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    東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎週土曜日更新)

    日本ミステリ77位 さらばアフリカの女王 森詠

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     中学生のとき、たまたまつけたNHK「青春アドベンチャー」でラジオドラマ版がかかっていたのを聴いたのが最初。その時は、面白いけどご都合主義もいいところのドラマだな、としか思わなかった。次に小説を入手して読んだのが高校生の時で、そのときは、なんかちょっと暗い話じゃない? と思った。あまり感心もしなかった。それよりは、質量ともにものすごい「燃える波濤」のほうにのめり込んでいた。あれから25年ぶりに再読である。はたして面白いかどうか。

     読んで思った。明朗で快活な冒険活劇である。なんだよこれ、陰気なところなんてどこにもないじゃないか、というくらいに敵も味方も魅力的で、ものごとは快調に進んでいく。爽快で痛快。いや、いいもの読ませていただきました。

     なんといってもこの小説のMVPは、戦前生まれのいい年をした飛行機であるダグラスDC-3ダコタ機の「キャサリン」と、2000カラットのダイヤの原石「アフリカの女王」だろう。いずれも、登場人物よりも魅力的に描かれている。もちろん、元ネタはハンフリー・ボガートとキャサリン・ヘプバーンが主演の冒険映画の古典、『アフリカの女王』だ。映画の方では、ダコタよりもおんぼろな老朽貨物船「アフリカの女王」号と、それに乗り込んで大冒険をすることになるいい年をしたオールドミス役のキャサリン・ヘプバーンがたいへんに魅力的に撮られていたが、この本の「キャサリン」と「アフリカの女王」も、なかなかにかわいくて、男という男はみんなメロメロになってしまうのである。

     なんでこんな面白い本を暗いなどと思ってしまったのか自分でもよくわからないのだが、たぶん大学に入ってから読んだ谷恒生の「喜望峰」あたりと記憶がごっちゃになってしまっている点があるのだろう。両方の小説のショッキングなところばかりが記憶に残っていたに違いない。

     まあそんなことはどうでもいいのであって、この「さらばアフリカの女王」は、作者が「冒険小説」というジャンルに嬉々として挑戦していることが伝わってきて、読んでいる方としても実に楽しい時間を過ごすことができる傑作冒険小説である。離着陸のときに車輪が出ているかについて、まさに操縦しているパイロットふたりが小銭を賭けてギャンブルをしなければならないような老朽機のキャサリンに乗って、「宇宙飛行士訓練に最適」「まさに空飛ぶ洗濯機」ともいうようなぐらぐら揺れるフライトを楽しむのはいかがであろうか。描かれているアフリカの情景は、詩人が見てきたものをそのまま切りとって来たかのように美しいのでモトは取れる。ときどき操縦パネルを平手で殴らなければ接触不良を起こして異常飛行する、なんて細かいことはご愛敬ということでさあ……。
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    ~ Comment ~

    Re: 夜ひゃくら見物さん

    エルロイは「ブラック・ダリア」読んで合わなかったのでそれ以来読んでないなあ。ケッチャムも名前くらいしか知らぬ。

    なにせわたしはマニアではないものでそんなに読んでは……(^^;ゞ

    NoTitle

    >早川のポケミスだから、高いのよね……
    うーん…。
    それは致命的…(>_<)

    ていうか、こうしておススメを見て、アマゾンや読書感想サイトを見ていると、自分で自分の好みが明確になってきますね。
    あー、これはちょっと合わなそうだなー、とか。これは面白そうかも、とか。
    あー、オレはハードボイルドといっても、ちょっとウェットなのを好むのかもしれないなーと思ったんですけど、そういう意味じゃブリッツさんって、ウェットな要素を全然好まない、みたいなイメージがあるけど?('ω')ノ
    ハードボイルドといえば、ブリッツさんはエルロイとかケッチャムはどうなの?
    私、エルロイは昔なにかを読んで、これは合わないなーとそれっきり。ケッチャムにいたっては、これはマジ読めないってそれっきりなんだけど。
    ていうか、どっちもハードボイルドからはちょっとはずれるのかな?
    • #20034 夜ひゃくら見物 
    • URL 
    • 2019.04/07 16:54 
    •  ▲EntryTop 

