ささげもの

    100000ヒット御礼・その2・矢端想さん

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    「キャップ! あ、あれはなんですか! あんなもの、これまでに見たことがありません!」

     ○デ隊員の言葉に、わたしはうなった。

    「うーむ」

     そこにいたのは、巨大な怪獣だったのだ。凶暴なまでに太く白いミミズのような身体が、UFOの底にたまった泥のような黒い粘液から伸びている。

    「とりあえず、このままビー○ルで様子を見よう。今のところ、攻撃してくる様子もない」

    「わかりましたキャップ。しかし、ハ○タのやつ、どこいったんでしょうねえ。まったく、怪獣が出るたびに逃げてしまって……」

    「あっ! あれを見ろ、○デ! ウ○トラマンだ!」

     ア○シ隊員が上を向いて叫んだ。

    「おお!」

     ウ○トラマンが、空気をつんざいて飛んでくる! その手には、二本の棒状のものが握られていた。

    「キャップ、あれはなんでしょうか」

     ア○シ隊員が不思議そうに首をかしげた。○デが答える。

    「武器じゃないのかな」

     わたしは嘆息した。

    「バカ、武器はわかる。問題はあれをどう使うかだ」

     すばやく大地に降り立ったウ○トラマンは、口を開くと、その怪獣に立ち向かい、二本の棒で……食べ始めた。

    「そうか! 三重怪獣イセウドンは、ウ○トラマンの食べ物だったんだ!」

     ○デがポンと手を打った。

    「なるほど……」

     わたしも納得した。

    「どうりで口が妙な具合に開いていると思ったんだ……」

     その翌週からである。ウ○トラマンの口が閉じたのは。


    「…………」

    「どした?」

    「ポールさん、こんなこと書いてると、刺されますよ? 三重県の人やウ○トラシリーズのファンに」

    「だって、しかたがないだろう? 伊勢うどんなんて、食べたことはおろか、実物を見たことすらないんだから」

    「それでも、直さないと三重県人や円谷プロに悪いですよ」

    「実物の資料を送ってこない関西人が悪い!」

     断言したそのとき、窓から見える、住んでいるアパートからほど近い公園に、どーん、という音がして、高さ40メートルはある巨大な丼鉢のようなUFOが……。

     わたしの耳にはなぜか「ウ○トラQ」のテーマが聴こえてきたのであった。




     ※ ※ ※ ※ ※



     というわけで、矢端想さんのお題である「伊勢うどん」ネタで書いてみました。

     えー……。

     逃げろっ(ピュー)
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    ~ Comment ~

    Re: こみさん

    リーズナブルな昼食、というのはわかるし、アマゾンでもけっして高いものではないのですが、払いがクレジットカードのみ対応で、振り込みでは払えないんですよ(^_^;)

    いっそ伊勢うどんのためだけにクレカ作るかな(^_^;)

    Re: 涼音さん

    伊勢うどんはけっしてグロいものでは(^_^;)

    関東圏だからか、近所のスーパーには売ってないんですよねえ。

    いっぺん食べてみたいとは思ってるんですけど。

    やっぱりもう一度夜行バスに乗って関西へ行かないとダメか……。

    100000ヒットおめでとうございます

    伊勢うどんの特徴はね、
    腰のない太い麺。
    真っ黒なタレがほんの少し。
    麺を食べ終わった時タレが残ってちゃいけないのよ。
    具はネギのみ、一味か七味をかけていただきます。
    ちなみに地元民は主に自宅で食べます。
    すーぱーで麺とタレで一人前百円ちょっとよ。

    NoTitle

    お久しぶりです。
    ずっとバタバタしていて久しぶりの徘徊なので、全く気付いてませんでした。
    100000hitおめでとうございます♪
    おまけに、そんな美味しいお題まで用意されていたんですね^^

    しかし「伊勢うどん」私も食べたこと無いで、どんなものかさっぱり分かりませんでした^^;
    が、なんかグロイネタなのは分かりました(笑)
    それなりに伊勢と関係ない人間が読むにはそれなりに楽しかったですけどね。

    気になり伊勢うどんを調べてみました。
    空想段階では「うどんに伊勢海老でも入ってるのかな?」とか「伊勢神宮参拝に食べてたりしたのかな?」とか色々思っていましたが、実際は麺は表面ふんわり中はもっちりの素うどんに、タレはたまり醤油に鰹節や昆布やいりこなどの出汁を割って食べるのが定番みたいですね。
    写真で見る限りネギを大量トッピングしているものも多く、シンプルイズベスト♪って感じで、これならうちでも出来そうだと思いましたが、やっぱり食べてみないと特に出汁はわかりませんねぇ。
    私が作ると何か釜揚げうどんの出汁を作ってぶっかけそうなイメージしかわきませんでした。
    いつか、怖くない伊勢うどん、私も食べてみたいです♪

    Re: 矢端想さん

    ネットではクレカがないと伊勢うどんひとつ買えんのです!

    えらい人もえらくない人もそれがわからんのです!(^^;)

    NoTitle

    あっ、逃げた。

    これはひどいwwww…ここまで気持ちの悪い伊勢うどんの表現は見たことがありません。
    作家には「取材」ということも必要でして。通販ででも伊勢うどんを買ってくれたなら取材費ぐらい出しましたのに。(事後ならなんとでも言える)

    Re: 野津征亨さん

    そういやあ最近、読んでないなあ近代麻雀。鷲頭麻雀はいくところまでいっちゃった感があるからなあ。一時期のアニメ版ドラゴンボールZみたいな感じ(笑)

    もう「現金の城炎上 → アカギ勝利」でよかったような気がします(^^;)

    100000hit!?
    気づきませんでした…(汗)

    もっと早くお邪魔していれば、わたしもリクの権利を毟り取れていたかもしれないのにギリギリ
    主に赤南とか赤南とか赤南とか(連呼してすみません)

    ともあれ、遅ればせながら、おめでとうございました!
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