東西ミステリーベスト100挑戦記(ミステリ感想・やや毎日更新)
海外ミステリ107位 ゴーリキー・パーク M・クルーズ・スミス
小学生の時に読んだ桜井一の名著「名探偵100人紳士録」に、この本と、その主人公レンコが紹介されていた。それ以来気になっていて、四半世紀前の高校生のみぎり、水戸の市立図書館でやたらと分厚いハードカバーを借りて読んだ。ものすごく暗い話だったと記憶している。ちなみにその記事で知ったもうひとつの名前が「ストリッチナヤ」で、大学に進んで下宿生活を始めたとき、まっさきに酒屋へ走って行って「CCCP」の刻印が打たれたやつを買ったものである。アルコール度数40%のウォッカだ。昔から、のりやすい人間だったらしい。
それ以来、ずいぶんとひさしぶりの再読である。果たして人生経験(というほどのこともないが)を積んでからこの本を読むとどうであろうか? 楽しみではあったが怖くもあった。
……で、読んだわけだが。こんな大人向けの暗いミステリ、前途に希望を持ってるような高校生のガキが読んではいかん。こんな本を読むと抑鬱症を発症し、人間不信もはなはだしいひどい根暗人間になってしまうぞ。それほどまでに、冒頭、モスクワのゴーリキー公園で三人の惨殺死体が発見されるショッキングなシーンから、結末の雪中のシーンに至るまでの、死体がごろごろ出てくる、主人公であるソビエト連邦人民警察主任捜査官アルカージ・ワシレヴィッチ・レンコの転落行はすさまじい。書かれたのは1981年、まだソ連が健在で、冷戦ど真ん中という時代である。そんな中で、ロシアを舞台に、血の通った人間としてロシア人捜査官を描き、リアルな警察小説を書くというのがどれほど困難なことであったか、作者のマーティン・クルーズ・スミスも、彼に協力した亡命ロシア人などの情報提供者たちも、よほどの生命知らずであったとしか思えない。
ページを繰っても繰っても重苦しい裏切りと陰謀の連続で、死体が山のように増えていくが、プロット自体は堅牢で、真相も「なにもここまで」というような強烈なものが用意されている。そんな息が詰まるような空気に慣れてしまったせいか、結末でレンコがとった行動は、あまりにも救いがないものなのに、読んでいると妙な清涼感と感慨を覚えてしまうのだ。
ここまで書いたように、この小説は救いのない未来を予感させる、ある意味「美しい」結末を迎えるのだが、まさか大学在学中に、「続編」が読めるとは全く思わなかった。転落の果てに人民警察の職も社会的身分も党の信頼も何もかも失ったレンコは、北洋漁業の漁船の雑役夫としてベーリング海で働いていたのである。1992年発売の新潮文庫の「ポーラー・スター」を大学図書館で見つけたときは「ウソだろ?」としか思えなかったものだ。その後もベネッセ(「レッド・スクエア」1994年)、講談社(「ハバナ・ベイ」2002年)、と、複数の出版社を渡り歩きながら邦訳されていった。20年近くで4冊である。作者がレンコという独特な個性から離れられないのか、日本の編集者のあいだに熱烈なファンの地下組織でもあるのかわからないが、書くほうも書くほうだが、つきあうほうもつきあうほうだ。
こうなったら未読の「レッド・スクエア」と「ハバナ・ベイ」にも挑戦……といきたいところだが、「ゴーリキー・パーク」だけではなく「ポーラー・スター」も読者を鬱病にするような重苦しい長編だったんじゃあ! 鬱々しているときにそんな恐ろしい本読めるかあ! というわけで、もうちょっと落ち着いたときまで取っておくのである。それに、読まねばならない本、まだまだあるしな……。
それ以来、ずいぶんとひさしぶりの再読である。果たして人生経験(というほどのこともないが)を積んでからこの本を読むとどうであろうか? 楽しみではあったが怖くもあった。
……で、読んだわけだが。こんな大人向けの暗いミステリ、前途に希望を持ってるような高校生のガキが読んではいかん。こんな本を読むと抑鬱症を発症し、人間不信もはなはだしいひどい根暗人間になってしまうぞ。それほどまでに、冒頭、モスクワのゴーリキー公園で三人の惨殺死体が発見されるショッキングなシーンから、結末の雪中のシーンに至るまでの、死体がごろごろ出てくる、主人公であるソビエト連邦人民警察主任捜査官アルカージ・ワシレヴィッチ・レンコの転落行はすさまじい。書かれたのは1981年、まだソ連が健在で、冷戦ど真ん中という時代である。そんな中で、ロシアを舞台に、血の通った人間としてロシア人捜査官を描き、リアルな警察小説を書くというのがどれほど困難なことであったか、作者のマーティン・クルーズ・スミスも、彼に協力した亡命ロシア人などの情報提供者たちも、よほどの生命知らずであったとしか思えない。
