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    X氏の日常

    書物

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     誰にも読まれることのない高貴な書物と、

     次から次へと読み捨てられてあとには何も残らない下劣な書物では、

     はたしてどちらが良書であるか、

     彼は自分の書棚を見て考えずにはいられない。

     マイナス二百であることは、ゼロであることよりも価値のないことなのか。

     誰かが読むことがわかっている本をトータルに評価するならば価値がないといってもいいだろうが、

     自分自身にとってはどうなのか。

     自分にとってマイナス二万であることは、ゼロであることよりも自分にとって価値のないことなのか。

     血にも肉にもならないものは、完全に毒であるものよりもまだ有意義であるのだろうか。

     彼は書棚をにらんで考える。考えざるを得ない。
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    ~ Comment ~

    Re: 椿さん

    やっぱり「絶対値」で考えるべきなんですかねえ。

    どうしようもない本であっても、読むのに費やした時間は同じですしねえ……。

    NoTitle

    うーん。自分に響くかどうかだけで、深く考えていないですね、自分は(^^;

    十年、二十年で書店から消えてしまった娯楽作品でも一生の宝物という本もありますし、古典も好きですし。
    そもそも、本が好きじゃない人には高貴な書物も下劣な書物も等しく紙ゴミですからねえ。

    考え出すとキリがないから考えないようにしているのかもですが。

    Re: 面白半分さん

    こういうことを夜中に布団の中で考え出すと睡眠にも健康にも悪い、ということが、けさの最悪の目覚めの中でわかったであります……。今日こそは早く寝よう……。

    NoTitle

    どっちなんだろう。

    特異点のゼロよりはマイナスでも何かが生まれる気がする。
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