    Re: 菜の花や ひゃくは東に 日は西に(爆)さん

    ハードボイルド好きならグリーンリーフの私立探偵ジョン・タナーシリーズは読まなきゃダメ。リューインのファンなら、絶対面白いと思う。とはいっても、早川のポケミスだから、高いのよね……。

    悪党パーカーはいいぞ。『人狩り』なんて大好き。途中に長いこと沈黙をはさんで、「悪党パーカー/エンジェル」で再登場して、まったく当時のままで戻ってきた時には嬉しかったのと半分、「お前いったい何歳だよ」と日本中のパーカーファンがツッコんだ(笑) (作者のウェストレイク曰く「パーカーはこの沈黙の期間、刑務所で長期刑に服役したのではないかとすら思えてくる」) ウェストレイクが死んじゃったので、もうこれ以上、パーカーの悪党ぶりを見ることができないのが残念。あんなシリーズ、もう出ないだろうな。

    NoTitle

    >「悪党パーカー」シリーズ
    あー、聞いたことある!
    でも読んだことない(^^;
    ふーん。そういう話だったんだ。
    うん。面白そうかも。

    >ジョー・ゴアズ
    あー、その人も名前だけは知ってる。
    でも読んだことないなー。
    え?「ハメット」?
    あ、それは読んだ。
    そうか。「ハメット」はそのジョー・ゴアズだったんだ(^^;

    >カート・キャノン(エド・マクベインの別PN)「酔いどれ探偵街を行く」は必読
    その「酔いどれ探偵」はタイトルだけは見たことありますね。
    ていうか、エド・マクベインだったんだ。
    ただ、エド・マクベインは、昔読み始めて、合わなくてやめっちゃったことがあるなぁ…(^^;

    >スティーブン・グリーンリーフ
    えー、それは全然知らない。
    ちなみにここでブリッツさんが言ってる「ネオ・ハードボイルド」っていつ書かれたモノを言ってるんです?
    「ネオ・ハードボイルド」って、イメージとしては80年代後半から90年代くらいヤツって思ってたんですけど。
    あ、ていうか、日本で翻訳が出たのがそれくらいだから、書かれたのはもっと前なのかな?

    >テリー・ホワイト「真夜中の相棒」
    テリー・ホワイトは好きでした。
    当時、出てたものは全部(といっても5、6冊だったかな?)読みましたね。
    私は「真夜中の相棒」より、「木曜日の子供」や「コワルスキー」の方が好きだったような記憶があります。

    >マイケル・ナーヴァ「ヘンリー・リオス・シリーズ」
    それは全く知らなかったです。
    あとでアマゾンを見てみます。

    >読んで新たな世界に目覚めたとしても
    それは100%ないと言っておきましょう( 一一)
    その点、私は完全にノーマルですね。
    女物のパンツをかぶったことはありますけど、男物は死んだってイヤです。触りたくもない!
    ていうか、見たくもない!(爆)

    それはともかく、いろいろ教えていただきありがとうござました(^^)/
    • #20012 菜の花や ひゃくは東に 日は西に(爆) 
    • URL 
    • 2019.03/31 16:42 
    •  ▲EntryTop 

    Re: ひゃくりょう島~ひゃくの鳴く夜は怖ろしいさん

    私立探偵小説としての狭義のハードボイルドからは外れますが、徹底したプロの犯罪者が主人公の、リチャード・スターク(ドナルド・E・ウェストレイクの別PN)「悪党パーカー」シリーズをおすすめします。このパーカーというやつがすごいやつで、沈着冷静で仕事の際の殺人はおろか、役に立たないと見たらともに仕事をした仲間でも容赦なく撃つモノホンの悪党なのです。「悪事は引き合う」ことを主張する犯罪小説の「古典」ですね。アメリカの刑務所では、このシリーズを「暗唱」する語り部みたいな存在がたまにいて、今も人気は衰えていないそうであります。