ページを繰っても繰っても重苦しい裏切りと陰謀の連続で、死体が山のように増えていくが、プロット自体は堅牢で、真相も「なにもここまで」というような強烈なものが用意されている。そんな息が詰まるような空気に慣れてしまったせいか、結末でレンコがとった行動は、あまりにも救いがないものなのに、読んでいると妙な清涼感と感慨を覚えてしまうのだ。
ここまで書いたように、この小説は救いのない未来を予感させる、ある意味「美しい」結末を迎えるのだが、まさか大学在学中に、「続編」が読めるとは全く思わなかった。転落の果てに人民警察の職も社会的身分も党の信頼も何もかも失ったレンコは、北洋漁業の漁船の雑役夫としてベーリング海で働いていたのである。1992年発売の新潮文庫の「ポーラー・スター」を大学図書館で見つけたときは「ウソだろ?」としか思えなかったものだ。その後もベネッセ(「レッド・スクエア」1994年)、講談社(「ハバナ・ベイ」2002年)、と、複数の出版社を渡り歩きながら邦訳されていった。20年近くで4冊である。作者がレンコという独特な個性から離れられないのか、日本の編集者のあいだに熱烈なファンの地下組織でもあるのかわからないが、書くほうも書くほうだが、つきあうほうもつきあうほうだ。
こうなったら未読の「レッド・スクエア」と「ハバナ・ベイ」にも挑戦……といきたいところだが、「ゴーリキー・パーク」だけではなく「ポーラー・スター」も読者を鬱病にするような重苦しい長編だったんじゃあ! 鬱々しているときにそんな恐ろしい本読めるかあ! というわけで、もうちょっと落ち着いたときまで取っておくのである。それに、読まねばならない本、まだまだあるしな……。
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NoTitle
>魔界転生
それ、「大河」じゃないじゃん(^^ゞ
いいとこ、沼の周辺の湿地帯を流れる川、みたいなー(笑)
ていうか、大河ドラマネタはここの話題だったんだっけ?
来年だか、再来年だかの北条義時の話、別のとこで書いちゃったよ(^^;
それ、「大河」じゃないじゃん(^^ゞ
いいとこ、沼の周辺の湿地帯を流れる川、みたいなー(笑)
ていうか、大河ドラマネタはここの話題だったんだっけ?
来年だか、再来年だかの北条義時の話、別のとこで書いちゃったよ(^^;
- #20815 鏡はひゃくにひび割れて
- URL
- 2020.01/12 14:10
- ▲EntryTop
Re: 除夜のひゃくさん
いっそのこと、大河ドラマ「魔界転生」というのはどうだ。原作深作欣二、総監督三池崇史、脚本小林靖子。天草四郎役が松坂桃李で、柳生十兵衛役に窪田正孝。NHKの夜8時台のドラマなのにPG12指定。そのくらいのことをしなくちゃ、大河の再生なんて無理また無理じゃ!(笑)
NoTitle
>信長とほとんど関係ない戦国時代ドラマ
それはやりようによっては、結構面白そうだよね。
1年単位じゃなくて、4ヵ月くらい(3ヵ月だとさすがに短そう)の単位で、あちこちやったら面白いんじゃないかなー。
全然人気なかったけど、「琉球の風」「炎立つ」「花の乱」みたいな感じでさ。
個人的には「炎立つ」は大好きだったんで、あんな感じのやつなら見てみたいなー(^^)/
それはやりようによっては、結構面白そうだよね。
1年単位じゃなくて、4ヵ月くらい(3ヵ月だとさすがに短そう)の単位で、あちこちやったら面白いんじゃないかなー。
全然人気なかったけど、「琉球の風」「炎立つ」「花の乱」みたいな感じでさ。
個人的には「炎立つ」は大好きだったんで、あんな感じのやつなら見てみたいなー(^^)/
- #20779 除夜のひゃく
- URL
- 2019.12/31 17:43
- ▲EntryTop
Re: 赤鼻のひゃくさん
いっそのこと、信長とほとんど関係ない戦国時代ドラマを作るとか。
たとえばひたすら蝦夷地で南部氏と津軽氏が抗争を繰り返すとか、竜造寺孝信が大友氏と島津氏の間でひたすら抗争を繰り返した挙句、秀吉が西進してくる直前に死ぬまでの一代記やるとか、それならば「伊達輝宗」でもいいな(笑)
たとえばひたすら蝦夷地で南部氏と津軽氏が抗争を繰り返すとか、竜造寺孝信が大友氏と島津氏の間でひたすら抗争を繰り返した挙句、秀吉が西進してくる直前に死ぬまでの一代記やるとか、それならば「伊達輝宗」でもいいな(笑)
