ウォーゲーム歴史秘話
「シュリーフェン・プラン」をソロプレイ
このところ私生活でイライラすることばかりなので、パーッと進んでパーッと終わるスカッとするボードゲームをやって発散することにする。まさか興味本位で手を出したCD&D(クラシック・ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)というTRPGが、あそこまでプレイヤーを零細企業の主のような気分にさせるものだったとは……ここでゲームを放り出したら、領民10000家族がそろって路頭に迷って寒空の下にフロストジャイアントどものエサになってしまうのだ! 武器を手配して兵糧を手配して民兵を訓練して厳しい冬に備えなければならない! 頭が痛いよほんと。責任感の強い人間でないとやってられないゲームだ。現実生活でもクレジットカード作って英語版のルールをダウンロードしたほうがよさそうである。英語なんて弱いしクレジットカードを作れるような身分でもないが、英文ルールをダウンロードするとフルセットでも3000円しないのに対し、和訳の中古品を買うと、必要分だけでも15000円かもしくはそれ以上かかってしまうのだから。とほほ。
というわけで、押し入れからこの前リプレイにも上げた、季刊タクテクス最終号の傑作ゲーム「シュリーフェン・プラン」をソロプレイ。ソロプレイというのは、攻撃側と防御側をひとりでやってみて、ゲームの理解とか、作戦研究とか、ヒマツブシとかをすることである。プレイに当たっては、どちら側の陣営に肩入れするとかではなく、双方ともに最善を尽くすのはもちろんである。
では、あなたを1914年8月のベルギー地方へ……。
植民地利権の衝突をめぐる列強同士の勢力争いは、かねてから予定されていたかのごとく、ヨーロッパでの軍事衝突という形になって現れた。
ドイツ帝国は隠密裏に軍勢をドイツとベルギーの国境線付近に集結させた。中立国ベルギーを蹂躙し、フランス軍のもろい側面を突き、一か月でパリを陥落させるという大作戦を実行しようというのだ。

8月2日、ドイツ軍はベルギーの国境に殺到した。「シュリーフェン・プラン」の始まりである。
1ターン目
ドイツ軍(灰色のコマ)は定石通りの、第6軍と第7軍をばらしてアルデンヌ方面のフランス軍を拘束し、残りの全軍でベルギー軍と、フランス第5軍を攻撃する作戦に出た。配置は極端な前進配置を取ることにした。もっとも、前進配置したところで、たかだか1へクスぶんでしかないので、単に移動力が余るだけではないかと思えたのだが。
フランス軍(青色のコマ)はやりようがない。形だけでも要塞にこもり、ドイツ軍にプレッシャーをかけるぐらいである。ベルギー軍(緑色のコマ)はリエージュと国境に全軍を配置するやり方もあるが、第一ターンに全軍が撃破されてもしかたがないので、第1軍をブリュッセルに配置し、ドイツ軍の鉄道移動の妨害と、英軍(赤色のコマ)との連携を考えることにした。また、フランス第5軍は二分し、1ユニットを後方に配置した。もしうまくして第一ターンのドイツ軍の攻撃に耐えることができたら、第二ターンにフリーで動ける可能性が出てくるからだ。このゲームでは、もし敵と隣接してしまったら、戦闘結果以外にそれから脱出する方法がない。ドイツ軍にほとんどが拘束されることがわかりきっている連合軍側としては、フリーで動けるユニットが4個か3個か2個かというのは切実な問題なのである。
さて、リエージュの戦闘であるが、ダイスを振っての戦闘結果は「De」。防御側全滅である。まあこれはいたしかたない。あまりにも彼我の戦力差が大きすぎるのだ。
ルクセンブルク後方のベルギー軍も戦闘結果「De」。まあ想定の範囲内であるが、ベルギー軍の前線部隊が完全に壊滅してしまったのは連合軍側としてはつらい。
フランス第5軍に対する攻撃。戦闘結果は「D1」。防御側1損害である。1へクス後退するか、1ユニットを除去するか防御側は選べるが、この状況で除去はあり得ない選択だ。川の後ろに後退する。
移動と戦闘の結果。

ドイツ軍はこのターンは、側面などにかまわなくてよい。なぜならこのターンは、連合軍は移動も攻撃もまったくできないからだ。
8月3日 ドイツ軍の攻撃でリエージュ陥落
8月4日 ドイツ軍、ベルギー軍第2軍を壊滅させる
8月5日 フランス第5軍、ドイツ軍の攻撃の前に混乱し後退
第2ターン
