自炊日記(ノンフィクション)
自炊日記・その14(2013年2月)
2月1日
もろもろの理由でパーティーへ誘われ、ほいほいと東京まで行くことに。せいいっぱいにめかしこむ……っていったって、年代もののスーツを着てネクタイを締めるくらいだが。とにかくいろいろとトラブルを起こしつつも電車に乗って、スティーブンスン「宝島」などを読む。どきどきはらはらの連続。非常に面白かった。
知人と会いしゃべる。アルファポリス様からささやかながら賞金をもらったことを話すとうらやましがられる。向こうも前に評論で賞をもらったが、それには賞金がなかったそうなのだ。いや、雑誌に掲載されて原稿料をもらった時点であなたの勝ちですから。まったく。とほほ。
夜遅くの電車で土浦へ帰る。茨城は遠い。午前様はまぬかれたものの、日帰りできる限界だなあ。辺境の民だなあ。
下痢と軟便はおさまらない。おさまるわけないよあれだけソフトドリンク飲んじゃ!
2月2日
今日は家でゆっくり動かないつもりだったが、ゲームサークルの例会にほいほいと参加してしまう。意思が弱いにもほどがある男である。軽いゲームをいくつかプレイ。ドミニオンでさえ複雑怪奇なゲームに見えてしまう体調であったため、先の先の先を読む知的格闘技は無理だったのである。それにしても「シャドウハンターズ」は面白いゲームだった。どきどきはらはらして、大暴れするとすかっとした。楽しい。
夕食はビッグボーイで、ハンバーグ抜きのライスバーとカレーバーとスープバーとサラダバーのみ733円というものにする。正解。これだけで十分腹いっぱい。食えない。
前日に引き続き午前様ぎりぎりで家に帰る。
2月3日
ブログ更新をしないと詰む、という状況下にも関わらず、「ドキドキ! プリキュア」の第一話を鑑賞。なんというハイスペックな主人公だ、と思ったら、ああ、要するにハートキャッチのつぼみの逆人間ね、と気づく。冒頭のキュアソードの孤軍奮闘ぶりを見ても、この作品、かなりハートキャッチを意識していると思われる。その意気は買うが、あれを超えるのは並大抵の努力ではすまないぞ。ちょっと心配だ。
布団を干す。今日のこの天気は布団を干すためにあるのだ、と妙な確信。
原稿真っ白。どうしよう。自転車操業的にスマートホンから更新するしかないのかわたし。あれは地獄を見るからなあ……。
家計簿をつける。頭が痛い。熱がぶり返しそうだ。それほどまでにぎりぎりの綱渡りである。現在の計画に従えば3月を今よりももっとよい状態で迎えられ、4月には黒字になっているはずなのだが。遅くとも5月には黒字にしておかないと、ちょっとどころかかなりヤバい。また出費がかさみそうなのである。うぬぬ。
ロボ・ウォーズやろうロボ・ウォーズ! 逃避である。研究所を建てて他人の基地を襲い、ちょっとばかり憂さを晴らす。あのゲームやると人が悪くなるなあ……。
相変わらず原稿は真っ白である。現在アパート。23:25。スマートホンの電池は切れた。よし、明日の40000ヒットネタを待っていたことにしてしまえ。そういうふうに歴史は捏造されるのである。わはは。
明日の朝食は、ご飯にもやしの味噌汁、もやしとキャベツと玉ねぎと鶏皮の細切れと卵の中華風炒め、トマトジュース、ヨーグルトだ! ついでに夕食も同じだ! いや、夕食にはヨーグルトはつかないぞ! かわりに納豆をつけるぞ! やけくそになってないかわたし。
明後日はもやしとキャベツと玉ねぎと鶏皮の細切れをめんつゆで煮て卵でとじるか。戦おうにもほかに武器がないもんなあ。戦場においては補給が切られるのがいちばんつらいというのもわかるなあ……。それにしても鶏皮は安い。100グラム50円。単価的には鶏レバーのほうが安いのだが、あちらは大量に買わねばならないのがなんである。
原稿は真っ白である。あきらめて寝ることにする。
髭剃り機を実家に忘れてきたことに気づく。バカ?
2月4日
6:30起床。
起床直後計量:体重 71.8kg
早く起きると気持ちがいいし、食事を作る時間的余裕もできる。いいことずくめなのだが、問題はわたしが眠いということだ。昨晩なかなか眠れなかったのだ。要するに寝る前の薬を飲み忘れたのだ。眠れないわけである。
体重が夢の71kg台に突入した。うれしくもなんともない。あれだけ下痢して腸の中のものを全部出して、ついでに身体の必要な水分まで放出すれば、そのくらいいってもおかしくないよなあ、というのが実感である。とりあえず栄養をつけて72kg台まで戻すべきだろう。何たる皮肉か。とほほほ。
そんなことを考えつつ朝食の支度。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(もやし)
野菜炒め(キャベツ小1/4、玉ねぎ1/4、もやしひとつかみ、鶏皮30g、油大さじ1、中華あじ大さじ1、全卵1個)の半分
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)

まだ頭がはっきりしているうちにてきぱき作っててきぱき食べる。さすが中華あじ、そつのない味だ。で、こういうときに限ってストックがなくなりやがるのである。買ってこなければ。でもどこから金を? とほほほである。黒字の夢が遠ざかっていく。
ヨーグルトは実家のビヒダスが切れていたのでカップ入りをもらう。3個。朝一個食べればいい、という生活になりそうだ。
てきぱき皿を洗う。てきぱき日記を書く。それでどうしててきぱきとリハビリ施設へ行く気になれないのだろう。われながら不思議、でもないか。
もろもろの理由でバーミヤンへ行く。メンマをアテにプーアル茶を飲むという荒業に目覚める。そしてわずかだろうと思っていたメンマのボリュームがけっこうあるでやんの。これだけでじゅうぶんおかずになるよ90円は安いよと思ってしまった。次は煮卵でやってみよう。よいこはまねしちゃいけないよ。
帰ってから買ってきた漫画雑誌を読んでアンケートはがきを書く。たまにプレゼントが当たるし刺激にもなるのでいいのだが、自分でもよくやるよ、と思わないでもない。毎号書いていると読む目が解剖学者のそれに近くなってくるのである。この歳では当たり前か。
軽くテレビを見た後で夕食の支度。ほとんど温めるだけなので楽である。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(もやし)
野菜炒め(朝の残り)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)

創造性のないメニューである。ここでもう一品こしらえられればいいのだがそんな甲斐性もなく。こんな日記を書いているときに聞く武田鉄矢は説教でもしているかのごとく聞こえてしかたがない。
体重でも量るか。
食後計量:体重 73.6kg
2月5日
7:00起床。
起床直後計量:体重 72.5kg
寒さのせいか不摂生のせいか、ちょっとばかり頭痛を覚えながら朝食を作る。今日も鶏皮ともやしとキャベツと玉ねぎがメインだ。なぜなら他に武器がない。もやしは今のうちに使い切ってしまうことにする。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
簡単鶏鍋風(鶏皮30g、もやしふたつかみ、キャベツ小2/7玉? 玉ねぎ1/4個、たかのつめ少々、めんつゆ50cc)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)

鶏鍋風なんていって、材料を水とともに煮るだけだからなにも考えなくていい楽なもんである……と思っていたら、卵を溶き入れるのを忘れる。バカである。
さて、郵便局へ行って家賃を下ろしてくるか。ああ外へ出たくない。
よくよくニュースを聞いてみると、明日の土浦は深夜暗いうちから夕方まで雪が降るそうな。身動きが取れなくなったらまずいので近所のスーパーへ買出しに。問題は、いくら買出しをしても、電気とガスと水道がストップしたらお手上げ、ということであるが。
鶏むね肉500グラムを買ってくる。食べるのが難しい肉だそうだ。問題なし! 細かく切って冷凍してしまう! 食べられればよかろう! いいのかこんなことで。
頭痛はひどくなる一方である。まさかシックハウス症候群、ホルムアルデヒドとかのせいであろうか。そんなことも頭にちらつく。
軽くテレビを見てから夕食の支度に。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
簡単鶏鍋風の卵とじ(朝の残り、卵一個)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
低脂肪ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

低脂肪ヨーグルト、安いから買ってみたが、まずいねやっぱり。比較にならん。
それにしても頭が痛い。痛すぎる。疲れているのかなあ。
食後計量:体重 73.7kg
2月6日
5:20起床。
頭はすっきり。頭痛と目の痛みは、どうやら眼精疲労だったらしい。パソコンとスマホと本ばかり眺めているせいだろうか。うむむ。
起床直後計量:体重 72.5kg
朝起きたはいいものの暗くて外の様子がまったくわからない。どうやら、降っているのは雨であり、雪が積もってはいないようであるが。
まあゆっくりと、パンの耳とクリームスープの朝食をとることにしよう。
朝食のメニュー
パンの耳12枚(トースト一枚半ぶん?)
コーンクリームスープ(インスタント)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)
りんごジャム