NoTitle
>いろいろと戦国ものもやりようがあると思う
結局、世間一般的には、戦国=信長(or秀吉と家康)みたいなところがあって。
その人が、信長がどのくらい関りがあるか?(ドラマや小説にした時に、信長の登場がどれほどあるか?)っていうのが重要で。
それが担保されないと、世間にはウケにくいみたいなところがあるんじゃない?(^▽^;)
結局、世間一般的には、戦国=信長(or秀吉と家康)みたいなところがあって。
その人が、信長がどのくらい関りがあるか?(ドラマや小説にした時に、信長の登場がどれほどあるか?)っていうのが重要で。
それが担保されないと、世間にはウケにくいみたいなところがあるんじゃない?(^▽^;)
- #20755 赤鼻のひゃく
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- 2019.12/22 13:44
- ▲EntryTop
Re: 東京ひゃくストーリーさん
龍造寺隆信もドラマチックな生涯送ったし、いろいろと戦国ものもやりようがあると思うんだけど。
なんかほりのぶゆき先生のギャグ「新井白石あばれ旅」みたいになってきたなあ……。
なんかほりのぶゆき先生のギャグ「新井白石あばれ旅」みたいになってきたなあ……。
NoTitle
>「おんな城主直虎」の立場は?
あぁあぁあぁあぁあぁ。
そんなの、あった!
いつ頃だったっけ?(^^ゞ
確かに、それがあるなら、その「佐竹義重」もアリなんだろうなぁー。
茨城県が魅力度ランキングで、せめて40位台を脱したら可能性あるかも!(^^)/
あぁあぁあぁあぁあぁ。
そんなの、あった!
いつ頃だったっけ?(^^ゞ
確かに、それがあるなら、その「佐竹義重」もアリなんだろうなぁー。
茨城県が魅力度ランキングで、せめて40位台を脱したら可能性あるかも!(^^)/
- #20721 東京ひゃくストーリー
- URL
- 2019.12/15 16:56
- ▲EntryTop
Re: 風と雲とひゃくとさん
たしかに「佐竹義重」よりも「島津義弘」のほうが視聴率取れるな……。って、誰も聞いたことがないうえに、大名ですらなかった「おんな城主直虎」の立場は?(笑)
NoTitle
>NHKは採用しないのか
NHKの職員はお金は何もしないでも入ってくるわけだけど、でも、自分たちが仕事をしてるーっ!っていう実感みたいなものが欲しいんだろうね。
だから、視聴率さえ取れれば、自分たちは「いい仕事してる」って、錯覚できて。
家に帰って、ビールを旨く飲めると。
ニッポン国民なんてもんは、カッコイイ俳優に織田信長をやらせて「人生50年んんん~」って舞わせれば、それで視聴率上がるわけだから、そんな冒険する職員はNHKにはいないと思うな(^^)/
つまり、作ったら相当面白そうだけど。
でも、視聴率は絶対取れなさそうな佐竹義重が大河ドラマの主人公になることは100%ないと思いまーす('ω')ノ
NHKの職員はお金は何もしないでも入ってくるわけだけど、でも、自分たちが仕事をしてるーっ!っていう実感みたいなものが欲しいんだろうね。
だから、視聴率さえ取れれば、自分たちは「いい仕事してる」って、錯覚できて。
家に帰って、ビールを旨く飲めると。
ニッポン国民なんてもんは、カッコイイ俳優に織田信長をやらせて「人生50年んんん~」って舞わせれば、それで視聴率上がるわけだから、そんな冒険する職員はNHKにはいないと思うな(^^)/
つまり、作ったら相当面白そうだけど。
でも、視聴率は絶対取れなさそうな佐竹義重が大河ドラマの主人公になることは100%ないと思いまーす('ω')ノ
- #20697 風と雲とひゃくと
- URL
- 2019.12/08 16:08
- ▲EntryTop
Re: ひゃっくりひょうたん島さん
どうでもいいけど大河ヒーロー、次あたりに「佐竹義重」というのはどうか……って思ったら、あまりにも偉大過ぎる「独眼竜政宗」様に唾する行為だからNHKは採用しないのか、ということに気づいた(笑)
Re: 吾輩はひゃくであるさん
仮面ライダーにはならなくていいから、せめて「覆面ライター」の仕事くらい欲しい。ビンボはつらい。
NoTitle
>最近のライダー
昔の仮面ライダーファンとしては、ワイヤーアクション独特の曲線の動きや、あとCGをつかった時点で「仮面ライダー」ではない!って、思っちゃうんだよなぁ~(^^ゞ
