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    「ショートショート」
    恋愛

    エスプレッソはいかが?

     ←趣喜堂茶事奇譚/名犯人談戯(その6) →火炎惑星
     「レディ・マーガレットとダンスにお茶を」の卯月 朔さんから、わたしへの挑戦としか思えない言葉をいただいた。

     その言葉を意訳すると、次のようになる。

    「さすがのポールさんでも、陰謀も風刺もない、ほのぼの恋愛小説は書けないだろう」

     冷静に考えてみると、実際のニュアンスはちょっとどころかかなり違ったようだが(笑)、これは挑戦だそうだそうにちがいないうわあああああっモードに突入した脳味噌ではそうとしか読めなかった(笑)。

     やってやろうではないか。

     自分の書いている文章に赤面しながらわたしはキーボードを叩いた。

     苦心の末、できたのがこれである。

     以下どーん。

     あっ、いくらリクエストされたとしても、書評は無理! 無理ですから! なにかが天から降りてこないと書けませんから!(^^;)



    ※ ※ ※ ※ ※




    エスプレッソはいかが?



     ぼくが、その二十四時間営業のファーストフード店に毎日のように通っていたのは、特別な理由があるわけではなかった。朝飯を作るのでさえ面倒だというずぼらな学生が、早朝、とにかく温かくてカロリーのある、しかもお値段手ごろな食事を、雨風しのげる屋根の下で食べられる場所といったら、大学に向かう道の途中には、ここしかなかったのだ。

     そしていつもでない朝はいつものように始まる。

    「いらっしゃいませ」

     早朝ということもあり、客がまばらなファーストフード店に入ったぼくは、レジへ直行すると、ぎこちないスマイルを浮かべたぱっとしないバイトの娘に、短くいった。

    「Bセット」

    「お飲み物はなにになさいますか?」

    「コー……」

     コーラ、といいかけて、ちょっと今朝はコーラには肌寒いことに気づいた。

    「コーヒー」

     カフェインが取れればなんでもよかった。バイトの娘はコーヒーを紙コップに注ぐと、蓋をして、フィッシュバーガーとポテトとともにぼくに差し出した。

     金を払って、ぼくはテーブルのひとつについた。

     なんとはなしにパンをかじり、ポテトを口に放り込み、コーヒーをブラックでひと口飲んだ。

     一発でぼくの眠気が覚めた。

     それほどまでに、うまいコーヒーだった。普通のファーストフード店のコーヒーだが、それでなおかつ非常にうまいのだ。

     ぼくは、紙コップをまじまじと見た。



     こうなってくると、ぼくがあのファーストフード店に日参するのも理由あってのことに変わった。

     さすがに、毎朝毎日、あのコーヒーの味に出会えるわけではない。しかし、曲がりなりにも理工学部に在学しているぼくだ、やることは決まっていた。

     ぼくは統計を取り始めたのだ。

     あのぱっとしないバイトの娘の存在と、コーヒーとの味の間に、有意味と思われる相関関係を見出すまではさほど時間はかからなかった。



     たかがコーヒーに、どうしてここまでこだわったのか、今でもよくわからない。

     それでも、ぼくは、ぼくにしてはずいぶんと思い切ったことをやった。

     あの娘を誘ったのだ。

     ぼくは名前を名乗り、いうべきことをいった。

    「あ、あのあのその、お時間が空いてるときでいいですから、ちょっとご一緒しませんか?」

     そのときのぼくがどもりがちになっていたのには、別に理由はない。ということにしておく。

     少なくとも、ぼくが同じゼミの友人から、ただ同然で半ば強引にせしめてきた、大学のピアノサークルの発表会の券の一枚を、あの娘がもらってくれたのは意外といえば意外なことだった。

     ぼくはコーヒーとホットドッグを頼み、テーブルで食べた。コーヒーは、いつも以上にうまかった。



     大学の小さなサークルとはいえ、ピアノの発表会はなかなかの内容だった。座り心地の悪いパイプ椅子で、ぼくとあの娘は夢中になって拍手した。ただ同然でせしめてきた友人には悪いことをしたものである。

     それにしても。

     ぼくは、隣にいる、オレンジ色のセーターを着て、薄く化粧をしたあの娘をちらりと見た。

     こうして見ると、なかなかかわいい娘だった。服はユニクロかしまむらで買ったと思われる安物ばかりだったが、衣類の選択と着こなしは、上品でスマートだった。

     ぼくは頭の中で、次の行動を考えていた。この間、町外れに、ちょっとしたよさそうな喫茶店がオープンしたのだ。そこで、コーヒーと、あの娘のことと、それからそれから。ええい、とにかく、なにか話すのだ。