うん、初めて食べるが、このソントンのりんごジャムうまいね。ざく切りのりんごで、なんかアップルパイを食べている気分。パンの耳なのに。
満足して図書館へ。結局積もらなかったな雪。土浦では。
実家へ一泊。頭が痛いので早めに寝てしまう。だが寝つけず、矢幡洋「依存性パーソナリティ障害入門」を読む。思い当たることだらけである。でも人間生きていかねばならんのである。これはこれとして抱え込んで生きることにする。とほほ。
2月7日
頭痛も眼痛も消えてすっきりした頭でアパートに帰ってきてひと息。この間からのこの頭痛と眼痛の正体は、単に寒さと眼精疲労のせいなのか、この建物自体に原因があるのか、非常に悩む。悩んでも越していく先はないし。慣れるしかないのだろうかとほほほ。
今日は湯豆腐にしよう。昨日実家で食べたのも湯豆腐だったけれど、今日は豆腐のほかに白菜と塩鱈も入れるのだ。おおっゴージャス。味ぽんも使い切って新しい瓶にしたいし。いろいろと楽しみである。煮干しのだし汁もあるので今日の夜に残りのキャベツで味噌汁にしてしまいたい。それとも玉ねぎにするか。いろいろと想像は膨らむのであった。
ついでに、明日はさっそく鶏むね肉を実戦投入してみよう。レパートリーが少ないがゆえの背水の陣である。残りの白菜と玉ねぎとともに炒めて食べてみるのだ。油と塩コショウだけで、果たしておいしく食べられるのか? なにしろ500gも買ってしまったのでちょっと怖かったりもする。中華あじもまだいくらか瓶の底にこびりついているから、それも投入してしまうか。ついでに卵も入れよう。背水の陣にしては豪華である。わはは。
妄想を書くのはここらへんにしておいてリハビリ施設へ行くことにする。憂鬱。
「乱菊物語」読了。谷崎潤一郎先生、ひでえや。ここで未完って、普通ないだろ。完結していたら、日本の歴史ファンタジー界は今とはまったく違った様相を示していたかも知れん。惜しい。
頭痛と眼痛について医者に相談。眼圧が高くなっている可能性があるということで、眼科に行くよう勧められる。眼圧が高いといったら緑内障じゃないか。天はわたしにさらなる経済的負担を求めるのか。とほほ。目がつぶれたらさすがにやなので火曜日にでも行ってきます。
暗い気持ちになりながら食事にする。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(キャベツ)
湯豆腐(豆腐半丁、塩鱈、白菜、昆布)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 73.3kg
目がつぶれたらいかんから寝よう。
2月8日
6:40起床。
起床直後計量:体重 72.3kg
寒さに寝床から出たくないのを無理に起きる。幸いにも頭痛も眼痛も起きていない。いやちょっと頭の一部にかすかな痛みがあるかな、気の回しすぎだとは思うけれど。
とりあえず朝食を作る。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(キャベツ)
鶏野菜炒め(鶏むね肉50g、白菜3枚、玉ねぎ1/2個、中華あじ適量)の三分の一
冷奴(豆腐半丁)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
またも野菜炒めに卵を入れるのを忘れる。しかたがない、このまま腐らせてもしかたがないので、今晩は炒り卵を作っておかずにしよう。明日も炒り卵を作っておかずにしよう。卵を入れるのを忘れたりして、ほんと創造性のかけらもないメニューであるが、あきらめて食べてみる。うまい! うまいじゃないか鶏むね肉! また買ってみよう。これで100g38円は安い。
さて、リハビリ施設へ行く前に、郵便局へ行って、検診代を下ろしてこなくてはなあ。どうしてこんな出費を。とほほ。
リハビリ施設で、次は家計簿を公開する、だなどといってしまった。調子に乗りやすい男である。来月は今月を入れて三か月ぶんの家計簿を衆目にさらすのか。とほほ、というか、たはは、というか……。ブログには公開しませんのでそのつもりで。
頭と目の奥が痛くなってきた。飯を炊いて食べ、早めに寝てしまおう。早めに寝るのもまずいのだろうか。うぬぬ。風呂にも入りたいしなあ。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
鶏野菜炒め(朝の残り)
炒り卵(卵一個)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)※写真には写っていない

コタツでつい、くたっと眠ってしまったので、風呂に入ってさっさと寝てしまうことにする。常識的に考えてもそれがいいだろうな。
食後計量:体重 73.3kg
2月9日
6:40起床。早起きをすべく目覚ましをかけても40分間は床にいる男。とほほほ。
起床直後計量:体重 72.2kg
ちょっと頭に鈍痛を覚えるが、たいしたことはない。朝食の準備に取り掛かる。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
鶏野菜炒め(前日の残り)
炒り卵(卵一個)
納豆1パック
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

明日は米でも買い出しに行くか。プリキュアを見てから自転車を飛ばせば、朝のタイムセールに間に合うだろう。残り一キロでは少々心もとないのだ。しかしまた赤字か。とほほほ。
実家へ。ロボ・ウォーズで遊ぶ。こんなことでいいのか。
2月10日
「ドキドキ! プリキュア」第二話見る。面白いことは面白いが、キャラクターの言動がどこかぎくしゃくしているような気分が。そのうちこなれてくるのだろうか。「幸福な王子」の寓話は、この作品のメインテーマのひとつなんだろうが、それを印象付けるのがあまりにも不自然ではないかと思う。
図書館へ。鬱々としているので、なにか古きよき痛快な娯楽策を借りよう、とDVDコーナーへ。コン・ゲーム映画と間違ってエリア・カザン監督の深刻な社会派作品を選んでしまう。そんなの見たら世をはかなんでしまうと思ったので見ないで返すことにする。わたしはなにをしに行ったんだろう。無性に「鞍馬天狗」が見たい。
スーパーで米を五キロ買う。割引をフルに使って買ったが、このスーパーの米、マズいんだよなあ。でも安さには勝てない。貧乏人である。
ロボ・ウォーズのかたわら原稿に頭を悩ます。一年かけて千枚の予定で書き始めたにもかかわらず、このままでは四百枚行かないで終わってしまうではないか。竜頭蛇尾もいいところではないか。まあ、やれるだけやるだけだが、いいのかいったい。いいことにして寝る。
深夜まで寝床でラジオを聴く。笑いながら聴いていたが、番組の途中で寝てしまう。齢を食ったものだ。
2月11日
実家にいると怠惰になって困る。今日もパソコンのインターネットの前に張り付いて過ごす。ロボ・ウォーズは麻薬だ。友達がたくさんできたのは嬉しいが、ここまで虜になってしまうと生活にも支障をきたしかねない。
とはいうもののブログとミクシィの前には無力なのであった。依存症もいいところである。
気分転換にネットサーフィンなどをする。とはいえ、面白いブログやHPにはなかなかめぐり合わない。ブログランキングでの上位陣を訪れるのもいいかもしれないのだが、影響を受けてしまうのもなんだしなあ。
投稿作品のSF童話の手入れをする。変な科学的薀蓄を入れて喜ぶのはSFファンだけか。とほほ。でも削れるところと削れないところがあるしなあ。悩む。
2月12日
いよいよ眼科医との対決だ。戦々恐々で眼科の門を叩く。平日の早朝ということもあり、待合室には誰もいない。ちょっと拍子抜け。視力検査と眼圧の検査が行われ、結果、「近眼を除けばあなたの目は健康そのものです。眼圧は正常です。緑内障でもありません。よかったですね。目が痛いのは、眼圧とは別のなにかの影響でしょう。疲れ目とか、アレルギーとか。いちおうビタミン剤出しておきますから、一日四回点眼しておいてください。改善しなかったら、また来てくださいね」ということだった。胸をなでおろす。ほっとしたせいか、帰りにスーパーで445円も買い物をしてしまう。予算オーバーもいいところである。また赤字か。とほほほ。むしろショックだったのは、眼鏡を外すと視力が0.1にまで落ちてしまうという冷厳な事実だった。0.3くらいはあると思っていたのに。ちなみに眼鏡をかけると1.5。眼鏡さまさまである。
安心したのでブログ更新とロボ・ウォーズに燃える。
風呂へ入った後でアパートへ帰り、かぼちゃを煮る。明日の朝は、かぼちゃとめざしと柴漬けであっさりと食べよう。めざしも二匹でいいかな。
コタツで日記を書く。雪がひどく積もらなけりゃいいけど……。
就寝前計量:体重 73.3kg
23:10就寝。
2月13日
6:40起床。眠くて寒くて体重を量るのを忘れる。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
めざし二尾
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

朝食を食べた後、とんでもない同人誌の画像を見てバカ笑い。食べたものが逆流しそうになる。ひどい。
洗濯物がないため、洗濯槽を洗うことにする。今回は塩素系漂白剤もきちんと入れなければなあ……。
実家へ。ロボ・ウォーズに現を抜かす。原稿はさっぱり書いていない。どうなることか。うぬぬ。
図書館から「鞍馬天狗」を借りてくる。明日にでも見よう。今日はもう寝る。
2月14日
寝坊。こんな日などどうなってもいいや! 寒いしつらいし。
起床直後計量:体重 72.2kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
めざし二尾
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

まあ昨日と同じだが、細かいことはどうでもいいではないか、戦友。とほほ。
このままうだうだしているわけにも行かないので、皿を洗ったらリハビリ施設へ行くことにする。とほほ。
なんの変わったこともなくリハビリ施設から帰り、白菜を刻んで豆腐屋を待つ。今夜も湯豆腐だ。かぼちゃの煮つけは明日までとっておくことにする。朝にいわしを食べたから、今日の塩鱈はいいや。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

思うのだが、柴漬けでもきゅうりでもいいけれど、漬物はやっぱりあったほうがいい。なんというか気分というものが違ってくる。彩りというか。無理してでも買うことをこころがけたほうがいいかなあ。うむむ。でも、前にスーパーの安売りで買ったつぼ漬け、マズかったんだよなあ。ギャンブルだなあ。
食後計量:体重 73.8kg
食べ終わったら肉じゃがに挑戦しよう。
で、作ってみましたよ肉じゃが。とはいえ砂糖がないのでめんつゆだけの味付けだけど。ジャガイモ2個とにんじん半分をひと口大に切って、玉ねぎを八等分に切って、豚肉と炒めてからめんつゆでぐだぐだ煮る、という、例の「ごった煮」から一歩も進歩していないようなやりかたで。ちなみに参考にしたレシピ。( http://cookpad.com/recipe/1487705 )
けっこうやってみるとそれらしいものができるもんで、タッパふたつにわけて冷蔵庫で一晩寝かしてみることに。どうなっているかは明日のお楽しみというやつであります。
肉じゃがを作って鍋その他を洗い終わってから、「鞍馬天狗」を見る。うーん何度見てもいいかげんで面白い映画だ。見ていて楽しくてしかたがない。齢を食ったのかなあ。齢とかそういう問題ではないような気もするが……。
寝る。
2月15日
寝床からなかなか立ち上がれない。立ち上がれないうちに頭が痛くなってくる。気がついたらかなり寝過ごしていた。痛む頭を抱えて起き上がる。
起床直後計量:体重 72.1kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
肉じゃが(ジャガイモ、にんじん、豚肉、玉ねぎ)
冷奴(豆腐半丁)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

