たぶん嫌味なリーガル・サスペンスなんじゃないのかな」と判断し、探す気もしなかった。だが、企画とあれば読まざるを得ない。それにいい機会でもある。土浦市立図書館に取り寄せてもら...全文を読む

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    海外ミステリ162位 ウッドストック行最終バス コリン・デクスター

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.29 (Sun)

      最初に読んだのは、松戸で浪々の身になっている時であった。「キドリントンから消えた娘」が面白いと聞いたので、シリーズものなら第一作から読んでおくべきだと思ったのである。で、図書館で借りて読んだわけだが、そのときの感想は「うーん、ちょっと弱いかな」であった。なにしろ、第二作である「キドリントンから消えた娘」が偏執的なことではいまだに語り草になるほどのインパクト強烈な作品なので、どうしても、この「ウッ...全文を読む

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    海外ミステリ162位 法の悲劇 シリル・ヘアー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.28 (Sat)

      昔から「名作」との呼び名が高い、1942年発表のイギリスミステリ。その割に古本屋でかつてこの本を目撃したことがない。しかたないから茨城県内の図書館にお取り寄せを頼んだら、茨城県内すべての図書館にも蔵書がないという。ますますしかたがないから県外の図書館からのお取り寄せも頼んだら、埼玉県立図書館に蔵書があった。ありがたいことである。日本全国の公共図書館には足を向けて寝られない。そんなありがたい公共図...全文を読む

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    海外ミステリ159位 狙った獣 マーガレット・ミラー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.27 (Fri)

      もし、あなたがミステリやサスペンスについて何も知らず、ちょっと今晩をゾクゾクッとした気持ちで過ごしたいのなら、本書はぴったりの一冊であることを先に断っておく。以下の文章は読まなくてよろしい。いったぞ。いっておいたからな。 というわけで、マーガレット・ミラー「狙った獣」読むのはこれで2回目である。あるのだが……なんでこれがマニア投票でこんな上位にまでくるんだ、というのが正直な感想。なぜなら、本書のメ...全文を読む

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    海外ミステリ159位 真夜中の向う側 シドニィ・シェルドン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.26 (Thu)

      かつてアカデミー出版に大々的に担がれ、「超訳」ブームを巻き起こしたことで悪名高いシドニイ・シェルダンの登場である。本書はアカデミー出版バージョン「真夜中は別の顔」よりも前に早川書房より刊行された完訳版。早川版ではシェルドンと訳されている。まあ、ダだろうがドだろうが、読者としては本が面白ければどうでもいい。土浦市立図書館から借りてきた分厚いハードカバーを、いつものバーミヤンでエビマヨサラダをむさぼ...全文を読む

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    海外ミステリ159位 ゼロ時間へ アガサ・クリスティー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.25 (Wed)

      SFとハードボイルドと冒険小説に浸っていた中学生時代、学校の図書室で、唯一読んだクリスティー作品である。なぜこの作品を選んだかだが、本書にはエルキュール・ポアロもミス・マープルも登場しないからだ。本書で名探偵の役を務めるのはいかにも鈍重そうな「ワトスン役によくいるタイプの警察官」であるバトル警視であり、何となくクリスティーではレア度が高いような気がしたのである。まあひねくれたガキではある。そのと...全文を読む

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    「この世界の片隅に」再見

    映画の感想

    2020.03.24 (Tue)

      面白かった。けれどつらい。前半の、繊細なタッチで描かれた美しい広島の街。あれが全部灰になるわけだから、初見時のような平静な気持ちではとても見ていられなかった。 また、不発弾のあのシーン、やっぱり目を覆ってしまった。初見時は何も知らなかったから普通に見られたけれど、展開を知っているとまともに見ていられない。 いつかコロナが落ち着いたら改作版も見に行こう、とか思っていたが、こうして、再見してみると、...全文を読む

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    海外ミステリ155位 ナイルに死す アガサ・クリスティー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.24 (Tue)