     小さな市民会館のホールを出ると、降ってもおかしくなさそうなどんよりとした曇り空になっていた。ぼくは、傘を持ってくるんだった、と後悔しながら、あの娘とともに喫茶店へと歩いていった。



     着いてみると、店構えはよさそうな喫茶店だった。ガラス張りで明るくて、女の子が喜びそうな、最新流行の調度品が置いてあった。

     ぼくが、ここだよといって振り返ると、あの娘はどこか、暗い表情になっていた。

    「どうかしたのかい?」

     あの娘はちょっとためらいがちに口を開きかけたが、すぐに口を閉じて、首を左右に振った。

     だんだんと寒くなってきたので、ぼくたちは中に入った。

     ウェイトレスの女の子が注文を取りに来た。

    「なにになさいますか?」

    「モカ」

    「そちら様は?」

     あの娘は、店内のあちらこちらを見回しながら、なにか香りでもかぐようなそぶりを見せていたが、やがて、立ち上がった。用を思い出した、ということだった。

     用があるというのなら仕方がない。しつこく追いかけるのもかっこ悪いので、ぼくは、ひとりで店に残り、注文したコーヒーが来るのを待った。

     運ばれてきたモカをひと口飲んで、ぼくはハンマーの一撃を食らったような思いがした。

     まずい。まずいコーヒーを出すことで有名なファミレスの某チェーンより、さらにまずい。こんなものを飲ませるなんて、飲料の神様に対する冒涜だ。ぼくは文句をいおうかとメニューを見て、ひっくり返った。

     こんな汚水にこんなバカ高い値段をつけるなんて、ぼくがこの国の独裁者なら、店の閉店どころか、店主を銃殺刑に処しているところだ。

     頭がかっかしてきたので水を飲んだ。普通の水の味がした。頭が冷えてくると、ぼくは自分がなにをしでかしたか悟って真っ青になった。

     ぼくは、あれほど芸術的にコーヒーを入れることができる女の子を、得意満面に、こんな店へエスコートしてきてしまったのだ! あの娘は、ぼくのその行為を、自分に対する侮辱と取ったに違いない。自分のコーヒーに対する皮肉と!

     店の中を不安そうに見ていたのも察しがつく。あの娘の鋭敏な感覚は、飲む前から、この店がひどいコーヒーを出すことを悟っていたのだ。そして、ぼくは、この店のコーヒーを好んで飲むような、悪趣味な人間だと思われてしまったのだろう。

     しまったと思ったが、もうすでに時遅かった。あの娘の姿を、街の通りの中に求めることは、もう不可能だった。

     ぼくは、目をつむって、その、泥水のようなコーヒーを全部飲んだ。苦かった。胆汁のような嫌な苦さが、口と鼻に広がった。

     その日はどうやって下宿に帰ったのか覚えていない。玄関にたどり着いて自分がずぶ濡れであることに気づき、初めて雨が降り出してきたことに気づいたくらいだ。



     ぼくが、次の日、早起きしてあの行きつけのファストフード店に行ったことはいうまでもないだろう。しかし、店にあの娘はいなかった。

     ぼくは、たまたまレジのほうに出てきた店主らしい人を捕まえ、あの娘はいつが次の当番なのかを尋ねた。

     店主は首を振った。

     やめた、ということだった。この店をやめた、と。なにか、別なバイト先が見つかったらしい。

     そうですか、とぼくは答え、とぼとぼと大学に向かった。ファストフード店の短期バイトが、次のバイト先を吹聴してまわるわけがなかった。だいいち、それは、あの娘の性格に合わない。

     大学の門をくぐったとき、ぼくは、ふとひらめくものを感じた。ぼくは、いまだにそれが天使の声だったと信じている。

     あの、コーヒーを入れることに天性の才能がある娘が、なぜファストフード店などで短期のバイトをしていたのだ? その答えは、ぼくにはひとつしか思い浮かばなかった。

     バイトとして、いや、こちらのほうがありそうだが、正社員として働くべき喫茶店が、何かの都合で働けない状態になっていたのではないか。

     例えば、改装中だったとか、新規開店を始める前で、内装すらまだできていなかったからだとか。

     とすると……。

     ぼくは無線LANがありそうな空き教室に飛び込みざま、電子書籍のタブレットをネットにつなぐと、もどかしい手つきで、このあたりで今日から三日間のうちに新規開店する喫茶店を検索し始めた。