妙に盛りだくさんな気がする。肉じゃがだが……まあ、食べられないことはないけれど、いまいちな感じがする。砂糖を入れるべきなのだろうが、スーパーで売っているような1kg入りの袋だと、独り者にとっては保存がたいへんなのだ。とはいえ、500g入りのものだとコストパフォーマンスが悪すぎるし。困ったものである。
リハビリ施設へ行く気がしない。それでも行かなければならない。うぬぬ。
一日中イヤな天気で、何もやる気がなくなった状態で帰る。どこか身体の調子が悪く、ほんとうに疲れているらしい。それとも単なるアパートの寒さのせいに過ぎないのだろうか。わからん。
わからんままに帰ってきてから即、炊飯器のスイッチを入れる。もっと納豆を買っておくべきだったかもしれない。炊き上がるまで一時間、パソコンを開いてすごすことにする。これがいけないのかなあ。疲れ目というやつかなあ。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(朝の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 72.5kg
今日は早めに寝る。明日は早く起きる。そうしよう。
2月16日
朝早く起きる。妙なまでに早く起きる。頭も痛くない。なぜかほっとする。
起床直後計量:体重 71.8kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

サポートする納豆もかぼちゃの煮つけもないので、残った肉じゃがをすべておかずとして食べてしまうことにする。やっぱりあれ、メニューどおり二人前でよかったのか。一晩おいた肉じゃがは、どこかおいしくなっている気がした。錯覚ではないと思う。
洗濯機を回して、風呂場の掃除をして、部屋の掃除をしてから実家へ。
図書館で映画DVDを二本借りる。
実家では延々とアプリのゲームで遊ぶ。何のために帰っているのだか。とほほ。
2月17日
「ドキドキ! プリキュア」第三話を見る。登場人物の言動が微妙におかしいアニメであるが、そのなんとはなしの違和感がだんだん魅力に思えてきた。毒されているらしい。
ブログ巡回をしてからアプリで遊ぶ。こんな生活ばっかりだな。原稿も書かなければ。
2月18日
アパートへ帰り、荷物を取ってリハビリ施設へ行くことに。今日も一日がんばるぞ、と思おうとしてみたがうまくいかない。根性が足りないらしい。
今日は一日雨だというが……。考えることがしだいに暗くなってくる。いかん。行く前から疲れきってどうするんだ。
ちょっとお湯でも飲むことにする。飲んだらよけい動く気がしなくなってしまいましたとさ。どっとはらい。
リハビリ施設から直接実家へ帰る。明日は別な病院へ行かねばならん。
2月19日
病院へ行く。いつもの診察を受け、薬をもらうつもりでいたが、思い出してこの前からの頭痛についてたずねる。アドバイスだけをもらうつもりでいたが、「MRIを撮ってみましょう」という話になる。こちらからふった話題だけに断ることもできず、MRIにかかることに。
MRI撮影の結果、脳の血管のひとつにこぶのようなものが見つかる。「たぶん問題ないと思いますが、念のためもっと詳しく撮ってみましょう。造影剤を点滴して撮りますので、来月19日、朝ごはんを抜いて来てください」と医者。財政的にも心理的にもショックである。赤字がどうこう、という話ではおさまらないかもしれない。手術とかになったら、積み立てた銀行の定額預金を崩すか崩さないかという話になるかもしれない。頭を抱える。脳内動脈瘤破裂、などという言葉が頭をよぎり、さらに頭を抱える。
実家に一泊。なんだかんだでアパートで飯を食わない日が続く。いいのかこれで。とほほ。
2月20日
アパートへいったん戻り、掃除などをする。明日からのぶんの食事もこしらえねばならない。肉じゃがをもう一度作ってみよう。じゃがいもに芽が出てもなんだしな。
それにしても外は寒い。歩いているだけで気力が萎える。もう疲れたよパトラッシュ。
アパートへ帰りしなければならないことをしてから再び実家へ帰る。ミクシィのアプリのゲームを立ち上げて遊ぶ。
図書館でふと読みたくなったので「ガリア戦記」と「死霊」を借りる。
夕食を食べ風呂に入った後でアパートに帰る。かぼちゃを煮る。肉じゃがを煮る。肉じゃがのほうは現在継続中。あと五分煮たらタッパに移して冷蔵庫へ入れよう。終わったら体重を量って寝よう。
就寝前計量:体重 73.0kg
2月21日
6時に目を覚ました後、40分間も寝床でうだうだ。炊飯器のブザーでようやく這い出す。
起床直後計量:体重 71.9kg
あれほど頑として動かなかった体重が、71kg台で推移しているのがなんとなくおっかない。なにかまだ目に見えぬ大病を患っているのではあるまいか。これ以上病気は増やしたくないのだが。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(豚肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

行きつけのスーパーで、ひさかたぶりに低温殺菌牛乳を飲みたくなり、菓子パンとともに買う。うまい。やっぱりうまい。だけど高くついてしまった。いかんなあ。それにしても、わたしはイライラすると金使いが荒くなるのだろうか。これからの生活にとって致命的である。直さないとなあ。イライラがひどくなって頓服を飲む。
頓服を飲んだため眠くて眠くてしかたがない。今夜は冷奴に肉じゃがでいいかな、などと思って帰る。
豆腐を買うと気が変わり、鍋に昆布を敷いて湯豆腐にする。青物も食べなくてはと、いつものとおり白菜もたくさん。卵も食べたくなり炒り卵を作り、傷む前に柴漬けも食べきることにする。いいのかなこんな贅沢して。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜、昆布)
炒り卵(卵一個)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食べ終わり、食器も洗った後で、図書館から借りてきた映画を見ておこう、と「第三の男」と「夜と霧」のDVDを機械にセット。
二時間後、二リットル入りのウーロン茶のペットボトルが一本空き、さんまの蒲焼の缶詰がひとつ空になる。満足。話の面白さと芸術的な完成度では「第三の男」のほうがすばらしかったが(ハリー・ライムが出てきてからの面白さはもうすごいとしかいいようがない。ドキドキハラハラの連続。それまでがすべて「タメ」であったなんて、こんな贅沢な時間の使い方をわたしもやってみたいものだ)、内容の衝撃度からいえば「夜と霧」のほうがすさまじい。昔ナチス風刺(とそれによる現代社会風刺)のギャグパロディ同人誌を作っていたことがあったが、これを見ていればまた内容も違っていたことだろう。ナチス、ほんとうに人灰でキャベツを育てようとしていたのか。ギャグじゃなくてマジですか。合理主義を通り越して、国を挙げて気が違っていたとしか思えん。国を挙げて気違いになるとはどういうことかを知りたい人には必見の映画。
映画を見た後、風呂に入ってすぐに寝ようと思っていたが、こんな映画を見た後ではなかなかに寝つけない。だから原稿を書く。
計量をすっかり忘れていたが、あの二リットルのウーロン茶が抜けてからにしよう。
映画って面白いもんですなあ。すっかり目がさえて気がついたら午前様。それでも眠れん。明日が怖い。
就寝前計量:体重 72.6kg
2月22日
6:20起床。目覚まし時計で目を覚まし、炊飯器のブザーで寝床から這い出すというどうしようもない生活。音量設定自由の、目覚ましつき炊飯器とかいうものを売り出したら売れるかもしれん。
起床直後計量:体重 71.8kg
とりあえずあるものを処理しなくてはならない。というわけで冷蔵庫から出せるものを出す。並べてみるとけっこう豪華になってしまった。うむむ。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
冷奴(豆腐半丁)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

肉じゃがもかぼちゃの煮つけもまだ残っている。今日と明日で食べきってしまおう。
リハビリ施設へ行きたくない。しかし持病を抱えている以上は行かなくては。うぐぐ。
スーパーでコロッケとココアを口にする。
帰ってきてから、明日の朝はご飯にしようかパンにしようか悩む。結局、ごはんにすることにする。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
生卵一個
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 72.9kg
もろもろの理由で明日もゲーム会に行くことに。早めに寝る。
2月23日
6:20起床。炊飯器のブザーで起き出して来るくせはどうにもならん。
起床直後計量:体重 72.1kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前々日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
炒り卵(卵一個)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

これでじゃがいもとにんじんを食べきった。来週は野菜炒めでも作ろう。豚コマが高くて手が出ないのだ。ビンボ。とほほ。
それではゲーム会に行ってきます。あっちのゲーム会はハードだからなあ。生きて帰ってこられるだろうか……。
ゲーム会では友人に悪いことをしてしまった。フリーのプレイヤーが集まらずゲームをフルメンバーですることができなかったのだ。
お詫びの意味もこめてモスに誘う。かなりの出費。痛い。
実家に一泊。アパートに薬を置き忘れてきたことに気づく。おろか。
2月24日
薬を飲まないわけにもいかないので朝食後ただちにアパートへ引き返す。無用な時間を使ってしまった。転んだままでいるのも癪なので、家計簿をつけて日記を書く。内容を見てさらに暗い気持ちに。とほほほ。
「ドキドキ! プリキュア」第四話見る。ありすお嬢様のキャラクターが強烈にすぎる。主役の存在感がかすむかすむ。それにしても、殺陣の組み立てがうむむである。あそこまで敵が弱点をもろに出しているというのにそこを攻撃しないのはなんとも納得がいかん。子供番組と思ってナメているのではないのかスタッフ。来週はキュアソードの正体が主人公たちにわかるそうだ。鬱展開の始まりだろうか。
図書館に行った後でスーパーに行く。家計がほんとに厳しい。うむむ。トマトジュースとかぼちゃと納豆というところだな、余裕があったら豚コマも買いたいところだが。
スーパーでトマトジュースとかぼちゃと納豆を買ったが、どういうわけかいわしを買ってしまう。安い出物があったのだ。野菜炒め計画はしばらくおき、月曜日と火曜日のメニューが決まってしまう。かぼちゃといわし。完璧な取り合わせである。ひさしぶりのメニューだ。なんにせよ食べるものがあるというのは実に嬉しいことである。真理は常に美しい。
問題がひとつ。また予算オーバーしてしまった。修行が足りないらしい。とほほ。
実家からキウイフルーツを二個もらう。当面はトマトジュースの代わりというところだ。一食に半個というところだろうな。ビンボはつらい。しかしそのぶん、水曜日からはトマトジュースが思い切り飲めるということでもある。なんとかなりそうな気がしてくる。
がんばろ。
夜の遅くにかぼちゃといわしをめんつゆで煮る。人生を感じる一瞬。
2月25日
目覚ましをセットし忘れ、7:20ごろにのそのそと起き出す。
起床直後計量:体重 71.3kg
なんだこれは。なにかダイエットをやっていて体重が落ちたのならば喜ぶのだが、体重を量る以外はダイエットなんてやってないぞ。それも、頑固に水平線をたどっていたこの一年に比して、この一ヶ月で急激にガクッと落ちている。怖くてたまらない。医者に相談すべきだろうか。
そんなことを考えておびえながら食事の支度。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

