FC2ブログ

    映画の感想

    「魔界転生」見た

     ←アーサー・ヘイリー「殺人課刑事」読了 →マイノリティ
     これまで長いこと、「見るつもり」でDVDを借りてはいたものの、そのまま見ないで返却、ということを繰り返していた作品である。根性を据えて、ようやく見てみた。

     感想。

     面白い。めちゃくちゃ面白い。国産ファンタジー映画の中でも最高傑作のひとつだろう。

     一世一代の天草四郎像を作ってみせた沢田研二は当然として、柳生十兵衛の千葉真一、柳生宗矩の若山富三郎、細川ガラシャ役の佳那晃子、もう、みんな色気たっぷり。色気過剰。端役の一人ひとりに至るまでみんな色気過剰で生命力過剰だ。そんな面々が、もう、冷静に考えるとムチャクチャとしか言いようがない話を、ムチャクチャに語っていく。目もくらむような画面が次から次へと現れて、脳味噌を働かせている暇がない。PCで感想記事でも書きながら、と思っていた自分がバカだった。二時間、画面に目が釘付け。

     これだけの映画作ったら、もう、角川春樹、どこまで横車を押すむちゃくちゃやっても許しちゃう。

     「明治天皇と日露大戦争」クラスのぜいたくでキンキラキンした、鬱が吹っ飛ぶ作品であった。

     昭和の人間元気だなあ。とにかく、見たことない人で、元気がない人がいたら、見なさい。命令。

     ああ楽しかった。
    関連記事
    スポンサーサイト






    もくじ  3kaku_s_L.png 風渡涼一退魔行
    もくじ  3kaku_s_L.png 鋼鉄少女伝説
    総もくじ  3kaku_s_L.png ほら吹き大探偵の冒険(児童文学)
    総もくじ  3kaku_s_L.png 夢逐人(オリジナル長編小説)
    総もくじ  3kaku_s_L.png 残念な男(二次創作シリーズ)
    総もくじ  3kaku_s_L.png ショートショート
    総もくじ  3kaku_s_L.png 紅探偵事務所事件ファイル
    総もくじ  3kaku_s_L.png 銀河農耕伝説(リレー小説)
    もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
    もくじ  3kaku_s_L.png リンク先紹介
    もくじ  3kaku_s_L.png いただきもの
    もくじ  3kaku_s_L.png ささげもの
    もくじ  3kaku_s_L.png その他いろいろ
    もくじ  3kaku_s_L.png SF狂歌
    総もくじ  3kaku_s_L.png 剣と魔法の国の伝説
    もくじ  3kaku_s_L.png 映画の感想
    もくじ  3kaku_s_L.png 家(
    もくじ  3kaku_s_L.png 懇願
    もくじ  3kaku_s_L.png TRPG奮戦記
    もくじ  3kaku_s_L.png 焼肉屋ジョニィ
    もくじ  3kaku_s_L.png ご意見など
    もくじ  3kaku_s_L.png おすすめ小説
    もくじ  3kaku_s_L.png X氏の日常
    もくじ  3kaku_s_L.png 読書日記
    【アーサー・ヘイリー「殺人課刑事」読了】へ  【マイノリティ】へ

    ~ Comment ~

    Re: 矢端想さん

    あの沢田研二をキャスティングした天草四郎のキリシタンバテレンの妖術使いは革命的でしたねえ……あれ以降、どんなキャラ出しても、あれのパロディか、あれを念頭にしたアンチテーゼか、のどちらかですもんなあ。服だけでもダメで、沢田研二だけでもダメ。沢田研二があの服着ないとダメ、という……。沢田研二はあれと、『トキオ』でコスプレ界の頂点を極めちゃいましたなあ……。
    炎の中でのチャンバラすごいですよね。今ならCG使えば当たり前のようにできますけど、役者が全身汗みどろになって切り結ぶという感覚はちょっと出せないでしょう。
    今の世の中だったら、封切り一週間後には『魔界転生2』がクランクインしてますな(笑)それで3年後くらいに『魔界転生3』と『魔界転生リターンズ』が出て、「ああ、作るんじゃなかったなあ」とw

