映画の感想

    「ビューティフル・マインド」見る

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     今月の「ブログDEロードショー」、お題は「泣ける映画」をリストの中から選んで見る、ということで、図書館に置いてあった「ビューティフル・マインド」にしてみたのだが。

     いやさ、だいたいのあらすじは知ってたんだけどさ……。

     怖いよ! 似たような病気を持つ人間には本当に怖いよ!(^^;)

     主人公のジョン・ナッシュの行動、いちいち思い当たるよ!(^^;)

     焼きそばだよ!(違)


     ネタバレになるけれど、主人公が妄想に陥っていく過程が、リアルな現実と見分けがつかずに進行するのがなんとも怖い。特にある登場人物(?)の配置はうますぎる。序盤はミスキャストじゃないかと思っていたけれど、狙いに狙ったものだと分かり、もう監督にはお見それしましたというしかない。

     しかしわからんのは、わたしは見ていなかったが、公開当時、これをリハビリ施設のビデオ鑑賞で流したスタッフは何を考えていたんだろう、ということだ。妄想にあっても人間はやり直せる、ということなのだろうが、勇気づけされるより自分のアイデンティティのほうが信用できなくなる恐怖のほうが強いと思うよ!

     とりあえずこれからも薬は真面目に飲みますわたし。

     ちなみにナッシュが受けていた治療は「インシュリンショック療法」といって、インシュリンを身体に大量に注射することによって低血糖を引き起こし、それが頭脳に与えるショックで患者を治療するという、よく考えるとはなはだ乱暴なものであります。精神安定剤であるクロルプロマジンが開発される前は、電気痙攣療法と並んで、精神病治療のスタンダードでした。この療法が廃れたのは、インシュリンを「適量」注射するのが難しく、熟練医がやらないと、低血糖が行き過ぎて死んでしまうことがしばしばあったからであります(実話)。 病院へ行くのが嫌になる気持ちもわかるというものであります。

     ジェニファー・コネリーも、アカデミー助演女優賞が納得できる熱演ぶりでありました。いったいあの人いくつだよ!(笑)

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    ~ Comment ~

    Re: miriさん

    あらすじ以外はほとんど知識なしで見ましたので、最初は、「監督なんでこんなミスキャストするのかなあ」と思っていました。子供が出てきてからは完全にダマされました。

    うまいですねほんと。それだけに真相が怖いです。

    アシモフ博士の雑学エッセイによれば、アメリカの国防長官に、「イスラエルのスパイが自分のことを探っているらしい」といい始め、病院に入院し、入院先の病室から飛び降りて、われとわが命を絶ってからかなり経ったあと、「ほんとにイスラエルはスパイを派遣してその長官の動向を探っていた」ということが明らかになったシャレにならない気の毒な人がいたそうであります。

    国防って怖いですね(^^;)

    こんばんは☆

    こちらの記事をチラッと見て、そういえば再見したいな~と思ったら、たまたまオンエアしたので見ました☆
    5年ぶりでしたが、ほとんど覚えていた通りで、筋を追っていったような感じでした☆
    それで今回こちらの記事をちゃんと読ませて頂きました!

    >特にある登場人物(?)の配置はうますぎる。

    これこれ、再見なのでこの人物について最初からそういう目で見て、他の人物達との関わりのない事や色々と計算されつくしていて、監督さん凄かったです☆ うまいです!

    実話ではない点が初見時はショックだったのですが、今回はフィクションに近いと思って見たので大丈夫でした。

    再見できてコメント書かせて頂き、ポールさんのお陰です、有難うございました♪


    .

    Re: 宵乃さん

    ちなみに電気痙攣療法はまだ現役。

    苦痛を感じないように麻酔をかけてから行います。

    抗精神病薬がききにくい人なんかに使われます。

    即効性があるけれど長時間持続しないのが難点。

    NoTitle

    現実と妄想の区別がつかなくなるのを映像で見事に表現してましたよね。
    細かいところは忘れてしまいましたが、とても丁寧に描かれた作品だったことは覚えています。
    いつか再見したら、ポールさんが配置に感心したという人物に注目したいと思います。

    >インシュリンショック療法

    これは恐ろしい…(ブルブル)
    昔の精神病院はマジで実験場すぎて怖いです。

    今回もご参加ありがとうございました♪
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