今日は薬をもらわなければならないからリハビリ施設へ行かねばならん。行かねばならんのだが。うむむ足が重い。気も重い。
医者の話では、体重の減少については別にそれほど気にすることもないのではということだった。自分でもそんな気がしてきた。もっとひどくなったらでいいや。
それよりも今日の夕飯だが……すでにおかずができているってなんてすばらしいことなんだろう。非常にそう思う。スーパーで買った米飯がうまくないようだったら、実家からせしめてきたこともあるし、お茶漬けにでもするか。易きに流れる男。
今晩は図書館から借りてきた「無防備都市」を見ることにする。楽しみだ。原稿はどうするんだいったい。炒り卵を肴にウーロン茶を飲みつつ見るつもり。楽しみだ。だから原稿はどうするんだ原稿は。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)、お茶漬け海苔
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

宣言どおり、炒り卵を肴にウーロン茶を飲みつつ「無防備都市」を見る。ムチャクチャ面白い映画だった。図書館にDVDコーナーができてから、自分の中で洋画ベストランキングがどんどん変わっていく。やっぱり不勉強だったんだなあ。プロの役者四人以外あとは全部素人、とは思えないリアルな映画だったが、中でもいちばんのお気に入りは司祭さまを演じられたアルド・ファブリーツィと、イタリアの普通の女を演じられたアンナ・マニャーニさん。この人がいい人たちなんだよなあ。とにかく必見。それにしても、こんなリアリズムに徹した重苦しい映画なのにきちんとコメディシーンを入れるところがイタリア人らしいと思ったであります。
さてと、夜もまだ宵の口だし、これから「十二人の怒れる男」も見よう。前にテレビで見て面白かったんだけど、今見たらどうかな? ウーロン茶は抜きで見よう。なにしろすでに二リットルを一本空けてしまったからなあ。
で、「十二人の怒れる男」も見た。記憶にあったよりも面白かった。筋はあらかた知っているが、それを抜きにしても十分面白い。密室劇なのに、推理とディスカッションだけでここまで面白いと、推理映画っていったいなんだったんだろうな、と思わざるを得ない。しかし、96分でここまで面白い映画って作れるんだなあ。派手なトリックが出てくるわけでもないのに面白いよなあ。古い人間なのかなあ。警察が予断に頼った捜査ばかりやり、人々がその発表を丸呑みして喜んでいる現代日本でこそもっとまともに見られるべき映画かもしれない、そう思ったであります。民主主義ってこういうもんだよなあ。本当は。
満足して寝る。その前に計量か。
就寝前計量:体重 73.0kg
2月26日
6:40起床。まったく朝が弱い。
起床直後計量:体重 71.6kg
不燃ごみをゴミ捨て場に出しに行った後、朝食の準備をしていたときに、電子レンジで温めていたご飯の容器をひっくり返してしまい、一部が食べられない状態に。とほほ。先行きが思いやられる。
朝食のメニュー
米飯(〇・四合)、お茶漬け海苔
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

リハビリ施設へ行く。もういやになる。なんでわたしはこんな天気のいい日にあんなところに行かなければいけないんだ。
イライラと鬱屈がたまっていたせいか、スーパーで菓子パン二つを買い、ココアとともにがつがつと食らう。「酒は食道をまっすぐ下って、胃袋の穴はふさいでくれるが、心の傷はふさいでくれない」といったのは「酔いどれ探偵町を行く」のカート・キャノンだったが、菓子パン二つもそうであることが判明。心の傷をふさいでくれるかどうか確認するため、精神安定剤を一錠飲む。ぐーすか寝る。ぐーすか寝たところで心の傷がふさがれたかどうかには異論があるだろう。
リハビリ施設から帰ってきて、テレビを見てから夕食の支度。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
納豆1パック
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

NHKの番組で「正直に腹を立てずにたゆまず励め」という鈴木貫太郎元首相の言葉が取り上げられているのは悪趣味なブラック・ジョークだとしか思えない。どんどん気分が暗くなってくる。今の日本で「正直」という言葉は、「いかに腹を立てるか」の論理的バックボーンにしかなっていないのではないだろうか。「正直に腹を立ててたゆまず励む」と、向かう先は戦争一直線である。もういやだ。思えば二二六事件の青年将校たちも、「正直に腹を立ててたゆまず励」んだ結果ではないか。ならぬ堪忍するが堪忍。難しいのはわかるけれども。
世の中がイヤ過ぎて眠れない。眠れないままひたすら原稿を書く。書いているうち朝が来る。ダメじゃん。
2月27日
徹夜明け計量:体重 72.2kg
朝食を作る。食べたら寝よう。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
鶏野菜炒め(鶏むね肉、キャベツ、玉ねぎ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

皿も洗ったので仮眠を取ることに。ぐーぐー。
仮眠を取って実家に帰ってから、アプリで遊ぶ。原稿は相変わらず書けない。
アパートに帰ってきてからいわしとかぼちゃを煮る。そういうものだ世の中。
2月28日
目を覚ましたものの、寝床からなかなか出られない。それでもなんとか這い出すと体重を量る。
起床直後計量:体重 72.2kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
鶏野菜炒め(前日の残り)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食べ終わると、なにもしたくなくなる。動きたくない。薬も飲みたくない……わけには行かないので薬を飲み、ひたすら倒れてぼーっとする。リハビリ施設には断りの電話を入れる。なにもしたくないといったらなにもしたくないのである。
冷凍していたパンの耳を焼き、りんごジャムを塗ってお昼代わりにする。もうなにもしたくない。
夕食ごろにはなんとか気分も落ち着いてくる。豆腐屋から豆腐を買う。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜)
いわし煮魚(2尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
トマトジュース(コップ一杯)

映画「雨月物語」を見てから寝ることにする。もうなにもかもいやだ。
「雨月物語」見はじめて後悔。溝口健二はわたしには合わないらしい。見るのを中断して日記を書く。でもまあ惜しいから続きも見るか。
最後まで見る。やっぱりわたしには合わない。寝ることにする。もう深夜を回っているが、寝る気になれないのである。そうとう煮詰まっているらしい。医者に相談しないとマジで倒れかねない。
一人暮らしをするにはダメすぎるのだろうかわたし。
二月の日記は弱音を吐いて終わる。
もろもろの理由でパーティーへ誘われ、ほいほいと東京まで行くことに。せいいっぱいにめかしこむ……っていったって、年代もののスーツを着てネクタイを締めるくらいだが。とにかくいろいろとトラブルを起こしつつも電車に乗って、スティーブンスン「宝島」などを読む。どきどきはらはらの連続。非常に面白かった。
知人と会いしゃべる。アルファポリス様からささやかながら賞金をもらったことを話すとうらやましがられる。向こうも前に評論で賞をもらったが、それには賞金がなかったそうなのだ。いや、雑誌に掲載されて原稿料をもらった時点であなたの勝ちですから。まったく。とほほ。
夜遅くの電車で土浦へ帰る。茨城は遠い。午前様はまぬかれたものの、日帰りできる限界だなあ。辺境の民だなあ。
下痢と軟便はおさまらない。おさまるわけないよあれだけソフトドリンク飲んじゃ!
2月2日
今日は家でゆっくり動かないつもりだったが、ゲームサークルの例会にほいほいと参加してしまう。意思が弱いにもほどがある男である。軽いゲームをいくつかプレイ。ドミニオンでさえ複雑怪奇なゲームに見えてしまう体調であったため、先の先の先を読む知的格闘技は無理だったのである。それにしても「シャドウハンターズ」は面白いゲームだった。どきどきはらはらして、大暴れするとすかっとした。楽しい。
夕食はビッグボーイで、ハンバーグ抜きのライスバーとカレーバーとスープバーとサラダバーのみ733円というものにする。正解。これだけで十分腹いっぱい。食えない。
前日に引き続き午前様ぎりぎりで家に帰る。
2月3日
ブログ更新をしないと詰む、という状況下にも関わらず、「ドキドキ! プリキュア」の第一話を鑑賞。なんというハイスペックな主人公だ、と思ったら、ああ、要するにハートキャッチのつぼみの逆人間ね、と気づく。冒頭のキュアソードの孤軍奮闘ぶりを見ても、この作品、かなりハートキャッチを意識していると思われる。その意気は買うが、あれを超えるのは並大抵の努力ではすまないぞ。ちょっと心配だ。
布団を干す。今日のこの天気は布団を干すためにあるのだ、と妙な確信。
原稿真っ白。どうしよう。自転車操業的にスマートホンから更新するしかないのかわたし。あれは地獄を見るからなあ……。
家計簿をつける。頭が痛い。熱がぶり返しそうだ。それほどまでにぎりぎりの綱渡りである。現在の計画に従えば3月を今よりももっとよい状態で迎えられ、4月には黒字になっているはずなのだが。遅くとも5月には黒字にしておかないと、ちょっとどころかかなりヤバい。また出費がかさみそうなのである。うぬぬ。
ロボ・ウォーズやろうロボ・ウォーズ! 逃避である。研究所を建てて他人の基地を襲い、ちょっとばかり憂さを晴らす。あのゲームやると人が悪くなるなあ……。
相変わらず原稿は真っ白である。現在アパート。23:25。スマートホンの電池は切れた。よし、明日の40000ヒットネタを待っていたことにしてしまえ。そういうふうに歴史は捏造されるのである。わはは。
明日の朝食は、ご飯にもやしの味噌汁、もやしとキャベツと玉ねぎと鶏皮の細切れと卵の中華風炒め、トマトジュース、ヨーグルトだ! ついでに夕食も同じだ! いや、夕食にはヨーグルトはつかないぞ! かわりに納豆をつけるぞ! やけくそになってないかわたし。
明後日はもやしとキャベツと玉ねぎと鶏皮の細切れをめんつゆで煮て卵でとじるか。戦おうにもほかに武器がないもんなあ。戦場においては補給が切られるのがいちばんつらいというのもわかるなあ……。それにしても鶏皮は安い。100グラム50円。単価的には鶏レバーのほうが安いのだが、あちらは大量に買わねばならないのがなんである。
原稿は真っ白である。あきらめて寝ることにする。
髭剃り機を実家に忘れてきたことに気づく。バカ?
2月4日
6:30起床。
起床直後計量:体重 71.8kg
早く起きると気持ちがいいし、食事を作る時間的余裕もできる。いいことずくめなのだが、問題はわたしが眠いということだ。昨晩なかなか眠れなかったのだ。要するに寝る前の薬を飲み忘れたのだ。眠れないわけである。
体重が夢の71kg台に突入した。うれしくもなんともない。あれだけ下痢して腸の中のものを全部出して、ついでに身体の必要な水分まで放出すれば、そのくらいいってもおかしくないよなあ、というのが実感である。とりあえず栄養をつけて72kg台まで戻すべきだろう。何たる皮肉か。とほほほ。
そんなことを考えつつ朝食の支度。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(もやし)
野菜炒め(キャベツ小1/4、玉ねぎ1/4、もやしひとつかみ、鶏皮30g、油大さじ1、中華あじ大さじ1、全卵1個)の半分
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)