ドイツ軍はベルギー軍の立てこもるブリュッセルを攻撃。ドイツ第5軍は、フランス第5軍の足を止める。合間を埋めるように、ドイツ第3軍と第4軍が展開。第3軍と第4軍は遊兵(何もしていない軍事力)になってしまった形だが、移動力が足りないのだから仕方がない。戦闘のサイコロの結果は「EX」相互損害である。ドイツ軍にとっても連合軍にとっても痛い結果だ。
ブリュッセルの戦いにおいて、ベルギー軍は勇猛果敢な抵抗を示し、2倍以上の戦力であるドイツ第2軍の1ユニットを道連れに玉砕。連合軍総司令官のジャン・ポール・ポルナレフ元帥は以下のように発言した。「今のおれには悲しみで泣いている時間なんかないぜ」
その通りである。ベルギー軍という足止めが完全になくなった現在、フランス北部を守れるのは、フリーで動けるフランス第4軍と、英軍のユニットだけ。とにかく鉄道をふさがなくてはならない。ソンム川の後方で戦線を引くという方法もあったが、それではあまりにも消極的すぎる、と、拘束されたとはいえまだ無傷のフランス第5軍と連携して戦線を構築した。
8月6日 ブリュッセル攻防戦開始
8月7日 ブリュッセル落城。ベルギー軍玉砕。
8月8日 英仏軍、最終防衛ラインを構築
第3ターン
ドイツ軍は今のところ、損害を出したとはいえ、完全にイニシアチブを握っている。フランス第4軍か、英軍を除去すれば、パリまで鉄道が通るのだ。裏を返せば、もしここでどちらのユニットも除去できなければ、次のターンから出てくるフランス軍増援が、パリの前面に防衛ラインを張ることができる。
ドイツ軍は英軍ユニットを攻撃。結果「D2」。防御側2損害。英軍は撤退するしかない。できるだけ戦線を広げられるように後退する。同様に、ドイツ軍はフランス第4軍を攻撃する。結果「Ex」。フランス第4軍は勇戦敢闘し、ドイツ第3軍を道連れに、壮烈なる玉砕を遂げた。
「うそだ……第4軍を……殺したなどと……ウソをつくなああああああーーーッ!」(連合軍総司令官ジャン・ポール・ポルナレフ元帥)
ウソではない。
「ドイツ軍はレコード盤上の針のようにレールを追いながら
正確に次のターンの移動フェイズでこのパリのところに突っ込んでくるだろうッ!
(そこで問題だ!このユニットの数でどうやってあの攻撃をかわすか?)
《3択-ひとつだけ選びなさい》
答え1:ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく
答え2:援軍がきて助けてくれる
答え3:かわせない。現実は非情である」
答え3 答え3 答え3

ということでゲーム終了。ドイツ軍のパリへの侵入を防ぐことが不可能になってドイツ軍のサドンデス勝利になった。
わずか3ターンの攻防であった。
いや、わたしもさんざん作戦級と呼ばれているゲームをやってきたが、
「ルール通りにゲームをして15分でケリがついてしまったゲーム」
というのは初めてである。
フランス軍敗戦の弁
やつを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『ドイツ軍は第1ターンにリエージュにいたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかパリにいた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
というわけで、押し入れからこの前リプレイにも上げた、季刊タクテクス最終号の傑作ゲーム「シュリーフェン・プラン」をソロプレイ。ソロプレイというのは、攻撃側と防御側をひとりでやってみて、ゲームの理解とか、作戦研究とか、ヒマツブシとかをすることである。プレイに当たっては、どちら側の陣営に肩入れするとかではなく、双方ともに最善を尽くすのはもちろんである。
では、あなたを1914年8月のベルギー地方へ……。
植民地利権の衝突をめぐる列強同士の勢力争いは、かねてから予定されていたかのごとく、ヨーロッパでの軍事衝突という形になって現れた。
ドイツ帝国は隠密裏に軍勢をドイツとベルギーの国境線付近に集結させた。中立国ベルギーを蹂躙し、フランス軍のもろい側面を突き、一か月でパリを陥落させるという大作戦を実行しようというのだ。

8月2日、ドイツ軍はベルギーの国境に殺到した。「シュリーフェン・プラン」の始まりである。
1ターン目