    私立探偵小説では、ジョー・ゴアズなんていいですよ。「DKA探偵事務所」シリーズなんて最高ですな。長編が4冊邦訳されていますが、短編集「ダン・カーニー探偵事務所」のほうが面白いです。ウェストレイクと「悪党パーカー」シリーズの大ファンで、ウェストレイクと意気投合、自分の小説と「悪党パーカー」のコラボなんてやって喜んでいる人でもあります。ほかに、スピード感あふれる「マンハンター」や、ピンカートン探偵社時代のハメットを主人公にした「ハメット」なんかも面白いですな。

    古典としては、御三家以外では、この企画でもUPした、カート・キャノン(エド・マクベインの別PN)「酔いどれ探偵街を行く」は必読。

    ネオ・ハードボイルド派ではスティーブン・グリーンリーフを忘れちゃいけません。私立探偵ジョン・タナーのシリーズはすべて邦訳されてますが、最高傑作は「匿名原稿」でしょうね。

    普通のハードボイルドはちょっと……、というのなら、畏友limeさんが大絶賛したテリー・ホワイト「真夜中の相棒」、とマイケル・ナーヴァ「ヘンリー・リオス・シリーズ」はどうでしょう。読んで新たな世界に目覚めたとしてもわたしは知りませんが、幸運を祈る、といっておきましょう。

    NoTitle

    >堕ちる天使
    あ、それは好きです。映画も小説も(^^)/
    ニューオーリンズっていうのがいいんですよね。
    それだけでゾクゾクしちゃう。
    ニューオーリンズが舞台のミステリー小説(ホラーでもいい!)、もっと読みたい!

    >髑髏島の惨劇
    おー、なんと!
    今日は不思議なくらい趣味が合いますね。卒業式シーズンだから?(爆)
    スプラッター映画は苦手なんですけど、これは好きでした。
    うっわー、痛そ…、なんてニヤニヤ読んだっけ(^^ゞ
    マイケル・スレイド(マイクルでしたっけ?)は、その後数冊出ましたけどどうなんです?
    何度も何度も読もうと思っちゃ、ま、いいか、とやめちゃうんですよねー。

    珍しく趣味が合ったところで教えてほしいんですけど、ハードボイルドだったら、ブリッツさんはどのあたりが好きなんですか?
    ちなみに、私はチャンドラーやハメットといった古典は読んでないんですけど、90年代前半に文庫の新刊として出たヤツを多少読んだくらいだと思います。
    コナリ―とか、サム・リーヴスとか、ジェイムズ・クラムリー、マイケル・Z・リューインなんかも読んだかな?
    系統だって読んでいたわけではなく、本屋で目についたものを読んでいたんで。上を見ると、見事に扶桑社ミステリーとハヤカワから出ていたものばっかりですよね(^^ゞ

    ていうか、ブリッツさんと違って、海外物をよく読むようになったのは私はその頃からだったんで。今それらを読んで面白いのかどうかはわかりませんけど。でも、当時は楽しく読んでいたよーな?
    てことで、よかったらブリッツさんのおススメ、あるいはブリッツさんが好きなヤツを教えてくださいませ。
    • #19992 ひゃくりょう島~ひゃくの鳴く夜は怖ろしい 
    • URL 
    • 2019.03/24 16:49 
    •  ▲EntryTop 

    Re: 八つひゃく村さん

    ほんとにオカルト話が好きなら、じゃあヒョーツバーグの「堕ちる天使」なんてどうかなあ。もっともあれはハードボイルドですけど。「エンジェル・ハート」って映画にもなってましたな。

    スプラッタが好きならばマイクル・スレイドに「髑髏島の惨劇」って怪作があります。誰がどこから見てもトンデモ作品なのに発売当時の「このミス」でベスト10に入っちゃった曰く付きの作品(笑) わたしは嫌いじゃなかったり(笑) いちおうサプライズ・エンディングだ!(笑)