まだ頭がはっきりしているうちにてきぱき作っててきぱき食べる。さすが中華あじ、そつのない味だ。で、こういうときに限ってストックがなくなりやがるのである。買ってこなければ。でもどこから金を? とほほほである。黒字の夢が遠ざかっていく。
ヨーグルトは実家のビヒダスが切れていたのでカップ入りをもらう。3個。朝一個食べればいい、という生活になりそうだ。
てきぱき皿を洗う。てきぱき日記を書く。それでどうしててきぱきとリハビリ施設へ行く気になれないのだろう。われながら不思議、でもないか。
もろもろの理由でバーミヤンへ行く。メンマをアテにプーアル茶を飲むという荒業に目覚める。そしてわずかだろうと思っていたメンマのボリュームがけっこうあるでやんの。これだけでじゅうぶんおかずになるよ90円は安いよと思ってしまった。次は煮卵でやってみよう。よいこはまねしちゃいけないよ。
帰ってから買ってきた漫画雑誌を読んでアンケートはがきを書く。たまにプレゼントが当たるし刺激にもなるのでいいのだが、自分でもよくやるよ、と思わないでもない。毎号書いていると読む目が解剖学者のそれに近くなってくるのである。この歳では当たり前か。
軽くテレビを見た後で夕食の支度。ほとんど温めるだけなので楽である。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(もやし)
野菜炒め(朝の残り)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)

創造性のないメニューである。ここでもう一品こしらえられればいいのだがそんな甲斐性もなく。こんな日記を書いているときに聞く武田鉄矢は説教でもしているかのごとく聞こえてしかたがない。
体重でも量るか。
食後計量:体重 73.6kg
2月5日
7:00起床。
起床直後計量:体重 72.5kg
寒さのせいか不摂生のせいか、ちょっとばかり頭痛を覚えながら朝食を作る。今日も鶏皮ともやしとキャベツと玉ねぎがメインだ。なぜなら他に武器がない。もやしは今のうちに使い切ってしまうことにする。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
簡単鶏鍋風(鶏皮30g、もやしふたつかみ、キャベツ小2/7玉? 玉ねぎ1/4個、たかのつめ少々、めんつゆ50cc)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)

鶏鍋風なんていって、材料を水とともに煮るだけだからなにも考えなくていい楽なもんである……と思っていたら、卵を溶き入れるのを忘れる。バカである。
さて、郵便局へ行って家賃を下ろしてくるか。ああ外へ出たくない。
よくよくニュースを聞いてみると、明日の土浦は深夜暗いうちから夕方まで雪が降るそうな。身動きが取れなくなったらまずいので近所のスーパーへ買出しに。問題は、いくら買出しをしても、電気とガスと水道がストップしたらお手上げ、ということであるが。
鶏むね肉500グラムを買ってくる。食べるのが難しい肉だそうだ。問題なし! 細かく切って冷凍してしまう! 食べられればよかろう! いいのかこんなことで。
頭痛はひどくなる一方である。まさかシックハウス症候群、ホルムアルデヒドとかのせいであろうか。そんなことも頭にちらつく。
軽くテレビを見てから夕食の支度に。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
簡単鶏鍋風の卵とじ(朝の残り、卵一個)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
低脂肪ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

低脂肪ヨーグルト、安いから買ってみたが、まずいねやっぱり。比較にならん。
それにしても頭が痛い。痛すぎる。疲れているのかなあ。
食後計量:体重 73.7kg
2月6日
5:20起床。
頭はすっきり。頭痛と目の痛みは、どうやら眼精疲労だったらしい。パソコンとスマホと本ばかり眺めているせいだろうか。うむむ。
起床直後計量:体重 72.5kg
朝起きたはいいものの暗くて外の様子がまったくわからない。どうやら、降っているのは雨であり、雪が積もってはいないようであるが。
まあゆっくりと、パンの耳とクリームスープの朝食をとることにしよう。
朝食のメニュー
パンの耳12枚(トースト一枚半ぶん?)
コーンクリームスープ(インスタント)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(カップ一杯、加糖)
りんごジャム

うん、初めて食べるが、このソントンのりんごジャムうまいね。ざく切りのりんごで、なんかアップルパイを食べている気分。パンの耳なのに。
満足して図書館へ。結局積もらなかったな雪。土浦では。
実家へ一泊。頭が痛いので早めに寝てしまう。だが寝つけず、矢幡洋「依存性パーソナリティ障害入門」を読む。思い当たることだらけである。でも人間生きていかねばならんのである。これはこれとして抱え込んで生きることにする。とほほ。
2月7日
頭痛も眼痛も消えてすっきりした頭でアパートに帰ってきてひと息。この間からのこの頭痛と眼痛の正体は、単に寒さと眼精疲労のせいなのか、この建物自体に原因があるのか、非常に悩む。悩んでも越していく先はないし。慣れるしかないのだろうかとほほほ。
今日は湯豆腐にしよう。昨日実家で食べたのも湯豆腐だったけれど、今日は豆腐のほかに白菜と塩鱈も入れるのだ。おおっゴージャス。味ぽんも使い切って新しい瓶にしたいし。いろいろと楽しみである。煮干しのだし汁もあるので今日の夜に残りのキャベツで味噌汁にしてしまいたい。それとも玉ねぎにするか。いろいろと想像は膨らむのであった。
ついでに、明日はさっそく鶏むね肉を実戦投入してみよう。レパートリーが少ないがゆえの背水の陣である。残りの白菜と玉ねぎとともに炒めて食べてみるのだ。油と塩コショウだけで、果たしておいしく食べられるのか? なにしろ500gも買ってしまったのでちょっと怖かったりもする。中華あじもまだいくらか瓶の底にこびりついているから、それも投入してしまうか。ついでに卵も入れよう。背水の陣にしては豪華である。わはは。
妄想を書くのはここらへんにしておいてリハビリ施設へ行くことにする。憂鬱。
「乱菊物語」読了。谷崎潤一郎先生、ひでえや。ここで未完って、普通ないだろ。完結していたら、日本の歴史ファンタジー界は今とはまったく違った様相を示していたかも知れん。惜しい。
頭痛と眼痛について医者に相談。眼圧が高くなっている可能性があるということで、眼科に行くよう勧められる。眼圧が高いといったら緑内障じゃないか。天はわたしにさらなる経済的負担を求めるのか。とほほ。目がつぶれたらさすがにやなので火曜日にでも行ってきます。
暗い気持ちになりながら食事にする。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(キャベツ)
湯豆腐(豆腐半丁、塩鱈、白菜、昆布)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 73.3kg
目がつぶれたらいかんから寝よう。
2月8日
6:40起床。
起床直後計量:体重 72.3kg
寒さに寝床から出たくないのを無理に起きる。幸いにも頭痛も眼痛も起きていない。いやちょっと頭の一部にかすかな痛みがあるかな、気の回しすぎだとは思うけれど。
とりあえず朝食を作る。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(キャベツ)
鶏野菜炒め(鶏むね肉50g、白菜3枚、玉ねぎ1/2個、中華あじ適量)の三分の一
冷奴(豆腐半丁)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
またも野菜炒めに卵を入れるのを忘れる。しかたがない、このまま腐らせてもしかたがないので、今晩は炒り卵を作っておかずにしよう。明日も炒り卵を作っておかずにしよう。卵を入れるのを忘れたりして、ほんと創造性のかけらもないメニューであるが、あきらめて食べてみる。うまい! うまいじゃないか鶏むね肉! また買ってみよう。これで100g38円は安い。
さて、リハビリ施設へ行く前に、郵便局へ行って、検診代を下ろしてこなくてはなあ。どうしてこんな出費を。とほほ。
リハビリ施設で、次は家計簿を公開する、だなどといってしまった。調子に乗りやすい男である。来月は今月を入れて三か月ぶんの家計簿を衆目にさらすのか。とほほ、というか、たはは、というか……。ブログには公開しませんのでそのつもりで。
頭と目の奥が痛くなってきた。飯を炊いて食べ、早めに寝てしまおう。早めに寝るのもまずいのだろうか。うぬぬ。風呂にも入りたいしなあ。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
鶏野菜炒め(朝の残り)
炒り卵(卵一個)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)※写真には写っていない