ドイツ軍(灰色のコマ)は定石通りの、第6軍と第7軍をばらしてアルデンヌ方面のフランス軍を拘束し、残りの全軍でベルギー軍と、フランス第5軍を攻撃する作戦に出た。配置は極端な前進配置を取ることにした。もっとも、前進配置したところで、たかだか1へクスぶんでしかないので、単に移動力が余るだけではないかと思えたのだが。
フランス軍(青色のコマ)はやりようがない。形だけでも要塞にこもり、ドイツ軍にプレッシャーをかけるぐらいである。ベルギー軍(緑色のコマ)はリエージュと国境に全軍を配置するやり方もあるが、第一ターンに全軍が撃破されてもしかたがないので、第1軍をブリュッセルに配置し、ドイツ軍の鉄道移動の妨害と、英軍(赤色のコマ)との連携を考えることにした。また、フランス第5軍は二分し、1ユニットを後方に配置した。もしうまくして第一ターンのドイツ軍の攻撃に耐えることができたら、第二ターンにフリーで動ける可能性が出てくるからだ。このゲームでは、もし敵と隣接してしまったら、戦闘結果以外にそれから脱出する方法がない。ドイツ軍にほとんどが拘束されることがわかりきっている連合軍側としては、フリーで動けるユニットが4個か3個か2個かというのは切実な問題なのである。
さて、リエージュの戦闘であるが、ダイスを振っての戦闘結果は「De」。防御側全滅である。まあこれはいたしかたない。あまりにも彼我の戦力差が大きすぎるのだ。
ルクセンブルク後方のベルギー軍も戦闘結果「De」。まあ想定の範囲内であるが、ベルギー軍の前線部隊が完全に壊滅してしまったのは連合軍側としてはつらい。
フランス第5軍に対する攻撃。戦闘結果は「D1」。防御側1損害である。1へクス後退するか、1ユニットを除去するか防御側は選べるが、この状況で除去はあり得ない選択だ。川の後ろに後退する。
移動と戦闘の結果。

ドイツ軍はこのターンは、側面などにかまわなくてよい。なぜならこのターンは、連合軍は移動も攻撃もまったくできないからだ。
8月3日 ドイツ軍の攻撃でリエージュ陥落
8月4日 ドイツ軍、ベルギー軍第2軍を壊滅させる
8月5日 フランス第5軍、ドイツ軍の攻撃の前に混乱し後退
第2ターン
ドイツ軍はベルギー軍の立てこもるブリュッセルを攻撃。ドイツ第5軍は、フランス第5軍の足を止める。合間を埋めるように、ドイツ第3軍と第4軍が展開。第3軍と第4軍は遊兵(何もしていない軍事力)になってしまった形だが、移動力が足りないのだから仕方がない。戦闘のサイコロの結果は「EX」相互損害である。ドイツ軍にとっても連合軍にとっても痛い結果だ。
ブリュッセルの戦いにおいて、ベルギー軍は勇猛果敢な抵抗を示し、2倍以上の戦力であるドイツ第2軍の1ユニットを道連れに玉砕。連合軍総司令官のジャン・ポール・ポルナレフ元帥は以下のように発言した。「今のおれには悲しみで泣いている時間なんかないぜ」
その通りである。ベルギー軍という足止めが完全になくなった現在、フランス北部を守れるのは、フリーで動けるフランス第4軍と、英軍のユニットだけ。とにかく鉄道をふさがなくてはならない。ソンム川の後方で戦線を引くという方法もあったが、それではあまりにも消極的すぎる、と、拘束されたとはいえまだ無傷のフランス第5軍と連携して戦線を構築した。
8月6日 ブリュッセル攻防戦開始
8月7日 ブリュッセル落城。ベルギー軍玉砕。
8月8日 英仏軍、最終防衛ラインを構築
第3ターン
ドイツ軍は今のところ、損害を出したとはいえ、完全にイニシアチブを握っている。フランス第4軍か、英軍を除去すれば、パリまで鉄道が通るのだ。裏を返せば、もしここでどちらのユニットも除去できなければ、次のターンから出てくるフランス軍増援が、パリの前面に防衛ラインを張ることができる。
ドイツ軍は英軍ユニットを攻撃。結果「D2」。防御側2損害。英軍は撤退するしかない。できるだけ戦線を広げられるように後退する。同様に、ドイツ軍はフランス第4軍を攻撃する。結果「Ex」。フランス第4軍は勇戦敢闘し、ドイツ第3軍を道連れに、壮烈なる玉砕を遂げた。
「うそだ……第4軍を……殺したなどと……ウソをつくなああああああーーーッ!」(連合軍総司令官ジャン・ポール・ポルナレフ元帥)
ウソではない。
「ドイツ軍はレコード盤上の針のようにレールを追いながら
正確に次のターンの移動フェイズでこのパリのところに突っ込んでくるだろうッ!
(そこで問題だ!このユニットの数でどうやってあの攻撃をかわすか?)