ていうか。
今時、「仮面」に「ライダー」って、どっちも死語だろ!って(爆)
昔の仮面ライダーファンとしては、ワイヤーアクション独特の曲線の動きや、あとCGをつかった時点で「仮面ライダー」ではない!って、思っちゃうんだよなぁ~(^^ゞ
ていうか。
今時、「仮面」に「ライダー」って、どっちも死語だろ!って(爆)
- #20639 吾輩はひゃくである
- URL
- 2019.11/23 12:48
- ▲EntryTop
Re: 機械ひゃく爵さん
それは仮面ライダーのスタッフが、
大人から子供まで楽しめる「昭和のプロレス」の見せ方を自家薬籠中の物にしているからです。
最近のライダーは、モデルが「K-1」のような「異種格闘技戦」なので、
好きな人以外はハマれないのです。(暴論)
大人から子供まで楽しめる「昭和のプロレス」の見せ方を自家薬籠中の物にしているからです。
最近のライダーは、モデルが「K-1」のような「異種格闘技戦」なので、
好きな人以外はハマれないのです。(暴論)
NoTitle
最近、MXテレビで仮面ライダーをやってるんだけど、今見ても(ツッコッミどころ満載なのに)カッコイよくて楽しい! ←いくつだ!(^^;
- #20614 機械ひゃく爵
- URL
- 2019.11/17 16:34
- ▲EntryTop
Re: ひゃーく・すかいうぉーかーさん
石森先生が、おんなじような話ばかり描かされていたせいか、キカイダーやイナズマンで妙な方向への暴走をはじめ、サイボーグ009にいたってはなにをやりたいのかもよくわからないありさまに。
石森先生は、好きに「ジュン」を描いてもらっていたほうが、「マンガ日本経済入門」や「マンガ日本の歴史」なんかで晩節を汚されるよりマシだったんじゃないかなあ。
石森先生は、好きに「ジュン」を描いてもらっていたほうが、「マンガ日本経済入門」や「マンガ日本の歴史」なんかで晩節を汚されるよりマシだったんじゃないかなあ。
- #20594 ポール・ブリッツ
- URL
- 2019.11/11 13:19
- ▲EntryTop
NoTitle
>読んで鬱になることでは石森ヒーローしてる
あぁ、石森漫画ってそうらしいですね。
アニメやTVドラマしかしらない、そんなイメージは今までなかったです。
あぁ、石森漫画ってそうらしいですね。
アニメやTVドラマしかしらない、そんなイメージは今までなかったです。
- #20581 ひゃーく・すかいうぉーかー
- URL
- 2019.11/04 15:22
- ▲EntryTop
NoTitle
>読む気がどんどん湧いてくるだらう
ま、「イナズマンフラッシュ!」の一声で敵が全部倒れちゃうような話、よりは読む気が湧くかも(^^;
ま、「イナズマンフラッシュ!」の一声で敵が全部倒れちゃうような話、よりは読む気が湧くかも(^^;
- #20555 ひゃくの焦点
- URL
- 2019.10/27 15:31
- ▲EntryTop
NoTitle
>マジで「サナギマンのままで苦闘する男の話」みたいなもん
その、あまりに絶妙すぎる比喩(たぶん)で、どんな小説かわかった!(爆)
その、あまりに絶妙すぎる比喩(たぶん)で、どんな小説かわかった!(爆)
- #20525 ひゃく軒店商店街
- URL
- 2019.10/14 16:14
- ▲EntryTop
Re: 赤いひゃくねと緑のひゃぬきさん
マジで「サナギマンのままで苦闘する男の話」みたいなもんだから読むときは覚悟を決めようね(笑)
Re: 面白半分さん
ハヤカワ文庫で上下巻ですからねえ。好みに合えば極上の読書時間を保証できますが、好みに合わなかったら地獄でしょうな。ほんとに陰謀と裏切りと殺人しか出てこない話ですので(^^;)
NoTitle
タイトルを目にしたことはあったけど、なるほど。そういう話(?)なのね。
ていうか、ゴーリキーって、富士山の荷揚げの人でなく、イナズマンの変身の時の呪文(?)でもなく、そっちだったのね(^^ゞ
ていうか、ゴーリキーって、富士山の荷揚げの人でなく、イナズマンの変身の時の呪文(?)でもなく、そっちだったのね(^^ゞ
- #20503 赤いひゃくねと緑のひゃぬき
- URL
- 2019.10/06 15:28
- ▲EntryTop
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Re: 鏡はひゃくにひび割れてさん