コタツでつい、くたっと眠ってしまったので、風呂に入ってさっさと寝てしまうことにする。常識的に考えてもそれがいいだろうな。
食後計量:体重 73.3kg
2月9日
6:40起床。早起きをすべく目覚ましをかけても40分間は床にいる男。とほほほ。
起床直後計量:体重 72.2kg
ちょっと頭に鈍痛を覚えるが、たいしたことはない。朝食の準備に取り掛かる。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
鶏野菜炒め(前日の残り)
炒り卵(卵一個)
納豆1パック
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

明日は米でも買い出しに行くか。プリキュアを見てから自転車を飛ばせば、朝のタイムセールに間に合うだろう。残り一キロでは少々心もとないのだ。しかしまた赤字か。とほほほ。
実家へ。ロボ・ウォーズで遊ぶ。こんなことでいいのか。
2月10日
「ドキドキ! プリキュア」第二話見る。面白いことは面白いが、キャラクターの言動がどこかぎくしゃくしているような気分が。そのうちこなれてくるのだろうか。「幸福な王子」の寓話は、この作品のメインテーマのひとつなんだろうが、それを印象付けるのがあまりにも不自然ではないかと思う。
図書館へ。鬱々としているので、なにか古きよき痛快な娯楽策を借りよう、とDVDコーナーへ。コン・ゲーム映画と間違ってエリア・カザン監督の深刻な社会派作品を選んでしまう。そんなの見たら世をはかなんでしまうと思ったので見ないで返すことにする。わたしはなにをしに行ったんだろう。無性に「鞍馬天狗」が見たい。
スーパーで米を五キロ買う。割引をフルに使って買ったが、このスーパーの米、マズいんだよなあ。でも安さには勝てない。貧乏人である。
ロボ・ウォーズのかたわら原稿に頭を悩ます。一年かけて千枚の予定で書き始めたにもかかわらず、このままでは四百枚行かないで終わってしまうではないか。竜頭蛇尾もいいところではないか。まあ、やれるだけやるだけだが、いいのかいったい。いいことにして寝る。
深夜まで寝床でラジオを聴く。笑いながら聴いていたが、番組の途中で寝てしまう。齢を食ったものだ。
2月11日
実家にいると怠惰になって困る。今日もパソコンのインターネットの前に張り付いて過ごす。ロボ・ウォーズは麻薬だ。友達がたくさんできたのは嬉しいが、ここまで虜になってしまうと生活にも支障をきたしかねない。
とはいうもののブログとミクシィの前には無力なのであった。依存症もいいところである。
気分転換にネットサーフィンなどをする。とはいえ、面白いブログやHPにはなかなかめぐり合わない。ブログランキングでの上位陣を訪れるのもいいかもしれないのだが、影響を受けてしまうのもなんだしなあ。
投稿作品のSF童話の手入れをする。変な科学的薀蓄を入れて喜ぶのはSFファンだけか。とほほ。でも削れるところと削れないところがあるしなあ。悩む。
2月12日
いよいよ眼科医との対決だ。戦々恐々で眼科の門を叩く。平日の早朝ということもあり、待合室には誰もいない。ちょっと拍子抜け。視力検査と眼圧の検査が行われ、結果、「近眼を除けばあなたの目は健康そのものです。眼圧は正常です。緑内障でもありません。よかったですね。目が痛いのは、眼圧とは別のなにかの影響でしょう。疲れ目とか、アレルギーとか。いちおうビタミン剤出しておきますから、一日四回点眼しておいてください。改善しなかったら、また来てくださいね」ということだった。胸をなでおろす。ほっとしたせいか、帰りにスーパーで445円も買い物をしてしまう。予算オーバーもいいところである。また赤字か。とほほほ。むしろショックだったのは、眼鏡を外すと視力が0.1にまで落ちてしまうという冷厳な事実だった。0.3くらいはあると思っていたのに。ちなみに眼鏡をかけると1.5。眼鏡さまさまである。
安心したのでブログ更新とロボ・ウォーズに燃える。
風呂へ入った後でアパートへ帰り、かぼちゃを煮る。明日の朝は、かぼちゃとめざしと柴漬けであっさりと食べよう。めざしも二匹でいいかな。
コタツで日記を書く。雪がひどく積もらなけりゃいいけど……。
就寝前計量:体重 73.3kg
23:10就寝。
2月13日
6:40起床。眠くて寒くて体重を量るのを忘れる。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
めざし二尾
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

朝食を食べた後、とんでもない同人誌の画像を見てバカ笑い。食べたものが逆流しそうになる。ひどい。
洗濯物がないため、洗濯槽を洗うことにする。今回は塩素系漂白剤もきちんと入れなければなあ……。
実家へ。ロボ・ウォーズに現を抜かす。原稿はさっぱり書いていない。どうなることか。うぬぬ。
図書館から「鞍馬天狗」を借りてくる。明日にでも見よう。今日はもう寝る。
2月14日
寝坊。こんな日などどうなってもいいや! 寒いしつらいし。
起床直後計量:体重 72.2kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
めざし二尾
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

まあ昨日と同じだが、細かいことはどうでもいいではないか、戦友。とほほ。
このままうだうだしているわけにも行かないので、皿を洗ったらリハビリ施設へ行くことにする。とほほ。
なんの変わったこともなくリハビリ施設から帰り、白菜を刻んで豆腐屋を待つ。今夜も湯豆腐だ。かぼちゃの煮つけは明日までとっておくことにする。朝にいわしを食べたから、今日の塩鱈はいいや。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

思うのだが、柴漬けでもきゅうりでもいいけれど、漬物はやっぱりあったほうがいい。なんというか気分というものが違ってくる。彩りというか。無理してでも買うことをこころがけたほうがいいかなあ。うむむ。でも、前にスーパーの安売りで買ったつぼ漬け、マズかったんだよなあ。ギャンブルだなあ。
食後計量:体重 73.8kg
食べ終わったら肉じゃがに挑戦しよう。
で、作ってみましたよ肉じゃが。とはいえ砂糖がないのでめんつゆだけの味付けだけど。ジャガイモ2個とにんじん半分をひと口大に切って、玉ねぎを八等分に切って、豚肉と炒めてからめんつゆでぐだぐだ煮る、という、例の「ごった煮」から一歩も進歩していないようなやりかたで。ちなみに参考にしたレシピ。( http://cookpad.com/recipe/1487705 )
けっこうやってみるとそれらしいものができるもんで、タッパふたつにわけて冷蔵庫で一晩寝かしてみることに。どうなっているかは明日のお楽しみというやつであります。
肉じゃがを作って鍋その他を洗い終わってから、「鞍馬天狗」を見る。うーん何度見てもいいかげんで面白い映画だ。見ていて楽しくてしかたがない。齢を食ったのかなあ。齢とかそういう問題ではないような気もするが……。
寝る。
2月15日
寝床からなかなか立ち上がれない。立ち上がれないうちに頭が痛くなってくる。気がついたらかなり寝過ごしていた。痛む頭を抱えて起き上がる。
起床直後計量:体重 72.1kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(切り干し大根、ゴマ)
肉じゃが(ジャガイモ、にんじん、豚肉、玉ねぎ)
冷奴(豆腐半丁)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

妙に盛りだくさんな気がする。肉じゃがだが……まあ、食べられないことはないけれど、いまいちな感じがする。砂糖を入れるべきなのだろうが、スーパーで売っているような1kg入りの袋だと、独り者にとっては保存がたいへんなのだ。とはいえ、500g入りのものだとコストパフォーマンスが悪すぎるし。困ったものである。
リハビリ施設へ行く気がしない。それでも行かなければならない。うぬぬ。
一日中イヤな天気で、何もやる気がなくなった状態で帰る。どこか身体の調子が悪く、ほんとうに疲れているらしい。それとも単なるアパートの寒さのせいに過ぎないのだろうか。わからん。
わからんままに帰ってきてから即、炊飯器のスイッチを入れる。もっと納豆を買っておくべきだったかもしれない。炊き上がるまで一時間、パソコンを開いてすごすことにする。これがいけないのかなあ。疲れ目というやつかなあ。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(朝の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
柴漬け
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 72.5kg
今日は早めに寝る。明日は早く起きる。そうしよう。
2月16日
朝早く起きる。妙なまでに早く起きる。頭も痛くない。なぜかほっとする。
起床直後計量:体重 71.8kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