《3択-ひとつだけ選びなさい》
答え1:ハンサムのポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく
答え2:援軍がきて助けてくれる
答え3:かわせない。現実は非情である」
答え3 答え3 答え3

ということでゲーム終了。ドイツ軍のパリへの侵入を防ぐことが不可能になってドイツ軍のサドンデス勝利になった。
わずか3ターンの攻防であった。
いや、わたしもさんざん作戦級と呼ばれているゲームをやってきたが、
「ルール通りにゲームをして15分でケリがついてしまったゲーム」
というのは初めてである。
フランス軍敗戦の弁
やつを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
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|l、{ j} /,,ィ//| 『ドイツ軍は第1ターンにリエージュにいたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかパリにいた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
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|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
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Re: ECMさん
>史実通りに
なってないなってない(笑)
これ、「第一次世界大戦」のゲームですよ(笑) まだマジノ線なんて存在すらしてません(笑)
シュリーフェン・プランが成功していたら、歴史が変わってしまいますがな(笑)
普通はここまで行く間に、あとひとつくらいはユニットが生き残って、もう一ターンドイツ軍に足止めをかけ、フランス軍の援軍が間一髪間に合うようになって、史実通りにパリはぎりぎりで守られる、というバランスになっているんです。
今回はフランス軍の防衛線の引き方に問題があったようですから、そこらへんをもうちょっと考えてみます。(^^)
なってないなってない(笑)
これ、「第一次世界大戦」のゲームですよ(笑) まだマジノ線なんて存在すらしてません(笑)
シュリーフェン・プランが成功していたら、歴史が変わってしまいますがな(笑)
普通はここまで行く間に、あとひとつくらいはユニットが生き残って、もう一ターンドイツ軍に足止めをかけ、フランス軍の援軍が間一髪間に合うようになって、史実通りにパリはぎりぎりで守られる、というバランスになっているんです。
今回はフランス軍の防衛線の引き方に問題があったようですから、そこらへんをもうちょっと考えてみます。(^^)
Re: ダメ子さん
そういう話はほんの20年前腐るほどよく出ていたんです。
ほら、ダメ子さんも幼い頃に本屋でよく見たでしょう。
「仮想戦記 大逆転! 連合艦隊○○作戦」
「シミュレーション戦記 大勝利! 超日本軍対○○将軍」
「IF戦記 超戦艦大日本 雄渾○○決戦!」
……とか。
あまりにたくさん出たんで古本屋も腐ると困るので捨ててしまって、いまではけっこう高値がついているとかいないとか……(笑)
(タイトルはすべてテキトーに思いついた奴です(笑))
ほら、ダメ子さんも幼い頃に本屋でよく見たでしょう。
「仮想戦記 大逆転! 連合艦隊○○作戦」
「シミュレーション戦記 大勝利! 超日本軍対○○将軍」
「IF戦記 超戦艦大日本 雄渾○○決戦!」
……とか。
あまりにたくさん出たんで古本屋も腐ると困るので捨ててしまって、いまではけっこう高値がついているとかいないとか……(笑)
(タイトルはすべてテキトーに思いついた奴です(笑))
Re: 椿さん
AFF第二版ももうすぐ発売ですし、頭痛が治りましたらまたゲームしたいですね。
ドイツ軍3ターン勝利は、ほんと運の賜物です。連合軍は少し消極的でありすぎたかもしれません。リエージュに籠城していれば少しは違ったかもしれませんね。
ドイツ軍3ターン勝利は、ほんと運の賜物です。連合軍は少し消極的でありすぎたかもしれません。リエージュに籠城していれば少しは違ったかもしれませんね。
NoTitle
拝見させていただきました。
月刊の方は別売ユニットを購入すれ自作の必要が無かったので結構やったのですが、隔月・季刊T誌の付録ゲームは初期の「シェルブール」「ドイッチュラント・・・」位しかプレイ経験が無かったので、興味深かったです。
月刊の方は別売ユニットを購入すれ自作の必要が無かったので結構やったのですが、隔月・季刊T誌の付録ゲームは初期の「シェルブール」「ドイッチュラント・・・」位しかプレイ経験が無かったので、興味深かったです。
NoTitle
まあマジノ要塞は、ベルギー国境やアルデンヌの森になかったからねぇ。
ほぼ史実通りになりましたなぁ。
ほぼ史実通りになりましたなぁ。
NoTitle
CD&D、なかなか奥が深そうですね。TRPG復帰したいなあ……頭痛が治ればなあ……
ドイツ軍3ターン勝利、すごい。
ここまでダイスが偏ると天の采配という感じですね。
ドイツ軍3ターン勝利、すごい。
ここまでダイスが偏ると天の采配という感じですね。
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Re: マイケルさん
季刊タクテクスのゲーム、死蔵しているのがもったいなくて、ユニットを自作してゲームしてみましたが、何とか気軽に遊べるのはこのゲームくらいですね。
慣れると長くても一時間程度で、しかもコマもどんどん吹き飛ぶので、楽しいゲームですよ。マイナーテーマではありますが、このゲームは、コマンドマガジンとかでリニューアルのうえ再録してほしいものですね。隠れた傑作です。