    NoTitle

    いやー、ポール・アルテ。
    ブリッツ大先生にせっかくおススメしてもらったんですけど、ちょっと合わなかったみたい。
    どーもすみませんm(__)m

    『第四の扉』というのを読んだんですけど、ちょっと「本格物」すぎちゃって。登場人物の行動とか、正直よくわからなかったんですよねぇ…。
    他の人はどんな感想なんだろ?とネット見ていたら、なんとブリッツさんが他の人のブログにコメントを書いてあるのを見つけちゃいましたよ(^^)
    「なにか面白いのを読みたいけど深刻なのはイヤって時に、アルテの作り物らしさプラスになる」というのを見て、なるほどなーと。
    つまり、ブリッツさんのように「本格物」を親しんできた人の感覚と、私のようにどっちかと言えば本格物ぎらいの人の感覚での感想の違いということなのかなーと。

    いや、せっかくおススメいただいたのにこんな感想で申し訳ないですけど、よかったらまたいろいろ教えてください(^^)/

    あと、ふと思ったんですけど、なんで「本格物」って怪奇要素が入るものが多いんです?
    合理的な解決を楽しむのが本格物のファンだという気がするわけで、なら変な怪奇趣味とかなくてもいいような気がするんだけど…!?
    ほら、この手の怪奇趣味が入った「本格物」のネットでレビューを書く人によくいるじゃないですか。
    「僕は/わたしはこの手のオカルトを信じない人間だ」と、“いちいち”感想に付け加えなきゃいられない人(笑)
    ま、おバカな怪談オタクの私としては、それを見るたび、たぶんこの人は他人からオカルトを信じるようなバカと思われたくないんだろうなーと、ニヤニヤしながら読んじゃうわけなんですけどね(^^;
    ただ、それにしても本格ミステリーの怪奇趣向っていうのはなんでだろう?なんだかんだ言って、実は密かに好きなんじゃねーの?オバケw、なんて思った次第。

    Re: さいもん・ひゃーくの事件簿さん

    アルテを読むなら、オカルト趣味ということでは、「赤髯王の呪い」がいちばんかな。実質的なシリーズ第一作ですし。「赤い霧」もおすすめ。

    一時期やたらと邦訳されてたけど、今はよりマニアックな出版社に移りましたな。マニアしか買わなかったのかな(笑)

    NoTitle

    >人間はこれほどにまでわけのわからないことが書けるのだ、と勉強になります
    わけわかるか、わけわからんかどうかは別として、T書房というところからでている「実話怪談」の本を読むと、人間ってここまでバカになれるんだなーと勉強になります(^^;
    わけわからんと言えば、夢を文章にすれば必然的にわけわからなくなるんじゃない?

    『サイモン・アークの事件簿』読みました。
    面白かったんだけど、短かいからちょっと物足らなかったかな?
    やっぱり怪奇物は怪奇な雰囲気を味わいたいので(^^)/
    ていうか、読んでいて、なんか懐かしいんですよね。
    あれ、こんなの昔読んだ気がするけど…みたいな。
    たぶん、日本の作家が『サイモン・アーク』をお手本に書いていたってことなんでしょうね。
    そんなわけで、次はポール・アルテに行くことにしました。
    『屍』さんは読んでみたいんだけど、高い!(+_+)
    • #19956 さいもん・ひゃーくの事件簿 
    • URL 
    • 2019.03/10 16:10 
    •  ▲EntryTop 

    Re: ひゃくあられさん

    その他では、思考自体がオカルト、というか、なにをいってるんだかよくわからない、というレベルの小栗虫太郎「黒死館殺人事件」という恐るべき作品が青空文庫でただで読めるので読みましょう。人間はこれほどにまでわけのわからないことが書けるのだ、と勉強になります(笑)