サポートする納豆もかぼちゃの煮つけもないので、残った肉じゃがをすべておかずとして食べてしまうことにする。やっぱりあれ、メニューどおり二人前でよかったのか。一晩おいた肉じゃがは、どこかおいしくなっている気がした。錯覚ではないと思う。
洗濯機を回して、風呂場の掃除をして、部屋の掃除をしてから実家へ。
図書館で映画DVDを二本借りる。
実家では延々とアプリのゲームで遊ぶ。何のために帰っているのだか。とほほ。
2月17日
「ドキドキ! プリキュア」第三話を見る。登場人物の言動が微妙におかしいアニメであるが、そのなんとはなしの違和感がだんだん魅力に思えてきた。毒されているらしい。
ブログ巡回をしてからアプリで遊ぶ。こんな生活ばっかりだな。原稿も書かなければ。
2月18日
アパートへ帰り、荷物を取ってリハビリ施設へ行くことに。今日も一日がんばるぞ、と思おうとしてみたがうまくいかない。根性が足りないらしい。
今日は一日雨だというが……。考えることがしだいに暗くなってくる。いかん。行く前から疲れきってどうするんだ。
ちょっとお湯でも飲むことにする。飲んだらよけい動く気がしなくなってしまいましたとさ。どっとはらい。
リハビリ施設から直接実家へ帰る。明日は別な病院へ行かねばならん。
2月19日
病院へ行く。いつもの診察を受け、薬をもらうつもりでいたが、思い出してこの前からの頭痛についてたずねる。アドバイスだけをもらうつもりでいたが、「MRIを撮ってみましょう」という話になる。こちらからふった話題だけに断ることもできず、MRIにかかることに。
MRI撮影の結果、脳の血管のひとつにこぶのようなものが見つかる。「たぶん問題ないと思いますが、念のためもっと詳しく撮ってみましょう。造影剤を点滴して撮りますので、来月19日、朝ごはんを抜いて来てください」と医者。財政的にも心理的にもショックである。赤字がどうこう、という話ではおさまらないかもしれない。手術とかになったら、積み立てた銀行の定額預金を崩すか崩さないかという話になるかもしれない。頭を抱える。脳内動脈瘤破裂、などという言葉が頭をよぎり、さらに頭を抱える。
実家に一泊。なんだかんだでアパートで飯を食わない日が続く。いいのかこれで。とほほ。
2月20日
アパートへいったん戻り、掃除などをする。明日からのぶんの食事もこしらえねばならない。肉じゃがをもう一度作ってみよう。じゃがいもに芽が出てもなんだしな。
それにしても外は寒い。歩いているだけで気力が萎える。もう疲れたよパトラッシュ。
アパートへ帰りしなければならないことをしてから再び実家へ帰る。ミクシィのアプリのゲームを立ち上げて遊ぶ。
図書館でふと読みたくなったので「ガリア戦記」と「死霊」を借りる。
夕食を食べ風呂に入った後でアパートに帰る。かぼちゃを煮る。肉じゃがを煮る。肉じゃがのほうは現在継続中。あと五分煮たらタッパに移して冷蔵庫へ入れよう。終わったら体重を量って寝よう。
就寝前計量:体重 73.0kg
2月21日
6時に目を覚ました後、40分間も寝床でうだうだ。炊飯器のブザーでようやく這い出す。
起床直後計量:体重 71.9kg
あれほど頑として動かなかった体重が、71kg台で推移しているのがなんとなくおっかない。なにかまだ目に見えぬ大病を患っているのではあるまいか。これ以上病気は増やしたくないのだが。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(豚肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

行きつけのスーパーで、ひさかたぶりに低温殺菌牛乳を飲みたくなり、菓子パンとともに買う。うまい。やっぱりうまい。だけど高くついてしまった。いかんなあ。それにしても、わたしはイライラすると金使いが荒くなるのだろうか。これからの生活にとって致命的である。直さないとなあ。イライラがひどくなって頓服を飲む。
頓服を飲んだため眠くて眠くてしかたがない。今夜は冷奴に肉じゃがでいいかな、などと思って帰る。
豆腐を買うと気が変わり、鍋に昆布を敷いて湯豆腐にする。青物も食べなくてはと、いつものとおり白菜もたくさん。卵も食べたくなり炒り卵を作り、傷む前に柴漬けも食べきることにする。いいのかなこんな贅沢して。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜、昆布)
炒り卵(卵一個)
柴漬け
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食べ終わり、食器も洗った後で、図書館から借りてきた映画を見ておこう、と「第三の男」と「夜と霧」のDVDを機械にセット。
二時間後、二リットル入りのウーロン茶のペットボトルが一本空き、さんまの蒲焼の缶詰がひとつ空になる。満足。話の面白さと芸術的な完成度では「第三の男」のほうがすばらしかったが(ハリー・ライムが出てきてからの面白さはもうすごいとしかいいようがない。ドキドキハラハラの連続。それまでがすべて「タメ」であったなんて、こんな贅沢な時間の使い方をわたしもやってみたいものだ)、内容の衝撃度からいえば「夜と霧」のほうがすさまじい。昔ナチス風刺(とそれによる現代社会風刺)のギャグパロディ同人誌を作っていたことがあったが、これを見ていればまた内容も違っていたことだろう。ナチス、ほんとうに人灰でキャベツを育てようとしていたのか。ギャグじゃなくてマジですか。合理主義を通り越して、国を挙げて気が違っていたとしか思えん。国を挙げて気違いになるとはどういうことかを知りたい人には必見の映画。
映画を見た後、風呂に入ってすぐに寝ようと思っていたが、こんな映画を見た後ではなかなかに寝つけない。だから原稿を書く。
計量をすっかり忘れていたが、あの二リットルのウーロン茶が抜けてからにしよう。
映画って面白いもんですなあ。すっかり目がさえて気がついたら午前様。それでも眠れん。明日が怖い。
就寝前計量:体重 72.6kg
2月22日
6:20起床。目覚まし時計で目を覚まし、炊飯器のブザーで寝床から這い出すというどうしようもない生活。音量設定自由の、目覚ましつき炊飯器とかいうものを売り出したら売れるかもしれん。
起床直後計量:体重 71.8kg
とりあえずあるものを処理しなくてはならない。というわけで冷蔵庫から出せるものを出す。並べてみるとけっこう豪華になってしまった。うむむ。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
冷奴(豆腐半丁)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

肉じゃがもかぼちゃの煮つけもまだ残っている。今日と明日で食べきってしまおう。
リハビリ施設へ行きたくない。しかし持病を抱えている以上は行かなくては。うぐぐ。
スーパーでコロッケとココアを口にする。
帰ってきてから、明日の朝はご飯にしようかパンにしようか悩む。結局、ごはんにすることにする。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
生卵一個
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食後計量:体重 72.9kg
もろもろの理由で明日もゲーム会に行くことに。早めに寝る。
2月23日
6:20起床。炊飯器のブザーで起き出して来るくせはどうにもならん。
起床直後計量:体重 72.1kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
肉じゃが(前々日の残り)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
炒り卵(卵一個)
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

これでじゃがいもとにんじんを食べきった。来週は野菜炒めでも作ろう。豚コマが高くて手が出ないのだ。ビンボ。とほほ。
それではゲーム会に行ってきます。あっちのゲーム会はハードだからなあ。生きて帰ってこられるだろうか……。
ゲーム会では友人に悪いことをしてしまった。フリーのプレイヤーが集まらずゲームをフルメンバーですることができなかったのだ。
お詫びの意味もこめてモスに誘う。かなりの出費。痛い。
実家に一泊。アパートに薬を置き忘れてきたことに気づく。おろか。
2月24日
薬を飲まないわけにもいかないので朝食後ただちにアパートへ引き返す。無用な時間を使ってしまった。転んだままでいるのも癪なので、家計簿をつけて日記を書く。内容を見てさらに暗い気持ちに。とほほほ。
「ドキドキ! プリキュア」第四話見る。ありすお嬢様のキャラクターが強烈にすぎる。主役の存在感がかすむかすむ。それにしても、殺陣の組み立てがうむむである。あそこまで敵が弱点をもろに出しているというのにそこを攻撃しないのはなんとも納得がいかん。子供番組と思ってナメているのではないのかスタッフ。来週はキュアソードの正体が主人公たちにわかるそうだ。鬱展開の始まりだろうか。
図書館に行った後でスーパーに行く。家計がほんとに厳しい。うむむ。トマトジュースとかぼちゃと納豆というところだな、余裕があったら豚コマも買いたいところだが。
スーパーでトマトジュースとかぼちゃと納豆を買ったが、どういうわけかいわしを買ってしまう。安い出物があったのだ。野菜炒め計画はしばらくおき、月曜日と火曜日のメニューが決まってしまう。かぼちゃといわし。完璧な取り合わせである。ひさしぶりのメニューだ。なんにせよ食べるものがあるというのは実に嬉しいことである。真理は常に美しい。
問題がひとつ。また予算オーバーしてしまった。修行が足りないらしい。とほほ。
実家からキウイフルーツを二個もらう。当面はトマトジュースの代わりというところだ。一食に半個というところだろうな。ビンボはつらい。しかしそのぶん、水曜日からはトマトジュースが思い切り飲めるということでもある。なんとかなりそうな気がしてくる。
がんばろ。
夜の遅くにかぼちゃといわしをめんつゆで煮る。人生を感じる一瞬。
2月25日
目覚ましをセットし忘れ、7:20ごろにのそのそと起き出す。
起床直後計量:体重 71.3kg
なんだこれは。なにかダイエットをやっていて体重が落ちたのならば喜ぶのだが、体重を量る以外はダイエットなんてやってないぞ。それも、頑固に水平線をたどっていたこの一年に比して、この一ヶ月で急激にガクッと落ちている。怖くてたまらない。医者に相談すべきだろうか。
そんなことを考えておびえながら食事の支度。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

今日は薬をもらわなければならないからリハビリ施設へ行かねばならん。行かねばならんのだが。うむむ足が重い。気も重い。
医者の話では、体重の減少については別にそれほど気にすることもないのではということだった。自分でもそんな気がしてきた。もっとひどくなったらでいいや。
それよりも今日の夕飯だが……すでにおかずができているってなんてすばらしいことなんだろう。非常にそう思う。スーパーで買った米飯がうまくないようだったら、実家からせしめてきたこともあるし、お茶漬けにでもするか。易きに流れる男。
今晩は図書館から借りてきた「無防備都市」を見ることにする。楽しみだ。原稿はどうするんだいったい。炒り卵を肴にウーロン茶を飲みつつ見るつもり。楽しみだ。だから原稿はどうするんだ原稿は。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)、お茶漬け海苔
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