      クリスティーはうますぎて嫌いである。そんなクリスティーばかり読まされて、もう、わたしは半分めろめろ状態だ。ほんとに、ミステリファンがどこをどう押したら喜ぶか、それを知悉している嫌味なおばさん作家なのである。本作「ナイルに死す」はたしか、デビッド・スーシェのドラマでもやってたし、「ナイル殺人事件」という映画にもなっていたが、内容、全く覚えていない。初読でもあるし、まあ、適当に読んでくか、と夜の10...全文を読む

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    海外ミステリ155位 太陽がいっぱい パトリシア・ハイスミス

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.23 (Mon)

      「イヤミス」という言葉がある。文字通り、「読んでイヤな気分を味わうことを主眼としたミステリ」というものらしい。個人的には、ミステリをはじめ娯楽小説というものは、「読んでハラハラドキドキの末にスッキリとしたカタルシスを得るため」に読むものだと考えている。それに真っ向から挑戦するような「イヤミス」など、誰が好んで読むものか。しかも、この作者のパトリシア・ハイスミスは、そうした「イヤミス」系列の代表選...全文を読む

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    海外ミステリ155位 帽子から飛び出した死 クレイトン・ロースン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.22 (Sun)

      ディクスン・カーと並び称される、不可能犯罪ミステリに作家生命のすべてを賭けた男、クレイトン・ロースンのミステリを最初に読んだのは、小学生のころのあかね書房の児童向けリライト「ゆうれい殺人事件」だった。今にして思うとものすごいマニア養成ギプスであるなあこのあかね書房のラインナップ。そこで小学生は奇術師名探偵グレート・マーリニの名前を知り、ほかの冒険譚も読みたいと思うのであるが、手の届く範囲の図書館...全文を読む

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    海外ミステリ155位 紅はこべ バロネス・オルツィ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.21 (Sat)

      最初に手に触れたのは小学生のとき。いわずと知れた、押入れから引っ張り出した父の蔵書である。「世界大ロマン」とかいうことで、どきどきしながら読んで、第一章でめげた。小学生にはよくわからなかったというか、当時のちょっと頭の働く小学生にとって、フランス革命は「絶対的正義」であった。であるからして、殺されて当然であるフランス貴族を、ギロチンから救い出してイギリスに亡命させる「紅はこべ」とその一党が、「悪...全文を読む

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    海外ミステリ154位 シャーロック・ホームズの回想 コナン・ドイル

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.20 (Fri)

      いわずとしれた、ドイルの作り出した名探偵「シャーロック・ホームズ」の第二短編集である。収録作は「銀星号事件」から始まって「最後の事件」に至るまで。ドイルはホームズを「最後の事件」で殺してしまうわけだが、まあ、何度読んだか知れないし、面白いことはわかっているのだから、気楽にいこう。 というわけで再読してみたが、うん、やっぱり面白いやホームズ。当時のミステリの水準から見ても、特に飛びぬけたことはして...全文を読む

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    海外ミステリ151位 ちがった空 ギャビン・ライアル

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.19 (Thu)

      高校のころに古本屋で安かったので、「本番台本」と一緒に買って読んだ。つまらなくはなかったが、とはいえ、ちょっとしっくりしなかったのを覚えている。だが、当時それほどでもないと感じた「もっとも危険なゲーム」が、三十を過ぎて読んだら強烈に面白かった、というのもあるので、本書もいま読んだら面白いのではないか。ハヤカワのポケミス版を入手し、取り組んでみた。訳者は「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズで有名な...全文を読む

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    「クボ 二本の弦の秘密」見る

    映画の感想

    2020.03.19 (Thu)

     日本を模したオリエンタルな世界での冒険ファンタジーを、偏執的ともいえる恐るべきアニメーション技術で撮ったものすごい作品。いやー、これを見ていなかったというのは不覚である。というのも、わたしが見なかった理由は、主役の少年「クボ」の設定が母子家庭の子で大道芸人であり、なおかつ逃亡者である、となると、日本的な物語だと、絶対村人や社会から誤解を受けて迫害されねばならん役割になるからだ。だからこのあらすじを...全文を読む