    NoTitle

    >ホラーミステリ、怪奇ミステリ、オカルトミステリの世界へようこそ~w
    いろいろ教えてもらってありあっとやんした(^^♪
    「サイモン・アークの事件簿」は、アマゾンでそれとなーく見ていたんですけど、“オカルト”の文字になんとなーく敬遠してまして(←実はオカルト嫌いw)
    でも、ブリッツさんにおススメいただいたら、たちまち読みたくなってしまったってーから不思議なもんだ(笑)
    山口雅也も名前だけは知ってたけど、なぜか鼻もひっかけてなかったですね(^^;
    いやー、「生ける屍の死」。舞台も好みで、面白そーです。
    (古本がちと高いのが難点)
    ポール・アルテは、アマゾンで見てみたら、最近出て気になっていた本がまさにそれでした。これも読んでみたいなー。
    綾辻行人は、別に綾辻行人や「新本格」を目の敵にしているわけではないんだけど、世間的に「新本格」の旗頭なみたいなイメージになってるから、「新本格」(という言葉)嫌いの私としてはイマイチ読みたくないんですよねー(^^;
    いや、前に何冊か読んでるんですけどね。一昨年だったかに椿さんに「人形館」を勧められて読んだんですけど、あれは面白かったですもん。

    >現在は、なんでこんなに、というほどのカーの復刊ラッシュが続いてます
    最近の(?)ミステリー小説好き(新本格信望者)は、「私はこういう超常現象を信じないが…」と前置きし、自分はそういうおバカなことを信じていないお利口な人なのよと周りに言い訳した上で、その手のテイストを楽しむのが好きなんじゃないですかね?(^^ゞ

    いやー、すっごく参考になりました。
    また思いついたら教えてください(^^)/

    Re: 22ひゃく事件さん

    こういうキャラクターの設定は、世界にそれこそもういくらでもあるわけで、ハンソロとチューバッカが最初ではないし、まあ、「物語原型」というやつにいっちゃいますね。

    森詠は初期の冒険小説からポリティカル・フィクションに移ったのちも、いろいろな話を書いてますから、ぜひとも読んでみてください。

    怪奇ミステリといえば、たちどころに「入手難」「マニア向け」「厚い」という言葉が出て来るのでおすすめしにくいのですが、現在は、なんでこんなに、というほどのカーの復刊ラッシュが続いてますので、それを読むのが一番早いのですが、長編はとっかかりにはつらいかな、と思うので、ここはそんな時にもお勧めできるシリーズを。

    創元推理文庫の、E・D・ホック「サイモン・アークの事件簿」Ⅰ~Ⅴ。これさえ読めば、この世の怪奇現象とは一通り付き合えるうえに、読むとどれも仰天できるトリックが書かれている逸品ぞろい。文章も異様なほどに読みやすいので、ぜひご一読を~。

    あとは、綾辻行人でも、山口雅也でも、マニア好みにポール・アルテでも、好きな作家を読めばよろしい。ホラーミステリ、怪奇ミステリ、オカルトミステリの世界へようこそ~w

    Re: 面白半分さん

    面白いですよ。国際的陰謀が絡み合う中、主人公は助かるのか、「アフリカの女王」を手に入れるのは誰なのか、ハラハラドキドキの大冒険にページを繰る手が止まりません(^^)

    でもラジオドラマh脚色しすぎだったな(^^;)

    NoTitle

    『アフリカの女王』なんて、アフリカオタクとしてはそれだけで読んでみたいわけで、アマゾンを見て見たら「DC-3型機(愛機『キャサリン』号)と銘打った”運び屋”稼業を営む北一馬とヘンリーと愛犬ナヴィ」って、なにこれ、スターウォーズのハン・ソロとチュウイーくんの元ネタみたいな話なのかな?(笑)

    森詠って、名前だけは見たことがあったんですけど、こんな話も書いている人だったんですね。ふーん。
    「革命警察軍」なんて、今時タイトルだけでウケそうなのに、だぁ~れもレビュー書いてない。ていうか、なんでも感想がある読書メーターにすら感想ないなんてちょっとビックリ(^^;

    全然関係なくて申し訳ないですけど、ディクスン・カーみたいな怪奇ミステリー小説で面白そうなのあったら教えてもらえません?
    ていうか、ディクスン・カーみたいとか言って、ディクスン・カー読んだことないんですけどね(^^;

    NoTitle

    明朗で快活な冒険活劇ですか
    キャサリンも気になります。
    これは面白そうな物語ですね

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