     その店は、イタリアにある「バール」を彷彿とさせた。

     ぼくは、緊張した面持ちで扉を開けた。ぼくみたいな素人が思いついたことで、尋ね人が見つかれば、世の中に苦労なんてものはない。

     扉を開けたぼくが見たのは……カウンターの後ろで、ぼくを見て驚いた顔をしているあの娘だった。

     ぼくは、万事心得た、とでもいうような足取りでカウンターに歩み寄ると、あの娘にいった。

    「コーヒーについては、なにも知らないのですが、この店ではなにがおすすめなんですか?」

     彼女はにこりと笑うと、ひとこといった。

    「エスプレッソはいかがですか?」

    「それにします。いちばんおいしく飲むにはどうすればいいんですか?」

    「それはですね……」

     それが限界だった。ぼくたちは顔を見合わせて、おなかの底からひとしきり、笑った。

     ぼくは、あの濃くて量が少なくて苦いだけだと思っていたエスプレッソの、正しい飲み方を覚えた。

     スプーンに二杯しか砂糖を入れなかったにもかかわらず、エスプレッソは、とびきりの甘い味がした。

     蜜よりもまだ甘い味が。
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    ~ Comment ~

    Re: Msmimiさん

    はじめまして。

    この作品を気に入ってくださってありがとうございます! 相互さんからの無茶振りに近いコメントを読んで、よしやってやろうと思ったものの、右も左もわからずほとんど手探りに近い状態で書いたものなので、どきどきものだったのですが、思う以上のかたから好評をいただき、自信がついた作品であります。

    よろしければ、「恋愛」カテゴリにはまだいくつか作品がありますので、そちらも楽しんでいただければなあ、と思います。

    またいらしてくださいね!

    エスプレッソはいかが・・・

    e-203はじめまして。。。
    作者ご紹介の短編読ませていただきました。恋愛:エスプレッソはいかが?。自分を見出していく青年の心が観えるようです。よいお話!

    どんな小さなことでも心を込めるって何かが生まれます。若者たちに読ませたい作品と思いました。

    Re: grhoさん

    いらっしゃいませ!

    これは、ネットをうろうろしていたとき、ふと見つけた、「エスプレッソのおいしい飲み方」が解説されているサイトがヒントになっています。要するに濃くて苦いエスプレッソに適量の砂糖を入れ、濃厚な甘さとほろ苦さを楽しんだ後で、器に残った砂糖をすくって食べるという。

    どこまでほんとうかは知りませんが、某サ○○リヤで真似してやってみたら実にうまかったのであります。

    妙にあっさり目なのは、作者本人が超がつくほどの恋愛音痴で、「どう書いたらいいかわからない」という理由からだったりします。けがの何とやらですね。

    まだまだショートショートも長編もいっぱいありますから、これからもどうかごひいきに(^_^)

    またのお越しをお待ちしております。

    はじめまして!!

    YUKAさんに紹介されて、やってまいりました。
    grhoと申します。

    そして、はじめにを読んでいると、なにやら恋愛小説があるご様子……甘い恋愛小説には目のない自分です。
    さっそく読ませていただきました。

    自分はまるでコーヒーが飲めない人間なので、果たしてエスプレッソがどのような味がするのかまるでわからないのですが、それはさておき、とてもさっぱりした気持ちのいい小説でした。
    自分は基本的に詰め込みすぎる癖があるので、このようなさっぱりとしたものを書きたいなぁ、と思いました。
    ベタベタではない、なんだかスタイリッシュな感じがいいですね。彼女の素性とかその先とかその先とかその先がとても気になる感じです。
    うわぁ、いいなぁ……。
    楽しい時間を有難うございました!

    また時間があれば、読みに来させていただきますね。
    ではでは~。

    Re: ダメ子さん

    「終わったって いいぢゃないか にんげんだもの」 みとぅを

    こ…このあと二人してコーヒー業界の闇について
    語り合ったりするんですよね?
    こんな甘い味のまま終わるはずが…

    Re: 井上ぽにひさ先生

    いったい誰から(笑)。

    いやあ先生の「○○デレ」のとろけるような甘さの前には足元にも及ばんですよ。いやお恥ずかしい(^^)

    宣伝してくれたと聞いて。

    いやあ、出てくる飲み物は苦いけど
    あんま~いお話ですぽになあ。

    Re: limeさん

    新天地って(^^;)

    恋愛小説なんてなにもわからないからその場のノリと勢いで書いただけの話ですよこれ(^^;)

    そもそもいつものわたしの作品の後味ってそんなに悪かったんですか(^^;)

    うーん……修行いたします(^^;)

    ポールさんのスタイルをきっちり守っているのに、
    後味がポールさんっぽくない!
    これは新天地をみつけましたか?