    NoTitle

    おお、中学生の時家族で観に行きましたよw。ストーリーほぼ覚えてないけど確かに濃い映画でしたね。
    ジュリーの真似して「エロイムエッサイム…徳川の稲は枯れよ」とかやってました。ノートに魔界転生なぞったガンパロ(意味不明)まで描いたりして。「魔物を斬るには魔物の剣」とか言って村正に一振り打ってもらうとかまさにファンタジーっぽいケレン味も良い(それで村正は力尽きたかと)。
    ところでラストシーン、本当に炎の中で撮ったんだってね…昭和は恐ろしい…熱い!(火が)

    Re: miriさん

    「メッセージ性」とは真逆の人ですから(^^;)

    「なにをいいたいんだかよくわからなかったけど、出てくる人が過剰すぎるほど元気過剰で、見終わってからなんかわからないけど元気になった」っていう映画を撮らせると実力が出るタイプの監督で。

    ノンジャンルエンターテインメントを先取りしてた人なのかもしれませんね。わたしは好きです(^^)

    こんにちは☆

    >そんな面々が、もう、冷静に考えるとムチャクチャとしか言いようがない話を、ムチャクチャに語っていく。目もくらむような画面が次から次へと現れて、脳味噌を働かせている暇がない。

    そういう映画ですね~!
    深作欣二って嫌いなんですが、でも、昨年再見したら
    けっこう面白かったです。

    たしかに昭和人間向きです(笑)。


    .

    Re: miss.keyさん

    角川春樹は、この映画では「製作」であり、要するにプロデューサーですな。プロデューサーの権力というものは特にこの映画以降は強大で、なにしろプロデューサーがうんといわなければ監督でさえ金を自由に使えないわけですからねえ。

    「天と地と」は、そうしたプロデューサーをやってた人間が慢心して「これなら自分にも映画くらい撮れる」と錯覚しちゃったのが全部いけないのではないかと思います。「人間は自分の能力の限界をちょうど超えたところまで出世する」(マーフィーの法則)

    Re: 椿さん

    セットからして明らかに「リアリズム」に背を向けてることがわかりますので、もう、ムードが最高のヒロイックファンタジーでした。

    あのくらい監督もキャストも存在感を主張してくれないと、ヒロイックファンタジー映画なんて撮る資格はないんじゃないかとさえ思います。

    あのジュリーだったらシュワルツェネッガーのコナン・ザ・バーバリアンにも勝てます(笑)。

    ストーリーはすっかり忘れましたが

     死にそうな人が天草四郎の魔術で生き返って十兵衛と戦うってやつでしたよね。最後どうなったんだっけ。
     カドカワ映画全盛の映画はこれとか里見八犬伝とか無茶苦茶ぶっ飛んだのが多かった気がします。完全に割り切っちまえば面白い。
     しかし角川春樹、真面目にやるとダメっぽい。「天と地と」なんか、折角あれだけの映像撮っておきながら、あのストーリーにあのラストって無いよなぁ。・・・て、魔界転生の監督、角川春樹じゃないやん。

    NoTitle

    むかーし、テレビでやっていた時に見たような気がするのですが、あまり印象に残っていないです(^^;
    面白いらしいですよね。ちゃんと見たいとは思っていますが、いつ見られるかなあ。

    Re: ECMさん

    沢田研二が絶好調の時の映画ですからね。

    あのすさまじく濃い天草四郎見てると疲れも吹っ飛びますな(笑)

    「真田広之逃げて、超逃げて」(by平野耕太(笑))

    NoTitle

     昔TVでやったときに見ましたが、すでに記憶があいまいです。
     若い沢田研二を見るのもいいかもしれませんね。
    管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

    ~ Trackback ~

    卜ラックバックURL


    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    • 【アーサー・ヘイリー「殺人課刑事」読了】へ
    • 【マイノリティ】へ