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    「そこのみにて光輝く」見る

    映画の感想

    2020.03.18 (Wed)

      「二十日鼠と人間」の後に見た。この組み合わせはあまりにもハードだった。こちらもこちらで、不幸まみれの貧乏人たちが織り成す純愛ドラマで、味方したくなる人間のほとんどが不幸な目に遭う。 どうして人間、こんな不幸なドラマを好んで見るんだろう、と人間存在の不可思議さに頭を抱える始末である。 とにかく、主人公の元鉱山技師がひと目ぼれした娘の一家が、不幸のかたまりみたいなものであり、もう、生活のために身を売...全文を読む

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    「二十日鼠と人間(1992)」見る

    映画の感想

    2020.03.18 (Wed)

      正直気分が重いところにこんなスタインベック原作のハードな悲劇を見るのはどうなのかだが、勇気を出して見る。 そしてほんとにハードな悲劇だった。 頭の鈍い大男のレニー役を、名優マルコヴィッチがもう、「動いているだけでいたたまれなくなる」ような顔で好演。 とにかく、人を傷つけたくない、と思いながらバンバン人を傷つけるわ、人を殺したくない、と思いながら、人も殺すわ、それでその罪を理解しきれていない、とい...全文を読む

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    香川県のゲーム一日60分条例を聞きて読める

    一日一自由律オタ俳句(やけくそ企画)

    2020.03.18 (Wed)

     ネカフェのシノギでヤクザを守る香川県...全文を読む

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    海外ミステリ151位 ファイアスターター スティーヴン・キング

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.18 (Wed)

      中学のころ、「東西ミステリーベスト100」に載っていた作品を「載っている」という理由だけで読んでいたころ、図書室の文庫の棚から見つけた。カバーを見たときは、「陰気な本だな」としか思わなかった。「なに読んでるの?」「『ファイアスターター』。スティーヴン・キングっていう作家だけど、知ってる?」「知ってるもなにも、メチャクチャ有名じゃないか、その作家」クトゥルー神話を除く、いわゆるモダン・ホラーにはま...全文を読む

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    海外ミステリ151位 モンテ・クリスト伯 アレクサンドル・デュマ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.17 (Tue)

      いつだったかのコミティア帰り、矢端想さんとふたりで飲んだとき、「一番面白い岩波文庫は何か」という話になった。断固として「モンテ・クリスト伯」を推すわたしに対して、矢端想さんは「レ・ミゼラブル」を推した。それまで平和だった飲み会の席にはたちまちにして険悪な空気が流れ、一触即発の火花が散った。タイミングよくホッケの開きが運ばれてこなかったら「てめえ表に出ろ」ということになっていたかもしれない。ちなみ...全文を読む

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    海外ミステリ141位 星を継ぐもの J・P・ホーガン

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.16 (Mon)

      中学生のとき学校図書館で読んだ。読んで猛烈にハマった。中高一貫教育を標榜していた(そのくせ大半の学生は外部の県立高を受験するのだが)学校の図書館というのはえらいもので、続編「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」までそろえていた。これで続きを読まなかったらバカである。わたしはむさぼるように読み、作者のJ・P・ホーガンの大ファンになった。あれから幾星霜。当時の中学生も、今や夢破れた下層階級のアラフ...全文を読む

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    海外ミステリ141位 迷宮課事件簿 ロイ・ヴィカーズ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.15 (Sun)

      最初にまとめて読んだのは浪人中だったと記憶している。松戸の図書館で、ハヤカワのポケミス版の「百万に一つの偶然」「老女の深情け」と迷宮課シリーズをむさぼり読んだものだ。どういうわけだか早川文庫版の「迷宮課事件簿(Ⅰ)」はなかなか手に入らず、古本屋で手にしたときは嬉しかったなあ。 というわけで再読であるが、まあ、誰がなんといおうと、このシリーズ、第一作「ゴムのラッパ」抜きでは始まらない。この場外を通...全文を読む

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    海外ミステリ141位 死者の中から ボアロー&ナルスジャック

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.14 (Sat)