    前半全く甘い部分が無く、後半も論理で攻めてるのに、
    読後感だけはハートフルな恋物語。
    ・・・・ううん、不思議なテイストです。

    こんな恋愛小説、書いてみたいなあ~~。

    Re: YUKAさん

    コメディーじゃなくて、ギャグだと……(^^;)

    書いているうちは、「こんなもので読者のかたは喜ぶのかなあ」、と思っていましたが、うむむウケてる(^^;)

    自分のやってきたことを思ってひとりじっと手を見る。

    とはいえ今日の更新はアレですが(爆)。

    Re: semicolon?さん

    「キリコの飲むウドのコーヒーは苦い」(銀河万丈氏の声で)

    ネタが古くてスマソ……。

    いや~~~~~んっ!!^^

    凄い!!素敵~~~^^
    やっぱりな~~さすがだな~~~
    コメディーになるとか言ってたのにぃ(笑)
    タイトルまで恋愛小説です^^
    脱帽です。
    書けないものあるんですか?(笑)

    もう、それしか言うことがございません。
    私も精進いたします。。。

    明日は自ら入れた甘いコーヒーを飲む事にします。
    ・・・悲しいですが ^^;。

    Re: 矢端想さん

    ありがとうございます。

    たしか中島らも先生も書いておられましたね、「中年男のタクティクスを身につけたまま若いころに戻りたい」って。

    恋に定年はなくとも、「越えがたいハンディキャップ」いうのはあるのであります。とほほ。

    恋愛小説。素晴らしい。あっぱれ。

    こういうのを読むと、「ああ、今の自分の精神で若いころに戻りたい」とかつい思ってしまいますが、きっとそれでは全然面白くないのでしょう。

    ともあれ、人生は一生、恋ですよ。恋に定年はありません。僕には未だ枷があるのがツライ(またいらんことを)。

    Re: ぴゆうさん

    そうかわたしはSFやミステリじゃなくて激甘ラブラブ恋愛小説ちょっとハーレクインものを書いていたほうがウケたのか。(違)

    よし、初心に帰って明日からはシニカルなお笑いの道を。(え)

    くはぁーーーー
    甘い、甘すぎる、激甘の超スィートな・・・
    うわぁーーーー
    ここはどこだぁ?

    ここんとこ台湾ドラマのラブラブに
    ハマリまくっているわたしめの脳細胞が
    一層活性化したような。・・・
    カーーーーーこういうのタマランノォーーー

    ネクストカモーーーン。
    とても楽しかった。
    やっぱ恋愛はハッピーエンドじゃないとね。

    見合わせる笑顔の二人。
    いいニャーーーー

    Re: 卯月 朔さん

    合ってたんですか(^^;)

    お気に召したようでよかったであります。

    『塔の中の姫君の昔話』は自分でも気に入っている作品です(誰も聞いてない)。

    そう思って書いたショートショートのあれこれを思い出したら、ビターから甘々まで、恋愛ものけっこう書いていないかわたし(^^;) 「空を飛びたかった女の子の昔話」とか、「鎧をまとった戦士の昔話」とか、こないだの「昨日飲んだウーロン茶はまずい(ラブロマンス編)」とか(^^;) 「探偵エドさん」なんかまるまる五十話全部使って……。(我田引水式論法(笑))

    さて、ほのぼのモードを切り替えて、今晩は図書館で借りてきた、幻想と耽美と情念と恐怖のカルト作家、赤江瀑先生の短編傑作選の二巻目、『<情念編>「禽獣の門」』を読むことにするぞ。収録作の中でもいちばん楽しみなのは「卯月恋殺し」(笑) いやこれは本当に収録されていて(笑) ぐぐってみればわかるけれど本当に収録されていて(爆笑)。