宣言どおり、炒り卵を肴にウーロン茶を飲みつつ「無防備都市」を見る。ムチャクチャ面白い映画だった。図書館にDVDコーナーができてから、自分の中で洋画ベストランキングがどんどん変わっていく。やっぱり不勉強だったんだなあ。プロの役者四人以外あとは全部素人、とは思えないリアルな映画だったが、中でもいちばんのお気に入りは司祭さまを演じられたアルド・ファブリーツィと、イタリアの普通の女を演じられたアンナ・マニャーニさん。この人がいい人たちなんだよなあ。とにかく必見。それにしても、こんなリアリズムに徹した重苦しい映画なのにきちんとコメディシーンを入れるところがイタリア人らしいと思ったであります。
さてと、夜もまだ宵の口だし、これから「十二人の怒れる男」も見よう。前にテレビで見て面白かったんだけど、今見たらどうかな? ウーロン茶は抜きで見よう。なにしろすでに二リットルを一本空けてしまったからなあ。
で、「十二人の怒れる男」も見た。記憶にあったよりも面白かった。筋はあらかた知っているが、それを抜きにしても十分面白い。密室劇なのに、推理とディスカッションだけでここまで面白いと、推理映画っていったいなんだったんだろうな、と思わざるを得ない。しかし、96分でここまで面白い映画って作れるんだなあ。派手なトリックが出てくるわけでもないのに面白いよなあ。古い人間なのかなあ。警察が予断に頼った捜査ばかりやり、人々がその発表を丸呑みして喜んでいる現代日本でこそもっとまともに見られるべき映画かもしれない、そう思ったであります。民主主義ってこういうもんだよなあ。本当は。
満足して寝る。その前に計量か。
就寝前計量:体重 73.0kg
2月26日
6:40起床。まったく朝が弱い。
起床直後計量:体重 71.6kg
不燃ごみをゴミ捨て場に出しに行った後、朝食の準備をしていたときに、電子レンジで温めていたご飯の容器をひっくり返してしまい、一部が食べられない状態に。とほほ。先行きが思いやられる。
朝食のメニュー
米飯(〇・四合)、お茶漬け海苔
味噌汁(わかめ)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

リハビリ施設へ行く。もういやになる。なんでわたしはこんな天気のいい日にあんなところに行かなければいけないんだ。
イライラと鬱屈がたまっていたせいか、スーパーで菓子パン二つを買い、ココアとともにがつがつと食らう。「酒は食道をまっすぐ下って、胃袋の穴はふさいでくれるが、心の傷はふさいでくれない」といったのは「酔いどれ探偵町を行く」のカート・キャノンだったが、菓子パン二つもそうであることが判明。心の傷をふさいでくれるかどうか確認するため、精神安定剤を一錠飲む。ぐーすか寝る。ぐーすか寝たところで心の傷がふさがれたかどうかには異論があるだろう。
リハビリ施設から帰ってきて、テレビを見てから夕食の支度。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
納豆1パック
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
キウイフルーツ半個

NHKの番組で「正直に腹を立てずにたゆまず励め」という鈴木貫太郎元首相の言葉が取り上げられているのは悪趣味なブラック・ジョークだとしか思えない。どんどん気分が暗くなってくる。今の日本で「正直」という言葉は、「いかに腹を立てるか」の論理的バックボーンにしかなっていないのではないだろうか。「正直に腹を立ててたゆまず励む」と、向かう先は戦争一直線である。もういやだ。思えば二二六事件の青年将校たちも、「正直に腹を立ててたゆまず励」んだ結果ではないか。ならぬ堪忍するが堪忍。難しいのはわかるけれども。
世の中がイヤ過ぎて眠れない。眠れないままひたすら原稿を書く。書いているうち朝が来る。ダメじゃん。
2月27日
徹夜明け計量:体重 72.2kg
朝食を作る。食べたら寝よう。
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
鶏野菜炒め(鶏むね肉、キャベツ、玉ねぎ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

皿も洗ったので仮眠を取ることに。ぐーぐー。
仮眠を取って実家に帰ってから、アプリで遊ぶ。原稿は相変わらず書けない。
アパートに帰ってきてからいわしとかぼちゃを煮る。そういうものだ世の中。
2月28日
目を覚ましたものの、寝床からなかなか出られない。それでもなんとか這い出すと体重を量る。
起床直後計量:体重 72.2kg
朝食のメニュー
米飯(〇・五合)
味噌汁(わかめ)
鶏野菜炒め(前日の残り)
いわし煮魚(一尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
納豆1パック
トマトジュース(コップ一杯)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)

食べ終わると、なにもしたくなくなる。動きたくない。薬も飲みたくない……わけには行かないので薬を飲み、ひたすら倒れてぼーっとする。リハビリ施設には断りの電話を入れる。なにもしたくないといったらなにもしたくないのである。
冷凍していたパンの耳を焼き、りんごジャムを塗ってお昼代わりにする。もうなにもしたくない。
夕食ごろにはなんとか気分も落ち着いてくる。豆腐屋から豆腐を買う。
夕食のメニュー
米飯(〇・五合)
湯豆腐(豆腐半丁、白菜)
いわし煮魚(2尾)
かぼちゃ煮付け(3かけ)
ヨーグルト(小鉢一杯ぶん)
トマトジュース(コップ一杯)

映画「雨月物語」を見てから寝ることにする。もうなにもかもいやだ。
「雨月物語」見はじめて後悔。溝口健二はわたしには合わないらしい。見るのを中断して日記を書く。でもまあ惜しいから続きも見るか。
最後まで見る。やっぱりわたしには合わない。寝ることにする。もう深夜を回っているが、寝る気になれないのである。そうとう煮詰まっているらしい。医者に相談しないとマジで倒れかねない。
一人暮らしをするにはダメすぎるのだろうかわたし。
二月の日記は弱音を吐いて終わる。
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- 自炊日記・その14(2013年2月)
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~ Comment ~
Re: 矢端想さん
ドキプリの致命的ともいえる弱点は、アクションシーンの演出があまりにも拙劣、ということですかね。
前回あれほど強かったはずのキャラクターがなんの意味も理由もなく苦戦、というパターンが多すぎる気がします。
キュアダイヤモンドなんか、見ているこっちが気の毒になるような扱いだもんなあ。
「牛泥棒」探してみますか。とりあえずアマゾンからかなあ。
前回あれほど強かったはずのキャラクターがなんの意味も理由もなく苦戦、というパターンが多すぎる気がします。
キュアダイヤモンドなんか、見ているこっちが気の毒になるような扱いだもんなあ。
「牛泥棒」探してみますか。とりあえずアマゾンからかなあ。
あ。「牛泥棒」ねえ・・・。
私は300円だか500円だかの安もんPBのDVDを買いました。
数百円とはいえお金を出すのは躊躇しますね。(私も滅多に買わない)
図書館にはさすがにないか。
おわかりかと思いますが、これはズバリ「冤罪」がテーマです。
キュアハートは1~2話観て久々に惚れてしまったアニメキャラです。
変身回の逆光でのありす登場はハリウッド映画みたいでゾクゾクしたけど、六花変身は即物的臨場感にブワッときたのです。話はしょうもなかったけど。
これで六花がかなり好きになりました。キュアダイヤモンドがキュアビートに似ているせいもあるのかな・・・。
僕は集団の中で一番存在感のなさそうなヤツや一歩引いてるヤツを贔屓にする性格でもありまして。自分自身が集団行動が苦手なだけに。
EDもいいですね。実はここでも「何万光年先は~」の六花のとこが一番好きです。
私は300円だか500円だかの安もんPBのDVDを買いました。
数百円とはいえお金を出すのは躊躇しますね。(私も滅多に買わない)
図書館にはさすがにないか。
おわかりかと思いますが、これはズバリ「冤罪」がテーマです。
キュアハートは1~2話観て久々に惚れてしまったアニメキャラです。
変身回の逆光でのありす登場はハリウッド映画みたいでゾクゾクしたけど、六花変身は即物的臨場感にブワッときたのです。話はしょうもなかったけど。
これで六花がかなり好きになりました。キュアダイヤモンドがキュアビートに似ているせいもあるのかな・・・。
僕は集団の中で一番存在感のなさそうなヤツや一歩引いてるヤツを贔屓にする性格でもありまして。自分自身が集団行動が苦手なだけに。
EDもいいですね。実はここでも「何万光年先は~」の六花のとこが一番好きです。
Re: 矢端想さん
「牛泥棒」、どこで見ればいいんだろう……(^^;)
ドキプリは今後どこまで不幸な話になっていくのか目が離せません。テーマも「幸福な王子」だし。
個人的には六花変身回よりありす変身回のほうが燃えたなあ。
食玩は手が回りませんでした。うーん、いまいち食玩を買ってもいいというほどの好みの娘がいないんですよねえ、今回……。
それにしてもEDはけっこういいですな。ステージは使いまわしだけれど(笑)
ドキプリは今後どこまで不幸な話になっていくのか目が離せません。テーマも「幸福な王子」だし。
個人的には六花変身回よりありす変身回のほうが燃えたなあ。
食玩は手が回りませんでした。うーん、いまいち食玩を買ってもいいというほどの好みの娘がいないんですよねえ、今回……。
それにしてもEDはけっこういいですな。ステージは使いまわしだけれど(笑)
生活お疲れ様です。僕も憂鬱は日常です。
「12人の怒れる男」ご覧になったのなら、「牛泥棒」もお勧めします。関連はないですが、僕には同じヘンリー・フォンダの主人公が「牛泥棒」でできなかったことを「12人~」でやって仇を取ったように思えてなりません。
ドキプリは最高にハマっております。僕は冷たい人間なので、あえて無批判かつ無邪気に観ております。元気があり華があり、主題歌も劇伴も変身曲も良いです。りっか変身回のテンションにはついブワッときてしまいました。キュアハートの200円の食玩は買ったぜい。
キュアソードの変身シーンは次回観られるのだろうか・・・。
「12人の怒れる男」ご覧になったのなら、「牛泥棒」もお勧めします。関連はないですが、僕には同じヘンリー・フォンダの主人公が「牛泥棒」でできなかったことを「12人~」でやって仇を取ったように思えてなりません。
ドキプリは最高にハマっております。僕は冷たい人間なので、あえて無批判かつ無邪気に観ております。元気があり華があり、主題歌も劇伴も変身曲も良いです。りっか変身回のテンションにはついブワッときてしまいました。キュアハートの200円の食玩は買ったぜい。
キュアソードの変身シーンは次回観られるのだろうか・・・。
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Re: レルバルさん