      土浦市立図書館どころか、茨城県内の全図書館にすら置いてなかったという本。取り寄せてもらうのに3カ月かかった。フランスミステリはやっぱり人気ないのかなあ。結局、埼玉県の図書館の蔵書を借りることになった。埼玉県立図書館さん、どうもありがとうございました。 で、読んだわけだが。「ものすごくフランスミステリらしいフランスミステリ」を読んだ気がした。妙に「……」の多い会話、しつこくしつこく語られる描写、粘り...全文を読む

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    「愛情の都」見た

    映画の感想

    2020.03.13 (Fri)

      知る人ぞ知るメロドラマの傑作だそうだが、いやー、なんというか。時代というか。 カップルの男のほうの設定が最悪である。なにしろ、「女遊びを繰り返したうえ、いちばん最近の愛人であるレビューの踊り子、エリ子に子供ができたと知ったら堕胎を強要する」というクソ男なのだ。制作側は、「社長である父親が女中に産ませた子供のために、屈折した少年時代を生きてきたナイーブなところのある青年サラリーマン」として描こうと...全文を読む

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    スピノザ「神学政治論」を思い返して

    哲学者になれなかった男の語る哲学夜話

    2020.03.13 (Fri)

      やっぱりスピノザは正しい。 祈りと信仰は真理に迫る手段でもなければスーパーナチュラルな力を持っているわけでもない、完全なるフィクションであるがゆえに、祈りと信仰がメジャーな世界は合理的な判断のみによって人が動く社会よりもより効率的に動くのだ。 「囚人のパラドックス」という思考実験がわれわれに教えてくれるのはまさにそういうパラドックスとしての真理である。...全文を読む

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    海外ミステリ141位 ロウフィールド館の惨劇 ルース・レンデル

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.13 (Fri)

      大学に入って、新しい人間関係に戸惑っているときに図書館で借りて読んだ。はてしなく救いのないストーリーに抑鬱的な気分になった。これだけでもルース・レンデルという小説家を避けるには十分だった。以降、ウェクスフォード警部シリーズですら読んでいない。あのあまりの暗さゆえ、本書を読むのはだいぶ度胸が必要だった。でも図書館に相互貸借を頼んでしまったからには仕方ない、覚悟を決めて、バーミヤンでドリンクバーを飲...全文を読む

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    「戦艦大和(1953年)」見る

    映画の感想

    2020.03.12 (Thu)

      カラーかと思ったら、新東宝のモノクロ映画だった。戦艦大和の最期の話は、ちょっと年のいった日本人だったら誰でも知っている。である以上、どう転んでも「なるようにしかならない映画」であるのだが、あとは「なるようにしかならなさ」をどう撮るか、ということになる。 そういう意味で、戦争を知る世代である、能村副長役の藤田進はじめ映画俳優連は、まさに水を得た魚のように実に「帝国海軍の軍人」らしい役を生き生きと演...全文を読む

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    海外ミステリ141位 白昼の悪魔 アガサ・クリスティー

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.12 (Thu)

      クリスティーはうまい。うますぎる。そこが好きになれずに、ずっと敬して遠ざけてきたわけだが、このベスト100を読み返す作業の中で何冊か読んでいくと、このクリスティーおばさんが、恐ろしいほどの「趣向づくりの達人」だということに気づかされる。「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」が、クリスティーの三大「ご趣向」傑作といっていいだろうが、ほかにも「ABC殺人事件」だとか「予...全文を読む

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    海外ミステリ141位 ナイン・ティラーズ ドロシー・セイヤーズ

    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)

    2020.03.11 (Wed)

      昔から、「名前だけならたいていのオタクは知っているが誰も読んだことはない」作品の代名詞的存在だった。それが東京創元社の、浅羽莢子先生による新訳で(翻訳者の名前など別に気にしない、という人は多いかもしれないが、浅羽莢子先生はあのゲームブックブームを巻き起こした「火吹山の魔法使い」を訳されたかたなので、こういう趣味の人間には印象深いかたであり、そのために、亡くなられたと聞いたときはショックだった)読...全文を読む

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