    Re: 西幻響子さん

    「あの娘のここが魅力的だーっ」と書いてしまうと、じゃ、それ以外のところは魅力的でもなんでもないのか、となってしまいそうで(^^;) 全身からにじみ出てくるなんとはなしの好感、をどう書いたらいいかとあれこれやっていたらこれ以外の文体が使えなかったのであります。(単に描写ができないだけともいう(爆))

    もっと読みたいとかいわれると書きたくなってしまいますが、ほかにも書きたいジャンルの小説がありすぎて。

    うーむ、恋愛小説も書いたから、次は純文学で観念小説かな(ウソです)。

    あれポールさんイメージの卯月がとても挑戦的wwwww でもその解釈でおそらくあってます(笑)

    だっていつも「わあ今回はほのぼのだあ♪」と思って読み始めても終わる頃には「うわああああそうくるのかうわああああ上手い!」と思わされるので、たまにはほのぼのしたまま読み終わりたいなあ、という卯月はいまだに『塔の中の姫君の昔話』が大好きなのですが。(聞いてない。


    コーヒーにはじまってコーヒーに終わってしかもほのぼので! 陰謀も風刺もなく! 惨酷なオチもなく! ハッピーな感じで! いいなあ(u_u*)

    女の子の淹れたコーヒーが特別美味しいのは、最終的に8割くらい彼の恋心が隠し味になってる気がしなくもないのが可愛いです(笑) コーヒー一杯で浮き沈みする彼が微笑ましいv 女の子さんのほうは、いまのところはとくに恋情とかなくて友達だと思ってる、くらいだと、彼のことがさらに微笑ましいなあ、とか妄想してしまってすみません;; 女の子のほうは若干おっとりで天然ぎみだったりするといい(まだ言うか。

    ほのぼのラブストーリー、書いてくださってありがとうございました! 半年に一回くらい、こういう雰囲気のお話を書いていただけるとさらにうれしryげふげふ←
    すみません自重します[壁])≡サッ!!

    うわあ、いいですねぇ、ポールさんの恋愛小説。ちょっとミステリ仕立てで粋な物語になってます。
    それに「あの娘」も語り手の男性の書き方も「さりげない」感じに好感もちました。つまり「あの娘のここが魅力的だー」とか「僕はこのことについてこう感じているんだーっ」っていう強い押し付けっぽいとこがなくて、気持ちいいです(そんな淡々とした文章でもこの二人の心情が読みとれるとこが凄い ^^)。もっと読みたいですねぇ、ポールさんの恋愛小説…。

    Re: いもかるびさん

    わたしのイメージとしては、井上よしひさ先生の「○○デレ」の印象が強かったです……と、友人のコミックスの宣伝をすることも忘れない男であった。(^^)

    こんな学生生活とはわたしだって縁がないですよ(^^;) 趣味がSFにミステリにボードゲームだもんなあ。出会いがあるわけないよなあ。とほほ。

    Re: 黄輪さん

    なんか渋抜きした渋柿を食べた人みたいな反応ありがとうございます(笑)

    恋愛小説はホラー以上に勝手がわからん(^^;)

    Re: 秋沙さん

    陰謀も風刺もないつもりです。単にまずいコーヒーとうまいコーヒーがあるだけで。

    まあ、わたしはサイ○リヤのコーヒーマシンで入れたエスプレッソを飲んで喜んでいるような味音痴ですので(^^;)

    スタイルというより、わたしの小説の特徴として、「ぼく」「わたし」「あたし」「おれ」「わし」の五パターンしか人物を描き分けられない、という……(^^;)


    「百人いれば一万五千の悩みがある」エピクテトス(うそ)

    どうもです。
    大学時代、いいなぁ。
    こんなシチュエーション遭遇することなかったけど。

    とりあえず脳内で中村佑介氏の
    挿絵補完で読みました。
    主人公は普段中村氏のあのマッシュルームカットに
    白衣です。



    うわぁ、キュンとくる。
    毒気なしのポールさんが、こんなに甘いとは!

    このやろ~~~~(#・∀・)

    くっそぉ、ちゃんと恋愛小説してやがる。
    しかも、陰謀も風刺も無い!(無いのか?本当に)(笑)

    んでもって、もっと頭に来ることに、ちゃんとポールさんのスタイルが守られているでわないかぁっっ!

    かなわねぇなぁ、ポールさんには。(いや、最初っから、これっぽっちもかなう所があるとは思っていないが)。

    あぁ、なんか私も、こういう「陰謀も風刺も無い」ほのぼの恋愛ショートが書いてみたくなったなぁ=。
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