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    「剣と魔法の国の伝説」
    剣と魔法の国の伝説 プロローグ

    剣と魔法の国の伝説 プロローグ・その2

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    2013年11月30日 八王子の小さな旅館

    「ほんとにやるのか? これ」

    「やりたいっていったのはわたしだからなあ。なんとか夏までには、まともにできるようにしておくよう努力するよ」

    「じゃ、これ。たしかに渡したぞ」

     わたしは、紐でしっかりと縛られたその箱をとっくりと見た。

     『MAGIC REALM』……邦題を『剣と魔法の国』というそれは、ファンタジーゲーム界においては伝説の存在であった。

     これがその箱である。
    DSC_0170.jpg
    (写真はクリックすれば大きくなります)

     わたしは中身を開けた。
    DSC_0171.jpg

     昔のゲームらしく、ぎっしりと詰められた駒の数々。だが、そんなものなど恐れるわたしではない。

     恐れていたのはこちらだった。

     ルールブックである。
    DSC_0172.jpg

     英文である。

     そして……総ページ数80ページ。
    DSC_0173.jpg

     ゲーム制作会社の老舗である、アバロンヒル社の評価にして、最大難度の9をもらっている複雑なルールのゲームであった。

     ホビージャパンが日本語訳のルールブックを出しているが、それは構成に致命的な問題がある第一版のルールで、この週刊誌みたいに分厚い英文ルールブックは改良された第二版のものであった。

     どうせなら第二版で遊びたいのは人情である。

     わたしはそのために、高校、大学と敬遠してきた行為をすることにした。

     この年末の休みを利用して、ルールブックの和訳に取りかかることにしたのである。

     幸いなことに、ルールのサマリーとして、ネットにUPされているものがあった。それを参考にすれば、なんとかなると思うのだが……。

     ちなみに、魔法使いが宝物を探しにこの王国に入るまでには、22ページまで訳さねばならない。

     1ページ半を訳すのに、プリキュアを見る時間を含めて4時間かかった。

     根性あるのみである。
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    ~ Comment ~

    Re: 神田夏美さん

    半分自分の備忘録みたいなもんですからねえ。

    しかしその後どうなっていくのか、ルールの和訳が進んでないからわからない(^_^;)

    わたしの小説ではいつものことですが(^_^;)

    Re: 山西 サキさん

    なにせ30年以上前のゲームですからね。

    シミュレーションゲームを引きずっているせいかルールが煩雑で……(^_^;)

    とりあえず第1章が書ける程度のルールは和訳しました。登山でいえば、山に向かう列車に乗った、というところです(^_^;)

    NoTitle

    なるほど、前回見事に騙されました(笑)
    まさかこうくるとは、全然読めませんでした。言われてみれば確かにテーマが……!気づきませんでした~、もっと洞察力を養わなければ……!^^;

    NoTitle

    あぁ!これの展開なんで「うんちく小説」ですか。
    納得。ウンウン。
    で、なんですか?このゲーム。
    アナログですね~。
    サキは見たことが無かったですね。
    興味津々ですが、ポールさん、ルールブックを翻訳してプレイする。
    それがこの小説の中身なのでしょうか?
    こっちの方も興味津々です。

    Re: カテンベさん

    かくしてファンタジー小説のごとく始まったこの話は、エッセイなのか私小説なのかゲームレポートなのかよくわからなくなっていくのでした。

    個人的には、パソコンゲーム「ウィザードリィ」に挑戦する普通のエッセイとして始まったものが、いつしかゲームと現実が互いに侵食しあっていく、タイトル忘れましたが矢野徹先生の昔の作品を目指しております。

    同時にルールの和訳をサボりがちになるのを食い止める、という効果も期待しておりますが(笑)

    ……と、こうしてコメント欄を使っているのも、作者としての計算かもしれません。ニヒヒ(^皿^)

    うわぁ(゚o゚;;
    こんな展開はさすがに予想の範囲外や
    呆気にとられるとはこういうことを言うんやろなぁ

    お見事やわ
    お見事すぎますよー(^o^)/
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